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令和6年宅建試験 合格体験記! ~独学・未経験・模試24点だった男が一発合格するまで~


アクセスしていただき、ありがとうございます!キノコスキーと申します。この度、令和6年の宅建試験を受けてきましたので、その時の体験記を書くことにしました。令和6年11月26日の発表にて、正式に合格いたしましたので、当初公開した記事を少し修正しています。
そして令和6年の宅建試験の合格点は37点とのこと。大体、予想されていたような結果になりました。ちなみに37点の合格点だと、37/50で、74%得点しないと合格しないといけない事になります。ドヒャー(゚∀゚)

きっとこれを見ている人は「宅建を受けようかな」とか、思っている人だと思います。そういう方のために、何かお役に立てば良いなと思います。ぜひ最後まで見ていってくださいね♬
加筆修正等をしましたら、1万字くらいの長編になってしまいました(笑)
ぜひお好きなところからお読みくださいませ。

1.まずは結論から。自己採点で40点を取る事ができた。そして宅建一発合格!


結論から言いますと、私は本番の試験で自己採点40点を取ることができました。今は合格発表待ちですが、合格ラインは大体36点~37点と言われておりますので、マークミス等が無ければ、おそらく合格はできるでしょう。
そして、令和6年11月26日の合格発表にて、正式に合格が確定いたしました。初挑戦の一発合格となりました!
ちなみに、タイトルにも書いてある通り、私は「独学・業界未経験・模試で合格点が取れていない状態」で試験に挑み、合格ラインを超える得点を取れています。付け加えると、初受験であります。では、こんな私はどんなスペックでどんな風に勉強をしたのか。それを書いていきたいと思います。

2.私のスペックについて

1.独学での挑戦をしました。初受験です。


私は今回の試験に独学で挑戦しています。スクールの類には一切通っておりません。YOUTUBEは見ましたが、コメントして質問等はしていません。それと、今回が初受験です。勉強期間としては、4月から10月までの概ね半年間を用意しました。ただし、何時間勉強をしたのかは測っていないので、自分が何時間勉強をしたのかはよくわかりません。宅建試験は300時間の勉強が必要とされる、と言われますが、ただなんとなくですが300時間も勉強していない気がします。少なくとも、睡眠時間を削って勉強、とかそういうのは一切しませんでした。というより眠くてできません。フルタイムで働いているので、お昼は勉強できませんので、仕事から帰って勉強をしたりしていました。

2.一流大学卒業では無し。法律系資格も所持無しです。


こんなことを書くのは悲しいですが、私は一流大学を出ておりません。エリートではありません。法学部でもありません。法律系の資格も持っていません。(※法律系資格というのは、行政書士とかそういうやつですね)持っているといえば、普通自動車免許くらいですかね・・・。つまり、試験を受けるにあたって「この分野はもう勉強しているからよくわかる」とかそういうのは無いという事です。一から勉強を始めたわけです。

3.不動産業界未経験。1回も無し。


私は不動産業界は未経験です。1回も勤務したことはありません。学生の頃の、職場体験で行ったとかもありません。(※余談ですけど、私が学生時代に職場体験で行った業界が、ふと思ったらたまたま今勤務している業界と同じでした。全くの偶然ですけど、面白いものです)住宅販売のチラシくらいは見た事がありますが、家を建てた事すらない。とにかくド素人です。

4.模試は3回受けました。合格点は1回も無し。


私は、模試を3回受けました。

1回目=LECさんの実力判定模試→24点(6月くらいでしょうか。うろ覚え)
2回目=LECさんの0円模試→21点(8月くらいでしょうか。これもうろ覚え)
3回目=LECさんのファイナル模試→32点(9月くらいだったかな?9月末??これまたうろ覚え)

いつ受けたか全部うろ覚えで申し訳ございません・・・。

ちなみに宅建試験の合格ラインは大体7割くらいと言われております。(過去の傾向を見ると、大体36~37点が合格点の事が多いですね)見てわかる通り一回も合格ラインに引っかかる点が取れておりません。この点はかな~り重要です。なんせ、模試で合格ラインに届かなくても、本番で40点取れるわけですから。大事なのでもう一回書きますね。

「模試で合格ラインに届かなくても、本番で40点取れるんです。」

これは裏を返せば、模試で40点取っていても、本番で32点になる可能性があるということです。決して油断慢心してはいけません。私も、模試で40点取っていたら慢心して本番で32点だった可能性があります。一発勝負の試験というのは、とにかく全力を出し切る必要があります。

以上が私のスペックです。一言で言うと、普通かなと思います。
強いていえば暗記は比較的得意ではあります、これは事実です。
ただ、一流大学に入れていない時点で暗記能力に限界があることはわかります。

大事なのは「合格するんだ!」と強く気持ちを持つことです。モチベーションは非常に大事です。モチベーション高く励めば、十分に合格ラインまで得点を伸ばすことが可能です。とはいえ、気持ちだけでもいけませんので、実際にどんな風に勉強をしたのかを書いていきます。

3.私の勉強法について

1.とにかくおすすめ。デジタルドリルアプリの「ノウン」で、一問一答式。私はとにかく一問一答をたくさんやりました!

私の勉強法について、まず一番にお勧めしたいのは、デジタルドリルアプリの「ノウン」での一問一答問題です。

ノウンはデジタルドリルアプリというようでして、要はスマホとかタブレットで問題を解けるやつです。最近結構有りますよね。結果的に、私はとにかくノウンで問題を沢山やりました。

↑これを使いました。【注意】この問題集は2024年度版のものです。

私はこのノウンアプリをI-padで隙間時間に沢山やっていました。例えば、カレーを煮込んでいる時間は10~20分くらいあるのですが、その間がヒマなので煮込みを見ながらその間にとか、とにかくちょこちょことやりました。ノウンの良いところは、正解すると「ピロン」と気持ちいい音が鳴り、間違えると「ブブー」と間違った感満載の音が鳴るので、とてもクセになります(笑)

このノウンアプリで、↑の一問一答問題集をかなりの時間やっていました。最後の頃はもうやり過ぎて飽きてしまうくらいにはやりこみました。時間効率も良いと思いますし、非常におすすめの勉強法だと思います。

2.一問一答式問題の最大のメリットとは。過去問との違い。


「一問一答などやらずに過去問だけやればいいじゃん」と思う人もいると思います。まぁそれは一理あります。私も、一問一答式だけをやったわけではなく、一問一答式を一通りやった後は、過去問をやっていました。ではなぜ一問一答式問題をまずおすすめするのか。
私が、一問一答問題の最大のメリットだと思うのは「とにかく、問題を読むのに疲れない。」ということです。

これ、あまり問題を解いていない人は良くわからないかもしれないんですけど、過去問を解くのって結構問題を読むのが疲れるんです。特に、権利関係。慣れていないと、言い回しが難しいのです。判決文問題なんかもう・・・。余談ですが、私は基本的に最後の方は判決文問題の判決文は読んでいませんでした。四択を見て何とか解けないか、とそういう事を考えていました。本番では判決文問題は出なかったですけど。実は結構助かりました。なんせ「判決文読んだけど全然意味がわからない」という状態がよくありました。

それに対して一問一答式の場合は、かなり問題を読むのが簡単なので、少なくとも「問題を読むのに疲れてギブアップ」ということはかなり減らせます。

それと、一問一答をしっかりやっておくと、実際に問題を見た時に『一瞬で解ける瞬間』がたまに出てきます。要するに、四択を見た瞬間になんとなく「これだな」と正解がわかるのです。実際の試験では念のため他の三択が違っている、というチェックは入れるのですが、経験上、ほぼこの「これだな」という感覚があった時はかなりの率で正答しています。要するに、一問一答のどこかで、その問題を見ているわけです。だから、一瞬でわかってしまう。

引っかけ問題とかも、一問一答をしっかりやっておくと結構回避できたりします。ですので、まずは一問一答をやることは私はお勧めします。特に、まだあまり問題に慣れていない時などは、下手に過去問を解くとよくわからなくて嫌になってしまうこともありがちです。勉強が嫌いになってしまうと、恐ろしくモチベーションは落ちますので、モチベーション維持という意味でも良いかなと思います。それで一問一答式をずっとやっていると、おそらくそのうち過去問をやりたくなってきます。一問一答式では物足りなくなってくるのです。というよりも、ある程度一問一答式でしっかりわかるようになってくれば、やっぱり一通りの過去問はやる必要があります。

3.当然、過去問もやる必要はあります。過去問をやる意義とは。


序盤はかなりノウンばっかりやってはいましたが、当然過去問もやる必要はあります。一問一答式でかなりわかるようになってきたら、過去問もやっていくといいです。

過去問をやる意義は、以下のようなものがあると思います。

  1.  まず、問題の雰囲気に慣れる事→こういう感じの問題が出るんだね、っていうのにある程度慣れておくと、本番でも落ち着いて取り組めると思います。

  2.  過去問からまた同じ問題が出るかもしれないので→実際の試験でも「これ過去問で見たよね」という問題があった気がします。実際に、同じ問題(選択肢)が何回も出ていたりするともいいますので、そういう意味でも過去問をやるのは大事です。同じような問題が本番で出たら、ラッキーです。なんせ、基本的に解き方とか考え方がわかっているわけですから。

  3.  当然、過去問から学ぶ → もちろん、過去問を解いて「これはこういうことなんだね」と学ぶ事が大事です。解き方とか考え方を理解することが必要です。

ちなみに、過去問を解くときには、ただ正解を選ぶだけではなく「他の選択肢はどの部分が間違っているのか」を意識して解くと実力がアップしやすいと思います。四択ある中で「これはここがダメ、これはここが合ってる」とかを意識しておくと、学習効果が高まります。自分が一度解いた問題でも、これを意識すると良いです。日数が経つと結構忘れたりするので、「一度解いたからOK」ではなく、何度も繰り返すことが記憶の定着に役立ちます。

4.問題を解きながら、テキスト・YOUTUBEもうまく使う。ホームページを見るのもいいかもしれません。


過去問とか問題集だけではなく、もちろんテキストも購入しました。私は、ペンギンが可愛くて心惹かれたのでこれを買いました。(笑)・・・
【注意】下記のテキストは2024年度版のものです。

個人的には、テキストについては自分の好きなものを購入すれば良いと思いますが、どれがいいかよくわからなかったらこういう「わかりやすそうな基本テキスト」を選べば良いと思います。絵とかをうまく使って解説しているテキストだと、頭に入りやすいかなと思います。(このテキストも、イラストなど豊富に盛り込んでいてわかりやすいです)とはいえ、テキストだけ読んでいても正直あまり記憶が定着しにくいです。

問題を解く→解説を読んだり、よくわからないところをテキストで調べる→しっかりと理解をしていく

というサイクルが重要だと考えます。この「しっかりと理解する」というプロセスの中に、私はYOUTUBEを取り入れていました。何のチャンネルを見るかというのは、自分の好みで決めればいいと思います。私も結構色々なチャンネルの動画を見ていました。特に、自分が良く理解できてないな、よくわかっていないな、という部分はこういうYOUTUBE等も活用した方がわかりやすかったりします。

とにかく大事なのは「よくわかんないなー」というのを、そのままにしない事。基本的に、よくわかんないとこはしっかりとわかるまで勉強することが大事です。うろ覚えでは、選択肢を切り切れない事がよくあります。正確な知識が非常に大切です。重箱の隅をつつくような問題までしっかり勉強しろというわけではありません。上述のテキストには「この分野は重要」とかの重要度が振り分けられていますので、そういうのも参考にされたら良いと思います。

あと、私は盛土規制法がよくわからなかったので、国土交通省のホームページを見たりしていました。結構わかりやすくパンフレットが作ってあったりするので、ちょっと見たりすると良いかもしれません。ちなみに、令和6年の問題で「死の告知のガイドライン」というのがあったのですが、実はこれもちゃんとホームページに出ているんですよね。まぁ、これを予見していた人はあまりいないと思いますけど・・・。

勉強法としてはおおむねこんな感じです。
「1日8時間勉強する」とかそんなことは全然していません。
特別な事は何もしていないのです。ただ、ひたむきに頑張ってはいました。基本的に、宅建試験の勉強では努力は裏切りません。頑張ってやればやるだけ得点はできるようになっていきます。ただ、やらなかったらどんどん忘れていきますね(笑)

4.模試は受けるべき?模試の意義について。

1.私は模試は多少受けても良いと思う


「模試は受けた方が良いんだろうか」と思う人はいると思います。
結論から言うと、私は「模試は多少受けても良いかな」という派です。でも、5回も6回も受けなくても良いかなと思います。私は3回受けましたのでそれくらい受ければ別に良いかなという感じです。

模試の意義について語る際に「本番の雰囲気に慣れる」というのがあると思います。個人的には、雰囲気に慣れるというよりも「2時間トイレに行かずにガマンすることに慣れる」というのが、結構意義深いと思っています。本番の試験では、試験は2時間あって、その間基本的にトイレに気軽に行くことはできません。どうしてもの場合は行けるのでしょうが、タイムロスもあるので、なるべく行かずに済ませたい。となると、この「トイレに行かずに2時間過ごす」ということに慣れる、という意義が結構あるのかなと考えます。(※実際には試験開始30分前から説明があったので、トイレには2時間30分行けない事になりますね)

2.模試の意義。自分の苦手分野などを掴むこと。


それともう一つ意義があると思うのは「自分が何が良くわかっていないのかを掴む」ということです。模試の点が低いとか高いとか、そんなことは実はそれほど問題ではないと思っていて、それよりも「どの分野のどの問題ができていないのか」を分析するという事に意義を感じます。

私の場合だと、とにかく借地借家法と登記法と農地法、35条書面、37条書面ができていませんでした。3回目の模試の後、合格点に届かないという現実を見て、初めて「何ができていないのか・・・。」ということを考えたのです。その結果として、これらの苦手ポイントをとにかく沢山勉強して、本番ではこれらの項目はほとんど得点することができています。(※農地法は落としましたが(;´д`)トホホ )

5.1点でも多く得点する為には。最後まで諦めない!

1.「あと1点足りなかった」と言っても、不合格は不合格。


ツライことを書きますが、仮に合格点まであと1点だけ足りなかったとしても、それは不合格です。仮にボーダーラインが去年より1点だけ高かったとしても、それはそれ。あと1点だけ足りなくてもあと10点足りなくてもそれは均等に不合格なのです。マークシートの記入ミスで点を失ったとしても同じです。勝負の世界は非情です、まずはそれを強く肝に命じなければなりません。「1点落としちゃったわー」ではないのです、「1点も落としちゃった!!!😢」なのです。宅建試験は、とにかく1点にものすごく重みがあるのです。

あと1点だけ足りなかった!と悲しまないためには、1点でも多く得点するしかありません。1点でも多く得点するためには、少しでも勉強時間を増やすのが一番です。それは言うまでもありません。

2.四択だから、1/4で正解はできる。まずは必ず何かを選ぶ事。そして時間配分重要。わからなかったら飛ばす。

しかし、実際の試験では必ずと言っていいほど「これわからんなー、うーん・・・。」という問題が出ます。見た事が無い問題とかやったけど忘れた問題などなど。しかし、本番の試験中にテキストを見るわけにはいきません。

ということで、一切全くわからなかったとしても、まずはどれかの選択肢をマークしましょう。四択なので、適当にマークしても1/4で正解できます。実際にはそんなに簡単ではありませんが、適当に書いて1点でも多く得点できれば儲けもんです。

それと、結構重要なのは時間配分です。時間配分を間違うと、解ける問題でも時間が無くて解けないとか、焦ってしまって間違えるとか、そういうことが起きます。私は宅建業法から解きました。人によって得意分野は違うと思うので、どこから行ってもいいのですが、大事なのは「よくわからないな」と一瞬でも感じたら、ためらいなく後回しにすることです。もちろん、あとで解かないといけませんが、よくわからないものにかけるほど時間は余っていません。よくわかるものから解いて、余った時間でよくわからない問題をやった方が、全力を尽くしやすくなると思います。

3.極端な選択肢は結構高い確率で間違ってる。

さて、よくわからなかったら適当にでもマークをするとはいえ、実際に適当にマークすると何故か正解できないあたりが宅建試験のよくできたところです。絶妙に振り落としてきます。
ということで、全く答えがわからない中で一つ考えたいのは「極端な選択肢は結構違ってることが多い」ということです。

例えば「絶対に」「間違いなく」「確実に」とかの、強く言い切ってしまっている選択肢は、かなりあやしいです。何故かというと、これらの言い切り選択肢は、一つ反証ができれば崩れるからです。一つでも違う事例が思い浮かべば、それは「絶対に」ではなくなります。なのでその「一つでも違う事例」を考えます。何か「絶対に」ではない事例を探すのです。それで一つ見つかれば、その選択肢は間違いということになります。

4.マークミスは絶対に避ける努力を忘れない。なるべく見直しもしたい。

マークシートへの記入ミスはまず一番避けたい事です。本番の試験は2時間という時間で50問を解かないといけないので、焦ってしまうという感情はあると思いますが、マークシートへの記入ミスは何とか阻止せねばなりません。特に、1つずつ答えがズレているパターンだと、間違いに気付いてからすべてを書き直す必要があり、単純なタイムロスもあるし、焦って書き直す中で答えを間違って書いてしまって点を落とす、ということもあり得ます。

ということで、問題用紙にしっかりとわかりやすく答えの選択肢をチェックするということはとても大事です。選んだ選択肢に〇をつけるという手法が一般的でしょうか。私は、例えば「正しいものを選べ」という問題が出た時には、誤った選択肢の間違っている部分に×をしていました。そして、正しい選択肢には〇をしておけば、かなりわかりやすくなります。人によってやり方は色々あると思うので、考えてみると良いと思います。

そして、できる限り余った時間で「マークがきちんとされているかどうか」の見直しをした方が良いです。一回飛ばした問題をそのまま解くのを忘れていた、とかは泣くに泣けません。

5.とにかく最後まで諦めない事。1点でも多く得点できる努力を忘れない。それで、よく寝る。

私は、借地借家法と35条書面・37条書面・登記法が苦手でした。借地借家法は、土地と建物がごっちゃになってしまっていたんですね。
しかし、これらをクリアできなければ得点は伸びないということで、一生懸命これらを頑張って勉強しました。最後の最後まで借地借家法の勉強をしていました。(※とにかく、借地借家法がよくわからなかったのです。)そうすると、本番では、これらの問題はほとんど得点することができました。

令和6年の借地借家法は難易度的にやさしかった、というのはあるかもしれませんが、しかし1点は1点です。その1点は、確実に1点なのです。とにかく、取れる問題は確実に取っていくというのが非常に大事な試験だと痛感しました。ですので、とにかく最後の最後まで諦めない、という根性論も必要になると思います。最後の一瞬まで努力し続ける事によって、1点でも多く得点を目指すのです。「たまたま前の日にテキストで読んだところが出た」とかでも良いです。全くその分野が良くわかってなくても構わない。1点は1点です、その1点に自信を持ちましょう。その1点で合否を分ける場合もあります。

とはいえ、試験の前にはよく寝た方が良いです。夜なべしてギリギリまで勉強を、とかしない方が良いです。2時間で50問を解くのは、結構消耗します。頭がしっかり回ってないときついです。頭がしっかり回るように、休息はきちんと取ることをお勧めします。

5.本番の試験を受けるにあたって

1.とにかく体調管理は万全に!


いわずもがな、体調管理にはとにかく気を遣わないといけません。どうしようもない部分があるのはわかりますが、それでも一年に一回の試験です。まずは「試験を万全の態勢で受ける」というのが一番重要なのは間違いありません。
試験当日、お腹がグーグー鳴っている人がいました。まぁ、多少お腹が空いている方が頭が冴えるという人もいるかもしれませんが、基本的にはある程度のご飯は食べた方が良いでしょう。グーグー鳴っていると、自分でも結構気になったりするかもしれないですし。ただ食べすぎると眠くなったり、お腹をこわしたりするので、そのあたりの適量というのを試験までにある程度探っておくといいかもしれないですね。ちなみに私は朝ごはんを普通に食べ、お昼ご飯に簡単におにぎりを食べましたが、別にお腹は鳴りませんでしたね。

2.持ち物のチェックもしっかりと!


基本的に必要なものは受験票に書かれていますので、それをよく読んで持ち物を揃えれば大丈夫です。とにかく、万全を期すということが大事です。私は、えんぴつを6本くらい持っていきましたが、最終的には2本しか使いませんでした。それでも、えんぴつが6本あるという安心感はかなりあったので、少し多めくらいの用意でも精神衛生上良いんじゃないかと思います。

3.問題用紙は持ち帰れるので、自己採点しやすいようにしておくと良いです。


自己採点しない派の人もいるでしょうけど。基本的には一生懸命問題を解いたら自己採点はしたくなると思います。そういうものです。気になるのです。自己採点しろと言っているわけではありませんが、多分頑張れば頑張っただけ、結果が早く気になるんじゃないかと私は思います。
なので、もし自己採点がしたい場合にはできるように、問題用紙にきちんと「自分が選んだ選択肢をわかりやすく書いておく」ことが大事です。
「これどっちだったっけ?」という書き方ではいけません。家に帰ったら、結構記憶はおぼろげになっているので、きちんと選んだ選択肢がわかるようにわかりやすくしるしをつけておきましょう。問題用紙は持ち帰れます。

6.最後に。宅建試験を受けて思った事。努力は裏切らない。楽しもう。


宅建試験を受ける直前。私はとにかくワクワクが止まりませんでした。
自分がどこまで解けるのか。どんな問題が出るのか。果たして合格できるのか。早く、問題を解きたくてしょうがない、そんな気持ちでした。
実際の試験が始まってから2時間。「トイレに行きたくならないだろうか」という心配をしていたのですが(※トイレが近いのです・・・。)結局トイレもしっかりガマンできてあっという間に2時間経ってしまいました。

「最大限、努力した結果を発揮する場面では、人は最高に楽しめる。」

そんなことを思いました。私は学生時代にスポーツなどに打ち込んだりはしなかったのですが、スポーツなどに打ち込んだ人はこんな感覚なのかなと、そういう風に感じました。

もちろん、結果は大事です。絶対に結果は出したい。これでもし私が合格点に足りていなかったら、やっぱりショックを受けたでしょう。来年また受ける気力はないかもしれません。でも、全力を賭してやりきったという自覚があれば、少なくとも「もっと頑張ればよかった・・・。」とかの後悔は生まれず、清々しい気持ちで試験への挑戦は終われる気がします。

だから、今から宅建試験を受ける皆さまには、ぜひ試験を楽しんでほしいと思うのです。「最高に意味わからん問題が出たけど、最高に楽しかったな。」とそんな風に思えるように、最大限取り組んでみてほしいのです。そんな風に取り組むことができたら、きっと最高の体験になると思います。

「努力は裏切らない!」「最高に楽しみましょう!」

という私に似合わぬ熱いメッセージで、この記事を終わらせたいと思います。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
ぜひ皆さまの何かのお役に立てれば幸いです。




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