にっぽん丸
総トン数22、472トン
長さ166.6メートル
客室199室
定員449名
クルーズの旅の始まりは乗船受け付けで
名前と客室番号が記された乗船証を渡され首から掛ける。
この乗船証が部屋の鍵となり、買いものもレストランも下船するまで大切なカードとなる。
大きな荷物は乗組員が部屋まで届けてくれる。
乗船では多くの乗組員が笑顔であいさつして迎えてくれて、部屋の階の案内がありさっそく部屋に入る。
部屋はベット、洗面、シャワーなど機能的で無駄の無い室内は、自分の生活に応用したら倍以上の空間が出来そうだと思う。
窓からの景色は 海 海 海
避難訓練の館内放送があり全員参加が必須。
乗船証でチェックがあり、欠席は許されない。
参加出来ない人は乗組員が部屋まで来て訓練をすると言う徹底的な訓練。
ドラの音で予定時間に出航する。
ウエルカムシャンパンで盛りあがり
岸壁からはサンタクロースの見送り
と大勢の人が大きく手を振って盛り上げてくれた。
さっそく船内の探検
レストラン ジム シアター ゲーム
ラウンジ バー エステ サウナ プール等など先へ先へ向かうと大勢の行列が出来ていた。
ゴディバのカウンターの前だった。
ハンバーグ ハンバーガーの前も賑わっている。
コーヒーもジュースや他の飲み物もあり
全てが無料で食べ、飲み放題。
外は真っ赤な夕日が海に沈もうとしている時間に、いつもの生活では考えられない飲み、食いをしてしまった。
大勢の人が並んでいる。
大勢の人が食べている。
無料である。
と言う事に自分の本心が出て来てしまい
並んでみんなと一緒食べる。
楽しみな夕食
食のにっぽん丸と言われている。
乗船の楽しみの上位だった食事は本格フレンチだった。
温かい物は温かく 冷たい物は冷たく
大きな器に上品に盛られた品物を1つづつ丁寧に説明してくれたが、説明してくれる人達のほぼ全員がフィリピンの人で日本語が分からない。
品物に対しては○○です。と言うが
質問には答えられない。
しかし、最高の笑顔でもてなしてくれ、
それが最高のおもてなしとなった。
料理も美味しかった。
食後のエンターティナーショー
歌手もバンドも全員フィリピンの人で
クリスマスソングメロディーで楽しませてくれて、充実した時間を過ごした。
大浴場に入った。
備え付けの室内シャワーもあるが
足を伸ばしたくて大浴場に行った。
ジェトバスで波を消しているのか船内にいる事を感じない。
大きめの湯船が2つとシャワーも6ヶ所くらい、脱衣所も広くぶつかり合うことはない。(以前、アスカに乗船した時は狭くてぶつかり合うことがあった)
足を伸ばしてゆっくり入る事が出来て良かった。
船内新聞がドアの外に配られてあった。
船内の状況 営業時間 食事の時間等が
知らされる。
夜食の準備もあり、船内では一部の有料を除き無料で楽しむ事が出来る。
水平線が明かるくなり、朝日が出てきた。
明るくなって朝日が見えるまでの時間は3分と聞いていたが、その通りのように水平線に朝日が顔を出した。
海の水以外に何も無い広い広い海が明かるくなり太陽が上がった!
この様な感動は後何回出会う事が出来るだろうと思う。
出航後の夕日が沈む美しさとは違う美しさを感じる。
やはり、沈むより上る方が未来を感じる。
良い1日のスタートができる。
朝食
にっぽん丸のカレーはおいしさで有名となっている。
船内の売店でもレトルトで販売しているくらいの名が知れている。
朝食は、和食と洋食が選べられる。
その他サラダや飲み物、デザート
カレー等は自由なバイキング方式
わたしは和食を選んだ。
そしてカレーをいただく。
すくい方が悪かったのか、お肉がゴロゴロとは言えないが、辛すぎず甘すぎず
スープよりやや固めのまろやかな口当たりでおいしくいただいた。
クルーズ船の乗船は4回目であったが
どの船も日常を離れ楽しませてくれた。
日本のクルーズ船は3隻あり、今回のにっぽん丸で3隻全てに乗船することができたが、残念な事にパシフィックビーナスが姿を消した。
海外の船にも乗船したが、とてつもなく大きく1つの街が動くようで楽しみもイベントも多く、言葉は分からなくてもジェスチャーで他の国の人とも触れ合う事が出来た。
今回のにっぽん丸では、夕食のテーブルで同席した人達と仲良くしていただき
最後の別れまで楽しむ事が出来た。
色々な旅があるが人との新しい出会いが旅を楽しくしてくれて思い出が増し
次の旅の計画につながる。
まだまだ楽しみを見つけたい。