猫空のそらに恋して
恋してやまない台湾を旅した。3回目だ。
短期間だったけれども、よいリフレッシュになった。
茶畑の広がる猫空へゴンドラに乗って向かった。
茶葉を使った料理が食べられるレストランで美味しい鉄観音茶を飲みながら、ひたすらぼーっとする。
空と山と台北の街をずーっと眺めていた。晴れていたので「台北101」も見ることができた。こんな優雅な時間を満喫できただけで、今回の旅は大成功だ。
台北に行ったら必ず行く龍山寺へ。
お参りした後、近くローカル食堂で夕飯を食べた。近所のおじいさんやおばあさんたちで混み合い、やけに活気づいていた。「台湾に来た!」という感じで、テンションが上がる。台湾旅行では、いぶしぎんで美味しい食堂を開拓するのが楽しみなのだ。
お店の掲示を見落としていて、副菜の取り方を間違えて沢山取りすぎていた。店員さんが「間違ってるけどまあいいよ!」と笑顔で言ってくれて、通常の価格で食べることができた。
こういうアバウトで優しいとことも台湾のいいところだと思う。日本だととがめられてしまい、こうはいかない。
「絶対に食べに行こう!」と決めていたお店のマンゴーかき氷。
ビッグサイズにも関わらず、台湾に来たらなぜかペロッと食べられる。味が日本よりほんの少しあっさりしているからかもしれない。マンゴーもたっぷりゴロゴロ乗っていて至福そのもの。ちなみにスタバのコーヒーも薄味でコクが全然ない。台湾人向けにあっさりさせているのだろうか?
2泊3日の台北ひとり旅。よく食べてたくさん歩いて異文化に触れた。
帰国。成田から新宿に向かうリムジンバスから眺める夜の東京は静かで整然としていた。台湾の人情味の溢れる雑多な雰囲気が既に懐かしく感じた。
海外を旅すると大なり小なり文化の違いを肌で感じて新鮮である。その感覚を積み上げることで少し視野を広げることができると思う。台湾のこと、もっと勉強したい。また近いうちに遊びに行こう。