あざらしの闘病生活
発覚の経緯
ひとつ前の記事に書いたとおり、あざらしは昨年尿毒症からの急性腎不全になり、手術をして回復しました。
その後の経過はとても順調で、尿道も腎臓も異常なく元気。少しずつスキンシップも増え穏やかな日々を過ごしていました。
今年3月に私が出産し退院したあと、あざらしは血尿と血便により体調を崩します。原因は不明ですが、すぐに病院に連れていき投薬することで回復しました。赤ちゃんが来たことによりストレスがかかってしまったのかもしれません。
そしてその1か月後の4月末には年に一回の健康診断を受け、どこにも異常はなく安心し日々を送っていました。
ところが5月末、あざらしが少し元気のないことに気づきます。食欲が減り、カリカリを完食せず残すように。次第に一食分食べなくなりました。大好きなガシャポンにものってこない。鳴き声も小さい。
病院に連れていくと、先生の見解としては膀胱炎、または膵臓炎(ただし多くは高齢猫なので可能性は低い)の可能性などでした。1か月前の健康診断では異常がなかったこと、トイレは問題なかったことから、まずはステロイドと抗生剤の注射を打ってもらい様子見をすることに。元気にならなければ精密検査となりました。
FIP疑惑
その2日後、引き続きあざらしの元気がないので病院に行き、レントゲンと血液検査を行いました。
その結果、胸水で胸に水が溜まっていることが発覚。胸水は粘着性のある液体。胸水を引き起こす病気はFIP、心不全(肥大性心筋症)、リンパ腫など。レントゲンからリンパ腫と心不全の可能性は低い。年齢的に考えにくいが、血液検査の結果と合わせてFIPの可能性が極めて高い、との診断でした。
まさか我が家の猫ちゃんがFIPになるとは思ってもみませんでした。子猫や高齢猫のFIP発症は見かけますが、成猫の発症は至極まれ。相当のストレスがかかったと思われます。心当たりは・・・一週間前から始まった家の裏の工事です。先生曰く、恐らくそれでしょうとのこと。新しい家族(猫)が増える、工事などが猫のストレスの要因となることはよくあるそうです。家の裏の工事。。それが直接的な原因かは立証しようがありませんが、めちゃめちゃ恨みます(涙)
具体的な治療法については、次回の記事に書かせていただきます。