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北欧旅行記2024.8 ⑨7日目 ストックホルム

8月12日月曜日 今日も早起きして、地下鉄中央駅へ。月曜なので、駅の方からの通勤らしい人たちとすれ違う。東京みたいな大混雑はない。
いつものように、ストックホルム交通SLのアプリで地下鉄切符を買おうとすると…?何度やってもエラーメッセージが出る。
改札を離れて、横にあったキオスクに入り、アプリに別のクレジットカードを登録してみようとする。何度やっても認証メールが届かない。
クレカ自体は使えたので、どうも、スマホでの認証が上手く行ってない。
旅行中、Googleマップに道を聞き、飛行機のチェックインもスマホ、切符買うのもスマホ、なんて便利、でもスマホに頼り過ぎててちょっと怖いな、と思っていたのがここへ来て現実に…。
(原因なんだったのだろう?)
諦めて、キオスクで24h乗り放題のSLカードを購入。店員さんが、改札にタッチした時から有効になるよ、と親切に教えてくれる。
地下鉄でslussen駅へ。セーデルマルム島へ上陸です。駅を出ると、自転車通勤の人たちが坂を下っている。中央駅付近ほど立て込んでいなくて、開放感があり気持ち良い。
大通りを横切って、緑が多い閑静な道に入り、10分弱歩いて、ドロップコーヒーへ。お店の2軒隣り位に地下鉄mariatorget駅があった。最寄駅はここだったのね。
ドロップコーヒーの店内はシンプルかつおしゃれ。朝の光が綺麗に入り、北欧の光の美しさを改めて感じる。
ガラスケースにはクロワッサンやシナモンロール。おしゃれでちょっと気怠い感じのお姉さんに聞いてみると、サンドイッチがあるとの事。ハムかハム&チーズか、卵だったかな。ハム&チーズを注文。
コーヒーは沢山種類があり、壁にメニューが貼られている。英語力もコーヒーの知識もあまりないので、無難に本日のコーヒーを。
テラス席と、店内は入口近くの席と奥の方にいくつか広めのテーブル席も。お客さんはパソコン開いてたり、ヨガマット持ってたり、犬連れてたり。おしゃれな人多し。英語で話してる人も何人かいたけど、観光客なんだろうか。日本人から見ると、欧米人はどこの国の人か、見た目からあまり分からないですね。
欧米人から見た日本人、韓国人、中国人も見分けつかないだろうけど、日本人から見たら、一瞬で大抵なんとなく分かるよね。

光がきれいなドロップコーヒー
器もかわいい


入口近くの席へ。ドロップコーヒーは、おさだゆかりさんの本の表紙になっていて、何度となく眺めていた。表紙と全く同じアングルで店内を見て、やっと来れた〜、本物だ、という気持ちになる。
コーヒーは小さめのポットで来て、カップはピンクのボウル。大変可愛い。サンドイッチはレタスやトマトも入って意外と具沢山。美味しい。コーヒーは酸味が強かったな。
次に行くお店が開く10時までまったり。店内に置いてあったスウェーデン語の雑誌をパラパラ。ドロップコーヒーの創設者(多分)が、コーヒーの原産国へ行って、畑や工場を見て回る、みたいな内容。コーヒー豆って、実の中の種の部分なんだね。
そういえば、以前、スーパーでバレンタインの時期にカカオの実が売っていて『ここから手作りしてみては?やってみる価値あり!』ってポップが貼ってあったけど…そんな人、いるんだろうか。

お店を出て、小さな公園を通って5分ほど歩く。
そういえば、セーデルマルム島では路上生活者らしい人を2回見た。中央駅付近では見なかったけれど。昔は労働者が住む庶民的な町だったというのは、関係してるんだろうか。

the tea center of stockholmへ。アンティークのポット、ミニチュア、茶器などがあちこち飾られた、大変雰囲気のあるお店。薄暗くてクラシックで、博物館みたいな感じというか。
茶葉がガラスの小瓶に入っていて、香りを嗅げる。開けた途端、はあ〜と言ってしまう良い香り。ちょっとケイト・ウィンスレットを思い出す大柄で綺麗なお姉さんが、分からない事あったら聞いてね!と声をかけてくれる。
味の違いや抽出時間を聞いて(細かい葉は2〜3分、長い葉は3〜4分)、サウスストックホルムブレンド、スパイスブレンドと、カップに沈める丸型のストレーナーを購入(インフューザーって言うのかな)。
前にいたアジア系の、小さい子連れの女性、ものすごい量の大袋で茶葉を買ってたけど、お店でもやってるんだろうか。
ここの茶葉、とーっても美味しかった!ぜひ行ってみて下さい。
そして、このお店の近くにストックホルムの絶景スポットがあった、けど忘れてて行かなかった…。

茶葉がいっぱい

大通りに戻る。お店がずらり。人が増えて来た。ずーっと坂を下って、Folkngagatanという通りに入る。地元の人が行きそうな日用品店などもある。さらに南へ曲がって、SOFO地区へ。おしゃれなお店が集まるところ。服屋さんのA.P.C.もあったな。
目的のお店が開く11時まで、ニートリエ広場で一休み。今日も空が真っ青。緑があって花があって、とても気持ち良い広場。ちびっ子連れ沢山の、遊具のある公園と繋がっている。
パパと小さい子の組み合わせも多い。日本でも、通勤前に子供の送迎してる男性をよく見るようになったけれど、こちらは本当に半々の分担で育児してそうですね。

ニートリエ広場。空が青い


近くにあった、ストックホルムスタッズミッションへ。ストックホルムに何店舗もあるセカンドハンドショップ。福祉団体が運営してるそう。
食器や家具、お店の半分くらいのスペースは洋服だった。平日の午前中だけど、見てる人が何人か
いた。こういう仕組みが根付いてるのがうらやましい。日本もメルカリなどあるけど、出品するのにサイズ測ってコメント書いたり、写真撮ったり結構面倒くさい。買うにも実物が見れた方が良いし。日本にもあれば良いのに。 
そこで、ドールハウスを発見。欲しい気持ちは前からある。でも、幅60センチくらいあって、さすがに持って帰れないな…。家で置き場所もないしね。

ドールハウス


11時になったので、キャラメルのお店、parlansへ。女の子らしい感じの、とても可愛いお店。包装紙や、ウインドウにあるキャラメル柄のエコバッグも可愛かった。隣の厨房でキャラメル作ってます。
レジ横にあるバラ売りのキャラメルを一種類ずつ購入。8個あって、塩バニラのほか、レモン、カカオ、パッションフルーツなど。普通のカチカチのキャラメルと違い、口溶けがとても良くて、それぞれ味がはっきり違って、とても美味しかったです。

キャラメル屋さん


歩いて駅の方へ戻る。今度は結構な上り坂。
大通りの一筋東の通りを通ってみる。肉屋さんや公園を通り過ぎる。slussen駅近くのデザインハウス ストックホルムへ。商品数はさほど多くなかったけれど、おしゃれなインテリアショップ。
ブロックランプが気になってたけど、実物は重くて、見るだけに。植物用の温室も素敵だったなあ。
駅に戻って、地下鉄でエステルマルムへ…。

デザインハウス ストックホルム
右奥にはリサラーソンがデザインしたカラフルな鳥


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