MOIW2023 旅行記③ Day1、祭(2023.2.11土)
めちゃくちゃ時間がかかってしまいました。
ライブが始まるまでがとても長いです。ライブレポートのみを見る場合は目次から飛んでください。
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幕前前
day1の当日。
結局7時半くらいに一度目が覚める。なかなか覚醒せず8時を過ぎてようやく起き上がる。
朝ごはんを食べて荷造りをしたら9時半を過ぎている。
結局ライブ中の服装が決まらない。セツナビートのときのライブTシャツがあった気がするんだけど、どこにもない。荷物整理のときに捨ててしまったかもしれない。
現地でライブTを調達したい。
MOIWのグッズは一切事前購入してなかった。自分はシャニしかわからないし、そんなに気合いをいれずにふらっと参加しようかと思ってた。
でもMOIWに向けたアイマスチャンネルとかアソビストアの配信を見てるとだんだん気分が盛り上がってきて、やっぱり記念にライブTくらいは欲しいなという気分になる。
白か黒か。どっちが在庫があるかわからない。というか買えるかもわからない。最悪そのままの格好で参加しよう。
ロングTシャツにカーディガン。結局普段会社に行く格好とさほど変わらない格好に落ち着く。上着だけ薄めのレインコートにする。
歯ブラシとかその辺を最後に詰め込んで口を閉める。
余裕もって起きてるはずなのにイベントへの出発前はいつもぎりぎりになるのは何で何だ。
パンパンになったザックを担ぐ。
地下鉄の時間に間に合うように家を出る。
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キオスクで水だけ買って10:30発の新幹線に乗る。
3人掛けの窓側席。二つ隣は缶チューハイを開けている。
AppleMusicでプロデューサーの皆さんが作った予習プレイリストを聞く。3週間前から予習を始めてたんだけど、もちろん完璧の状態にはなっていない。
出演ユニットから予想して当たりをつけて聞く。765、シンデレラ、ミリオン、SideM、どれも曲が強い。
あっという間に大宮まで来ている。東京までのわずかな間だけど、目を休ませるために目を瞑る。
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東京駅で降りる。
総武線?でお茶の水まで移動する。お茶の水は高校生の頃に塾に通うためうろついていた街だ。10年以上経っていてもうあんまり記憶はないけど。
お茶の水から東京ドーム近くにとったホテルまで歩く。人があまりいない時間帯のお茶の水のあたりの感じはなんか落ち着く。ホテル近くにバスケットコートがあって小中学生くらいの子らが遊んでいる。
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ホテルに着いた。
13時近い。
ザックに入れていた卸したてのスニーカーに履き替えて財布とペットボトルの水以外の荷物はフロントに預ける。
今日はチェックインするお客が多いので14時に整理券を配布するとのこと。確かにたくさんの人がフロントのソファで時間を潰している。
身軽になって東京ドームに向かう。
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東京ドームまでは歩いて行ける距離。
途中の道で既にプロデューサーっぽい人をたくさん見かける。
JRAの目の前に出る階段を登る。
東京ドームシティは一般の家族連れと競馬ファンとプロデューサーでカオスだ。
小階段を登って降りる。
東京ドームに近づくにつれプロデューサーが増えていく。
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東京ドームの前はプロデューサーでごった返している。
ノボリの前で多分友達連れで集まっていたりして楽しそうだ。
ノボリもこの時間で見ようと思ったけど違う時にしよう。
物販の列に並ぶ。
アプリのカゴにパンフレットとTシャツを入れる。パンフレット1つ5000円にちょっと怯む。(大部のカラー刷りであり各キャストに1ページ割いてるので当然の値段だと今は思う。これを書いてる時もまだ全部は読めてない。)公式イベントロゴのTシャツは黒も白も残っている。さんざん迷った挙句、開催記念Tシャツシリーズのシャニマスのやつにする(5本線の1本がシャニの色に塗られているやつ)。隣の人と打ち解けるときにどこのブランドのプロデューサーかぱっと分かった方がいいかなと思ったのと、シャニのプロデューサーを代表する気持ち(気持ちだけ)を表明したいため。
さくさく列は解消されて、流れるように注文レシートを発行、レジに着く。キャッシュレス専用レジの方が捌けが悪い。
キャッシュレスも色んな手段があるから、こう人が多いと逆に時間かかるよね。
現金専用レジに並ぶ。5分またずに会計に着く。
レジの方にレシートを手渡す。
レジのすぐ後ろに各種商品が並べられており、レジの方がそこから商品を取り出していく。リアルタイムで商品が売り切れていき、棚出しのリーダー格の女性が売り切れた商品番号を叫ぶ。商品数とレジの数が多いのとでレジ裏は戦争状態みたいだ。何事もなくパフレットとTシャツを受け取り会計を済ます。
ここで気付いたけど買い物袋を忘れてきた(財布と水しか持ってない)。
パンフレットとTシャツとペットボトルの水を忙しく抱えて東京ドームシティを後にする。
多分ホテルに戻ったら、14時ちょっと前に着くちょうどいい時間。
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ホテルのロビーに着く。
確かに今日チェックインする人たちでごった返している。
プロデューサーだけじゃなくて、色んなライブの拠点になってるらしい。嵐とかsnowmanとかman with a missionとか、とにかく色んなライブ客がたくさんいる。ロビーには待合用の椅子がたくさん用意してあってそこで思い思いに屯している。
私も空いてる席に座り、暇つぶしにパンフレットを開く。
キャスト一人一人のページは人前で読むのは少し恥ずかしいから(すいません)座談会のページを読む。
各ブランドからキャスト一人ずつが集まっての座談会。見開きで5ページくらいあってかなり読み応えがある。シャニマスからは峯田さんが登場していた。先輩に囲まれており、合同ライブに初出演となるシャニ、その代表として座談会に出ていること、本文から高揚感と緊張感が伝わってくる。
途中まで読んだところで整理券配布が始まる。整理券を受け取るときに15時から整理券の順に受付をする旨の案内がある。
ほぼ丸々1時間の空き時間があるわけだけど、東京ドームまでまた行って帰ってくるのは忙し過ぎる(し欲しいものは買ったので用事もない)。
ホテルの周りで昼飯を食べることにする。今食べればライブ中に空腹で元気がなくなることもないだろう。
ホテルの裏にあるアイガーデンテラスというレストランを中心とした複合施設に向かう。スターバックス、中華、焼肉、イタリアン、少なくともどれかには入れるだろう。
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アイガーデンテラスの1階にあるスターバックスはすでに満員で、おそらくプロデューサーと見られる方で埋まっていた。
1階にセブンイレブンもあるけど、東京まで遠征してきて昼くらいは美味しいものを食べたいし、ライブ前に気分も上げていきたい。
2階に上がり空いてる店を探す。外観も店内装飾も黒1色のタイプの焼肉屋と中華料理屋とイタリアン。
イタリアンが一番軽くて入りやすそうだ。
店の前に開いて置いてあるメニューを確認、値段も大丈夫。
店員に案内されて窓際のテーブル席に着く。一人だから座る場所が難しいけど、キッチンの出入り口に近いから店員と目が合いそうだなと思い店内に背を向けて窓の外がよく見える位置に座る。
ランチメニューはパスタかピザ。出来るだけここで時間を潰せるようにピザにする。アイスコーヒーも頼む。
注文をして周りの様子をちょっと伺う。
入った瞬間から若干心配になったけどやはり立地柄結構ハイソサエティな客層だ。
隣のまだ距離がある感じのカップルは二人とも働いていそうだったし、盛り上がり方も大人しかった。他のお客もプロデューサーっぽい男連れ(すいません)はおらず、身入りが良さそうな家族連れかカップルだった。
さすがにパンフレットを堂々と開いて読む気にはなれなかった。というかペットボトルの水持って入るのは歓迎されてないだろうな、とは思ったけど注文しちゃったし出るわけにもいかない。せめて上着で荷物を見えないようにする。
スマホでホテルの受付状況を確認する。もちろん始まってるわけがない。
そういえば、と思い出してPグリをインストールする。
前回現地参戦したムゲンビート(昨年10月)では初めてプロデューサーから名刺をもらった。その時は何も渡せるものを持ってなかったのでとりあえずTwitterのアカウント名をお伝えしたけど、名刺あった方がいいなあと思っていた。
あまり使ってる人がいないと噂のPグリだけどないよりはマシだし印刷物の名刺を作るのは骨が折れそうなので今回即席で作ることにする。
あさひ担当で作成。カードデザインとP名だけ設定してあとはデフォルトで済ます。
ちょうど作り終わったところでサラダ、それにピザがくる。
ピザは普通に一人で満腹になるボリューム感があり美味しかった。パンピザじゃなくて生地が薄く具が多いタイプ。マルゲリータに小さい帆立の貝柱がころころと乗っかっている。めっちゃ満足した。
結構いい時間になっている。
スマホで確認するとまだ15時前だが、ホテルの受付が始まっていた。アイスコーヒーは急ぎで飲む。
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ホテルに戻る。
既に渡された整理券の番号は呼ばれていて、すぐにチェックインの列に並ぶ。流れるようにチェックインする。
部屋のカードを受け取ってエレベーターに乗る。私以外は6人連れのジャニーズファンだった。
自分の部屋に入る。
普段泊まらないような高級感がある部屋だ。宿を取るのが遅かったせいでビジネスホテルに入れずホテルメトロポリタンエドモンドに取って良かった。2泊3日の宿泊代は今は考えずにおく。
ホテルからドームまでは長く見て15分。16時過ぎにホテルを出れればいい。
荷物を置いて水を飲んで一息つく。
髭を剃ってシャワーを浴びながら顔を洗う。歯を磨く。多分無自覚にテンパっていて、間違えて自分が持ってきた洗顔料で歯磨きしてしまった。口の中がぬるぬるする。
髪をセットする前にライブ参戦服に袖を通す。ランニング用の長袖インナーの上に先ほど調達したライブTシャツ。動きやすいストレッチパンツに新しいスニーカー。気分が上がる。がっちり目に髪をセットする。
ペンラ関係を揃える。今回サイリウムを持ち込むのでそれを手元である程度ストックできるよう無印のサコッシュを用意した。サコッシュの中にペン立てを2種入れて、中で色が混ざらないようにしてある。UO一袋とUR3本。それといつものミックスペンラ。替えの電池も持っていく。
小さいポケットティッシュと龍角散ダイレクトを持っていく。ライブ観戦に効くと言われるブルーベリーのサプリを飲む。ライブ途中でも飲むので数錠ラップに包んで持っていく。
エコバッグにそれらを詰め込んで最後に空き時間の暇つぶし用にパンフレットを入れる。タオルも忘れてはいけない。シャニ4thのタオルをきちんと折りたたんで入れる。
準備が整った。既に16:15ほど。
結局急いで部屋を出る。
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歩いてすぐだから間に合わないことはないわかる。でもどうしても足が早まってしまう。東京ドームを向かう人はほとんどがプロデューサーと思われる格好だ。
JRAの前に出る階段を上がる。
物販の時と比べてイベント前特有の高揚感に包まれた人々が目に入る。みんな足早にドームを目指す。プロデューサーの流れに乗ってドームまで行く。
ドームの前は人でいっぱいだ(ヘッダーの写真はそのときの様子)。ゲートの番号に従って入場案内が始まっている。一番手前のゲートの入場待機列に膨大な人が並んでいる。どのゲートから入っても中で移動できるから空いているゲートから入るよう整理員の方が叫んでいる。しかし、たくさんのプロデューサーの話し声でよく聞こえない。私の入場ゲートは右奥の方なので人波をかき分けて移動する。
私のゲートは比較的空いていた。荷物チェック、検温、チケット確認。スムーズにドームの回転扉に吸い込まれる。
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Day1は2階席だったので中の階段で2階に上がる。1塁側一番はしっこの入り口から観客席に入る。
まずびっくりしたのは会場の広さと野球ドーム特有の傾斜がキツめの席の構成。ここ2階席1塁側から3塁側を見ると、ほんとにプロデューサーが壁一面にびっしりいて壮観だ。
席は2階席の2列目。1列目は安全確保のために着席しての鑑賞になるから実質的に2階席の最前だ。とても気分が上がる。さすがにステージまでの距離はかなりあるが、上から見下ろす形でステージの全景が端から端までよく見える。
ステージ構成は横長のメインステージこら花道が伸びていてドーム真ん中のセンターステージに繋がっている構成。シンプルだ。センターステージには星が描かれている。アリーナの客席外側の通路がかなり広い。見るからにトロッコが走りそうだ。センターステージは大きな3つの星がメインのテーマになっている。
上着を脱ぐ。前の席の背にドリンクホルダーが付いていて皆さんそこに飲み物を差していた。途中で調達してこなかったので何か買ってこよう。一旦荷物を全部席に置いて自販機を探す。時計を見たら既に16:40くらい。
自販機はすぐ見つかった。事前の案内通りキャッシュレスオンリー。VISAカードのタッチで決済しようとしたがうまくいかない。Suicaで決済する。予備で持ってきていてよかった。リンゴジュース。それ以外の冷たい飲み物は炭酸しか残ってなかった。
席に戻る。ドリンクホルダーに飲み物をセット。サコッシュを取り出してUOとURを入れる。龍角散ダイレクトを飲む。タオルを出して肩にかける。準備完了。
左隣はまだ来ていない。右隣は男性プロデューサー。首にかけているタオルを見ると私と同じのシャニ4thのタオルだ。しかも着てるシャツも同じシャニのもの。
しばらく席から見えるステージと会場の様子を見ている。Cryst@loudが流れている。クラップのところでは半分くらいの人がクラップする。右隣のプロデューサーもクラップしている。私もクラップする。
意を決して右隣のプロデューサーに話しかける。タオルを指差して「シャニですか?自分もシャニなんです。」「誰担当です?」「あさひです。ストレイです。」「ストレイ良いですよね。ストレイが来たら暴れちゃうかもしれない笑。うるさかったらごめんなさい。」「いえいえ全然」
今回初めてUOとURを用意した話をしたら、プロデューサーさんはムゲンの時はストレイライトのターンでずっとURを折り続けるほど熱心に応援していたが今回は不覚にも用意できなかったとのこと。3本あるURを1本あげた。「ストレイは3曲もやらないと思いますから。」「ありがとうございます。虎の子の1本で大事に使います笑。」
話していると左隣のプロデューサーも来た。よろしくお願いしますの挨拶だけ交わす。
場内のCrys@loudの音量が一段上がった。
幕開けだ。拍手があがる。
照明が落とされ、真っ暗になる。
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幕前
音無小鳥さんがモニターに映される。「緑の声をもつ同業者の方々で注意事項を説明します!」で歓声があがる。事務員の皆さんが順に登場する。はづきさんと小鳥さん以外は初めてお目にかかった。
今日が事務員なら明日は社長勢揃いかな。
声援の禁止がアナウンスがない。シャニは3rdから見てるけどずっと声援が禁止されてたから不思議な感じだ。
オーバーチュア
各ブランドの参加ユニットがモニターに映し出される。シャニのターンでは隣のシャニPと一緒にでかい声を出した。左隣りのプロデューサーの反応を見るとシンデレラのPらしい。
最後に参加アイドルが画面いっぱいに積み上がっていく。圧巻だ。
01.THE IDOLM@STER
会場が暗転する。
「プロデューサーさん!ドームですよ!ドーム!」
春香さんの声だけが響く。
今日一番聞きたかった言葉だ。会場のプロデューサーのテンションが爆発した。シャニから入ったとしても特別な意味合いを持つことは知っていた。特別な時間が始まる。
そしてイントロが流れる。
歓声なのか泣き声なのか呻きなのか叫びなのかわからない声が上がる。
曲が始まると凄まじいコールの応酬。正直なところ、この曲に関してはステージの記憶がない。あまりにコールの迫力と勢いが凄くてステージよりもコールの印象しかない。
02.Shine!!
03.Glow Map
04.DRIVE A LIVE
会場一体が各ブランドのカラーのペンライトで彩られていく。各曲のイントロが流れた瞬間の叫びで本当に各々のブランドのプロデューサーがこの曲を大事にしていることが伝わる。
DRIVE A LIVEでの「せーの!」からの「SideM!」はとても気持ちいい。男性アイドルだろうがアイマスの一員なんだ。それを受け入れる気持ちを会場から強く感じる。
05.Resonance+
さてこの流れでシャニは何がくるんだろう。鉄板でいったらシャイノグラフィ、Spread the wingsのどちらかだろう。
ゆったりしたイントロ。3rdツアーで死ぬほど聞いたものだ。まさかResonance+が来るとは。
後から声を重ねるイメージで多ブランドの合同に最適、という解釈を見かけて納得した。
06.ビーチブレイバー
圧倒的な幕開けから765プロASのMCを挟み、さあ合同ライブ本編の1曲目。キャストさん(どなたか失念)から「どうぞ!」の合図があり、ドームが暗転する。息を呑む雰囲気。ここから先は、もうどの曲が来るかわからない。
聞き覚えのあるイントロが流れた。一度聞いたら忘れられない、あのバキバキのシンセがさっきまでドームに満ちていたセレモニー的な繊細な空気を砕く。右隣のシャニPが叫ぶ。私も叫ぶ。今日はアイマスが到達した特別な日だ。でも全てのアイマスがごった煮になったはちゃめちゃなお祭りだ。
放クラが全ブランドの中から先鋒を任されたことに胸が熱くなる。しかも放クラ全員揃っている。放クラの面々もテンションが爆発している。
コールが解禁されたビーチブレイバーなんて切り札中の切り札だ。それを一番最初に切るなんて。本気を感じた。ぶち上げるしかない。モニターにはコールが映し出されている。全力でコールする。これがアイマスのライブだ。
途中から他ブランドのアイドルが合流する。さらにボルテージが上がる。自ブランドの曲じゃなくても油断できないことを確信し戦慄する。
楽しすぎた。
イントロで慌てすぎて、UOと間違えて2本しかないURを折ってしまったことは内緒だ。
07.ドレミファクトリー!
熱狂のままビーチブレイバーが終わり、次の曲が始まる。
初めて聞く曲。モニターの表示でシンデレラの曲だということがわかる。
後半になって小学生組が合流する。モニターを見てると誰が追加されたかすぐ分かって便利だ。果穂が他ブランドの小学生組に混ざるのは全シャニPが待ち望んでいた展開だろう。この席からは表情までは見えないけど、河野さんもとても楽しそうだ。
08.はるかぜバトン
次の曲。優しい曲調からもふもふえんの曲が始まる。予習してた当ては外れてしまった。
追加組はミリオンからclearsky。卒業ソングだからシャニだったらノクチルが似合いそうだ。
もふもふえんのお二人のアイドルへの入り込み様に感動する。
09.shiny smile
10.夏時間グラフィティ
爽やかな曲が続く。
11.Reason!!
ここでフロートが登場した。765プロASが2グループに分かれて乗ったフロートがメインステージ左右から出発する。アリーナの外側と1階席の最前の間の空間を走りながら歌う。
おそらく1階席ならかなり近い距離でキャスト陣が見れるんじゃないだろうか。
SideMの全体曲を765プロASが歌う。全体曲もブランドシャッフルが行われることがわかる。
12.虹色letters
予習してた曲が始めてやってきた。ミリオンのシナリオの内容はわからないけど、友達との出会いと別れを歌った曲だということはわかる。とても爽やかな曲だ。
絶対にノクチルが合う。
追加組はノクチルから小糸、放クラからちょこ先輩。頭の中に「?」が浮かぶ。そこからはステージを見ながらずっと二人のストーリーを想像していた。この合同ライブ、小学生組のようにわかりやすい組み合わせばかりではなく、一筋縄ではいかないパズルも混ぜられているらしい。アイマス運営との勝負みたいで楽しい。
13.僕らだけの未来の空
次はノクチル。4th、セツナビートと見続けた安定したステージ。虹色lettersから繋げるにはやっぱノクチルに繋げるのが最適解だよな。
14.秘密のメモリーズ
初めて聞く曲。(ほとんどがそうだけど。)
樹里と夏葉が登場。それだけでカップリング曲だとわかる。
15.Arrive You 〜それが運命でも〜
TintMeとU149の歌唱。途中のセリフ部分でU149がセリフを言うライブアレンジがありめちゃめちゃ盛り上がる。
後からアーカイブを確認したら稲川さんのダンスがバキバキで度肝を抜かれた。
16.百花は月下に散りぬるを
火力が強めの和ロック。UOを折ってる人がたくさんいる。シャニからの追加は凛世。これまで和っぽい曲調はソロしかなかったし、そっちはゆったり穏やかな感じだからとても新鮮だ。
17.Gaze and Gaze
シンデレラの赤と青の曲。事前にTwitterで回ってきたから知っていた。シャニからは透と円香。信号機だとイルミネになるんだろうけど、確かに赤と青だったらこの組み合わせだよね。お互いにバチバチでキャスト4人も仕上がっててめっちゃテンション上がる。私は赤を振っていた気がする。
18.エージェント夜を往く
私世代では間違いなくアイマスで一番有名な曲。歌うのはSideM。低音でやたら色気がある。コールとかはないが、とにかく隙間があればキャスト陣が煽っていく。クールな曲だがテンションは高まったまま終わる。
19.GO MY WAY!!
MCのあとはみんな元気メドレー。
一曲目はGO MY WAY。いきなりキラーチューン。これは私世代では二番目に有名な曲だと思う。春香と冬馬の歌唱。(この時は気付いてなかったけどアニマスからの文脈がある重要な場面だったらしい。歌唱するキャストが判明した瞬間に叫んでる人がいた理由がわかった。)
20.JOKER/オールマイティ
名前に季節が入ってる組による歌唱。シャニからは夏葉と冬優子。こういう組み合わせもなんでもありのお祭りじゃないとできないよね。
21.I'm so free!
自由人による自由の曲。シャニからは、ノクチルの透と雛菜。あさひも合うかも。これも初めて聞く曲だったけど曲調がとても好みの感じ。
22.ラブリ
素直になれないタイプのアイドルによる歌唱。シャニからは円香。モニターのスイッチによりハートマークのポーズが抜かれた瞬間の土屋さんの表情が完璧だった。
23.Get lol! Get lol! SONG
多分シャニだとデビ太郎の歌的なポジションの曲かと推測される。そういうマイナーな曲も油断できない。
24.絶対正義 EVERY DAY
と思ったらいきなり来た。確か283フェスだと河野さんだけで披露してた曲。果穂、SideMの方、ミリオンの方。河野さんがとても楽しそうだ。
25.スパイスパラダイス
放クラ、あさひ、冬馬のパフォーマンス。とにかく寺島さんのスパイスのコールが面白かった。
26.Let's get a chance
中間くらいだろうからMCのところで龍角散ダイレクトを飲む。
シャニの全体曲をミリオン陣でパフォーマンス。
「wow wow wow」の部分をコールする。わかりやすいためか他のブランドの方もやってくれているようだ。全力でコールしているうちに「あーライブで声を出せるようになったんだな」とかコロナ禍の間の制限されていたこととか色々思い出してきて、なぜか涙が出てくる。
最後ら辺は涙声でコールしていた。
27.ABSOLUTE RUN
28.BRAND NEW FIELD
良い曲。それぞれミリオンとSideMのプロデューサーの盛り上がりがすごい。
29.Dye the sky.
聞き覚えのあるイントロ。
シャニの中でも絶対的な力があるdye the skyをどう歌うのか。さっきフロート曲やったばかりだから全体では歌わないだろう。
千早、凛、静香がモニターに表示される。765、シンデレラ、ミリオンの青。確かにシャニの全体曲の中でも濃い青のイメージかもしれない。
3人とも歌唱力が高いけど、こうして同じ曲を3人で分けて歌うとその歌い方もそれぞれの強さがあることが分かる。ここに灯織が混ざったらどうなるんだろうと妄想する。
30.流れ星キセキ
こんどは赤の曲。こっちはより元気な印象。
31.ハイファイ☆デイズ
イントロが流れた瞬間隣のシンデレラPが叫んだ。
シャイニーカラーズがフロートに乗って歌う。初めて聞いたけど、シンデレラではとても人気がある曲らしく凄まじいコールが巻き起こる。モニターにコールサポートが出ていたので無事着いていくことができた。
2階からフロートを見下ろす形だけど放クラのキャスト陣が跳ねてるのが遠目でもわかる。楽しそうだ。
32.True Horizon
SideMのみで歌う。ユニット混合だけどどういう組み合わせなんだろうと思ってたらこの曲の正規メンバーだと後から知った。今回が初披露とのこと。自分が知らないところで他のブランドの方的にはピークを迎えていたことが後からわかるのも一つの楽しみ方だ。
33.FairyTaleじゃいられない
シンデレラにこの曲を歌わせることに文脈が発生することは門外漢の私でもわかる。隣のシンデレラPがふたたび叫んだ。
34.We're the one
待望のC.FIRST。バンナムフェスの配信を見てから現地でライブを浴びたいなあと思っていた。
伊瀬さんの「僕にまかせて」の部分で胸がいっぱいになる。
後半から追加組が加わる。765から真、そしてシャニから透と愛依!絶対にストレイライトと戦ってほしいと望んでいた。
バキバキのダンス。真の左右を透と愛依が固める。平田さんの「僕にまかせて」の部分がモニターにがっちり抜かれていてその瞬間に会場が沸騰した。北原さんと和久井さんもC.FIRSTと互角に渡り合っていたと思う。
最高潮に盛り上がったまま曲が終わる。
35.Transcending The World
特殊イントロが流れる。重さを伴った未来感のあるインダストリアルなサウンド。
確信した。ストレイライトが来る。
アリーナ席が赤のペンラに染まっていく。私も赤に切り替える。サコッシュに入れたURの位置を確認する。
「Transcending The World」の掛け声とともに幕が上がる。ストレイライトの3人が体勢を起こしながら、興奮を押し殺したような声でイントロを歌う。メインのシンセが鳴った瞬間にURを折る。脳内でテンションが爆発する。
完全にストレイライトがドームをロックしていた。真っ赤に染まるドーム。これが見たかった。
あっという間にラスサビ。最後のURを折って全力で楽しむ。
ストレイライトならどの曲が来ても場をロックできるだろうが、TTWで大正解だったと思う。静かなイントロからじわじわボルテージが上がっていく感覚、初めて聞いたとしても盛り上がれるんじゃないだろうか。
正直な話、テンションが上がりすぎて途中でメンバーが追加された記憶が飛んでいた。あとからアーカイブを見て気付いた。
36.Needle Light
追加組からサイバーグラスが続投。
こっちもバキバキの曲で上がらざるを得ない。
途中から若林さんが合流。モニターのメガネ演出も2つから3つに進化する。ど真ん中で歌う若林さんの貫禄がすごい。
37.Platinum MASK
一転ダークな感じにスイッチ。チェアに堂々と座ってのパフォーマンスりシャニで言うとアンティーカみたいなゴシックな世界観が展開される。ゲロゲロソングとの温度感がすごい。
38.アンデッド・ダンスロック
ダークな感じから繋いでアンデッド・ダンスロック。サブスクでshortバージョンを聞いた時から確実にDay1のクライマックスで来るだろうなと思ってた。
特徴的なギターリフが流れた瞬間会場がぶち上がる。そこから抑えた1メロ。「アンデッドダンスロック」機械音声のタイトルタグが入った瞬間の盛り上がりと言ったら。
39.Tulip
イントロで歓声。SideMのメンツがステージに揃った瞬間にさらに歓声。セリフでキャストが抜かれる度に歓声。
SideMのプロデューサーはおかしくなりそうだったと思う。
40.Tracing Pulse
Trinity Fieldの方しか予習していなかった。隣のシンデレラPが叫んだ。アンデッドダンスロックからの流れ、意識を保つの大変そうだ。
追加組はC.FIRSTとまさかのストレイライト!ストレイも3人組だけど、3人組のトライアングルといったらシャニではやっぱりイルミネなのでここで来るのは意外だ。765、ミリオンにも3人組はいただろうに、ストレイがここに選ばれたことが嬉しい。
Destined Rival的なバチバチではなく3人で見合う振りが入っており楽しそうだ。4thライブDay2のAnother Rampageの最後で見せたお互いへの信頼を確認するような見合う振りからの進化を感じた。
41.CRYST@LOUD
本編が終わり、会場が明るくなりキャスト全員が登場する。こうやって上から全体を俯瞰すると、こんな広いステージでも全員がいると狭く感じる。
小MCを挟み今回の全体曲。1メロのクラップが響く。全員、とはいかないけど、7割方はクラップできていたと思う。
今でもCRYST@LOUDを聞くとこの日のクラップを思い出す。
42.アイ MUST GO!
アンコール。かつてのMOIWの全体曲をパフォーマンス。キャスト陣が数珠繋ぎになってステージを巡るのが圧巻だ。
エンディング
最後のMCはもちろん中村さんが〆る。
最後の最後に中村さんと今井さんが手を繋いで深々とお辞儀する。盛大な拍手が起こる。
………
終演。隣のシャニPと「最高でしたね」と言い合う。それ以外の言葉がない。
………
ホテルに帰る。途中でコンビニにより酒を買う。一旦ホテルに荷物を置いてテイクアウトの夕飯を取りに行く。
店は外人で溢れてて、店の人もノリの良いヨーロッパ系の人。ちょっとびっくりした。UberEatsの操作がうまくいかなくて時間がかかったけど最終的には笑って手渡してくれた。
………
テイクアウトのポテトとチキンステーキを食べながら終了後のキャストによる配信を見る。河野さんと土屋さん。めっちゃテンションが高い。他のブランドのキャストさんも近くで配信しているのか叫び声がたまに聞こえる。キャスト陣もまだ同じこの熱気の渦の中にいる。
限界まで体力を使った。気絶するように眠る。