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SBI SCHDと楽天SCHDを徹底比較!

米国高配当株は、安定した収益を目指す投資家にとって魅力的な選択肢ですが、日本から直接投資するのは簡単ではありません。
そんな中、SCHDをモデルにした国内ファンドである楽天SCHDやSBI SCHDが登場し、日本の投資家にも新たな投資の可能性を提供しています。
本記事では、これらのファンドの特徴や違い、注意点について詳しく解説し、どちらを選ぶべきかを考察します。
米国市場に興味がある方や高配当株投資を検討中の方に、役立つ情報をお届けします。

SBIアセットから新たな米国高配当株ファンドが登場

SBIアセットが新たに提供する米国高配当株ファンドは、国内投資家にとって米国高配当株市場へのアクセスを可能にする革新的な商品です。
これまで日本から直接投資が難しかったSCHDを間接的に投資可能とし、安定した配当収益を狙う方に最適なので選択肢を提供します。
この新ファンドは、高配当戦略に基づいた設計が特徴であり、米国市場の成長を享受できる点で注目されています。

SCHDの概要と魅力

SCHDは米国の高配当株ETFの中でもトップクラスの規模を誇ります。
2011年に誕生したこのETFは、長期的な成長を見込める高配当株に特化し、以下の点で他のファンドと差別化されています。

1. 低コスト運用
年率0.06パーセントという業界最低水準の運用コストを実現しており、投資家のコスト負担を抑えながら高いパフォーマンスを維持しています。
特に長期投資においてはコストの低さが投資成果に大きく寄与します。

2. 巨大な運用総額
10兆円以上の運用総額は信頼性と安定性を象徴しており、投資家が安心して資金を預けられる基盤となっています。
これほどの規模を持つETFはリスク分散の面でも有利です。

3. 厳選された投資銘柄
SCHDが採用する銘柄は、10年以上連続して配当を支払っているという実績を持つ企業に限定されます。
これにより、安定的な収益を得られる可能性が高い企業に投資できます。
また、時価総額5億ドル以上、ファンダメンタルズが優秀な企業のみが選ばれるため、収益性と成長性を兼ね備えた銘柄群がポートフォリオを構成しています。

日本での直接投資が難しいSCHD

SCHDは米国ETFのため、日本国内の証券会社では直接購入することができません。
この制約により、多くの日本人投資家はSCHDのような米国高配当株ファンドにアクセスできない状況にありました。
しかし、楽天SCHDやSBI SCHDの登場により、この問題は解決されつつあります。
これらの国内ファンドを利用することで、米国市場へのアクセスがより容易になり、直接投資が難しいSCHDのメリットを間接的に享受することが可能となりました。

楽天SCHDとSBI SCHDの違い

楽天SCHDとSBI SCHDの最大の違いは運用コストです。
楽天SCHDは年率0.192パーセントである一方、SBI SCHDは年率0.1238パーセントと、SBI SCHDのほうがコスト面で有利です。
運用コストが低いほど、長期投資においてリターンが大きくなるため、この差は重要な比較ポイントとなります。
また、分配金の受取スケジュールにも違いがあります。
楽天SCHDは四半期ごとに分配金が支払われるものの、2月、5月、8月、11月の25日が支払日です。
一方でSBI SCHDは3月、6月、9月、12月の19日に分配金が支払われます。
この違いにより、資金管理や収益計画に影響が出る可能性があるため、投資目的やキャッシュフローに応じて適切なファンドを選ぶ必要があります。

運用開始後の注意点

楽天SCHDやSBI SCHDには、実際に運用が始まらないと明確にはわからない隠れコストの存在が指摘されています。
これは、管理費用や為替手数料などが含まれる場合があり、投資パフォーマンスに影響を与える可能性があります。
さらに、高配当株投資にはタイミングの見極めが重要です。
特に、米国経済の状況や金利動向、ドル円の為替レートが配当収益やリターンに影響を与えるため、投資する際は十分なリサーチが必要です。
市場が高値圏にある場合には慎重なアプローチが求められます。

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