2023/2/3 雇用統計、サービスPMI、ISM全てタカ材料
雇用統計は51.7万人の非農業雇用者増。各社予想のどれもを超えて大幅に上昇。
レジャー、ホスピタリティ、プロフェッショナルビジネスサービス、ヘルスケア中心に増加。昨年7月来で最大。平均時給は0.3%増と昨年9月来の伸びに鈍化。賃金上昇に於いてもレジャーや教育が寄与している模様。
労働参加率は62.4と上昇し昨年3月来で最高。不完全雇用率は6.6%と6.5%から上昇した。
失業率は3.4と低下→やはり労働需要が強いのはサービスなど中心か?
成人、未成年問わずいずれも低下。
人種は白人、アジア、ヒスパニックでは失業増。黒人で低下。学歴別では高卒以上の学歴増で失業増、低学歴増で失業低下。
サービスPMIも予想46.6に対して46.8となり上振れ。
ISMは55.2まで上昇。予想49.2と不調を予想していたことから大きく加速。雇用もさることながら新規受注が前月から大きく反発。
雇用統計後、ドル円は130円を上抜けPMIやISMに備えつつま130.5にトライ。2年は4.25%付近まで、10年は3.5%付近に。金利も短い年限(2年〜3年)中心に上昇。
ISM後はさらに上がるか?株式は大幅に下落。ここ最近上昇していたナスダックが特に大コケ。決算結果と経済指標のGood news(FEDのタカ化懸念)が効いている。