2/15 CPIからのタカ派織り込み
昨日のCPIは市場予報を上回り値が荒れる展開。Fed高官スピーチはタカハトまちまちだが結果を見るとタカ派を織り込んだ。金利は強烈なベアフラット。ドル指数は横ばいだがドル円は上昇。株式は全体的に下げるがテック中心としたナスダックは耐えた形。
本日も小売売上高やNY連銀指数、鉱工業生産、NAHB住宅市場指数などを控える。
小売売上高は消費のセンチメントを測る上で注目を集める。昨日のCPIに続いてNAHB住宅指数なども不動産市況を測る上で材料視されるか。
米金利は昨日の流れ継続でベアフラット継続。円金利も上昇しているがドル円は上昇の勢い止まらず133.5のストップを超えて小売売上高を控える。予想を超えると134円に挑む流れか?
市場はFEDがこれまで主張してきた通り、今年後半の利下げ織り込みを後退させつつある。今後のインフレ指標が上振れを継続することと景況感の安定を確認する場合、FEDが更なる利上げを織り込むことになる可能性もあり得る。