物語の書き始めは上手くいく…が。
今年2月からnoteを書きはじめて、今日で5ヶ月が経った。はやいものです。
書き始めた頃は何をどおしたものか、わからないことだらけで、今もイマイチわかっていないことが多いまま書き続けています。
書き始めの理由は、「また何か書きたいな」という気持ちからでしたが、気楽に書きたいという気持ちもあり、調べているうちにnoteにたどり着きました。
そして書きはじめて今まで、大変楽しませていただいている。
仕事をしている時は忙しくて、毎日書くことも、難しいことがあったが、何とか連続投稿を続けた。 今は仕事をやめて、ボチボチいろんな記事をたくさん読む時間ができてきて、仕事をしていたときよりスマホを手にしている時間がグンと多くなった。
自由に読み、自由に書ける生活。 最高です。
「スキ」をもらったり「コメント」をいただいたり
「フォロー」をしたり、されたり。
それなりの人間関係はあるけれど、対面するわけではないのが、とても快い。
私には一番良い生活環境になりました。 最高。
そんななか、来月はnoteをはじめて半年となるので、プロット止まりのお話を何本か、作品にしていきたいと思いつつ、書き始めると、長い話はかなり集中力を要すると気づいた。
昔は長編でも一気に書き上げていたのに、物語を書くってこんなに時間かかった? と驚いています。
結果、書いたり消したりで、いっこうに進まずのままという事になっています。
もったいないな、と思い、今回お話しの流れだけでも、ザッと書いていこうと思いました。
✱1✱
魔法使いが消えた世界。 この国では、魔法使いはおとぎ話と、お祭りのキャラクターの中でしか存在しない。
そんな世界で一箇所だけ、どこの国にも干渉されない地域があった。
そこでは年中緑が豊かで、気候も穏やか。必要な時に雨が降り、必要な時に陽がさす。 そんな穏やかな地域。ここを治めている領主は、代々龍を友としている家系で、家族揃って領主らしくない明るい人達だった。
この領主の気さくな人柄は、街のみんなにとても好かれていて、皆と仲がよかった。
領主の人柄も良いことから、この地域でも既に龍の姿は見なくなっていたが、まだ龍はどこかで街を見守っていると思われていた。
そんな領地の北には、緑の丘陵と美しい森と山、川と湖があった。そこには、街の人と交わらない者が住んでいて、その存在は領主とその家族しか知らなかった。
森に住むのは龍使いの最後の家系。
母と娘の二人暮らし。しかし母親は訳あって無くなり、今は娘だけ。この娘が龍使いの最後の一人となった。
しかし一人暮らしではなく、二人の男性との3人住まい。
一人は母に付いていた龍。もう一人は娘についている龍。娘の方についている竜はまだ子供で(年齢はいは娘よりズット上)領主の息子、娘と同じように、娘のいい遊び相手になっていた。
本当なら主を亡くした龍は主と共に亡くなるが
主の願いで、娘が一人前になるまでは、身の回りのことを頼むといわれており、母親の龍は今も一緒にいる。
二人の龍が、この地域の土壌と気候を保ち、可もなく不可もないバランスのとれた世界を作っていることで、王国の人間達の良い保養所となっていた。
王国の人間といえど、国王でさえ、この地域へ足を踏み入れるためには、決まり事を守る契約が必要なほど、外からの入国にはとても厳重な検査が必要となっていた。
そして、年に一度の収穫祭。王侯貴族がこぞってやってきて、街は大賑わいとなっていた。
しかし娘は一度も祭りにでかけたことがない。みんなが楽しんでいる間、龍使いは常に街に災いが起きないように、森の奥で風の声を聴き、土地の声を聴くのが習わしだからだ。
娘は一度も祭りへ行きたいと言ったことはなかった。街なかの空気と、人混みより、森の中の穏やかさが好きだったから。
二人の龍と暮す生活が、とても心地よかったから。
しかし今年は違った。娘は今年十六歳になる。龍使いの家系を守るには、街へ出て同じ血を持つ者を捜さなければならなかった。
娘の母親は、好きにすればいいと言ってくれていたこともあり、母付の龍はそれでいいと思っていたし、娘付の龍もその考えに賛同していた。
だが、今年の祭りにやって来た王族の中に、娘と同じ龍使いの血の匂いを持つ者がいたのだ。
領主との話し合いの中、気の進まない娘だったが、領主の息子と娘の勧めもあり、一度街へ下りる事になった。
そこで、娘は自分以外の同じ血を持つ人間と出会う事になる。
……といったお話を考えているんですが、なかなかすすまない💦こんなお話があと2本ある。
いつもアイデアは浮かぶのに形にできないってね…。でもアイデア思い浮かんでいるときが一番楽しいかも。
次は、明日2本目のアイデアも書いていこうかな…。楽しそう。