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偉い方からの呼び出し

 退職が決まって今後のこととか話し合うためにかなり上の方(Sさんとでもしようか)に呼ばれて一対一で面談に…(退職のnoteは上記リンク先)
 産まれたての子鹿になってしまった私は怯えながら会議室へ…どんな怒号が飛んでくるのかな…怖いな…

 いざ、入室。そしてSさんから一言
「ここで何か学べることはあったかい?」
 思いもしなかった一言に思考停止。ん?詰められるんじゃないの?
私「はい、来客対応など最低限のビジネスマナーは身につけられたと思います」
Sさん「それはよかった。一緒に働いて欲しいけど、君の意向を尊重したいし、まだ若いからなんでもチャレンジしてね。同期の人とは転職しても仲良くするんだよ。」

 ネットで検索すると、罵詈雑言を飛ばされるとか呆れられるとかそういうのしかないイメージだったので、まさか応援されるとは思ってなかった。
 どうやら能力自体は評価されていて、新卒採用の中で一番人間関係きつい部署に入れても問題なさそうとのことで私はその部署に配属されたようだ。そして、気づいてやれなくて申し訳ないと謝られた。
 本当にいい人だった。退職の意向は変わらないが、この人となら仕事をしたかった。ここで職場の良し悪しって人間関係なんだなと気づく。

 関係ないが、今が辛い人がいたら敢えて耐える必要はない。適材適所、自分の働きやすいところへ負担の少ないように動けばいいと私は思う。若者は甘いだのなんだか知らんがすっこんでなさい。私はゆったりと生きたいのだ。魚が陸にわざわざ上がるか?もちろん挫折とかはいい経験になる。もし理不尽で価値のない苦しみなら私は要らない。自己防衛おじさんである。

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