😱2…震源地に一番近い場所3.11 #2

2003年創業から経営者として。シングルマザーとして。走り続ける中おこった衝撃的出来事、または学びを得た出来事をクローズアップする形で書きます。　
そしてそこから得た気づきも。

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地震、津波から車で逃げて
↑#1に詳しく書いています

車の中で夜を明かし、お腹もさすがに空いて
喉もかわきはじめます。
電気が止まり闇で見えなかった全容が見えはじめ
ます。

携帯が使えないので
コンビニの前にあった公衆電話に長蛇の列ができています。
今はコンビニ前にすら公衆電話はない💦けど
モバイルバッテリーが今は普及してるとはいえ
果たして携帯使えるのか…？？？
☘️モバイルバッテリーは当たり前☘️

そしてまずは
荷物があるホテルに戻ることを目指して動きます。
ナビは使えていたか記憶にありません。

そして津波が引いた後の恐ろしい地獄絵図のような光景に涙がとまりません。

車はいとも簡単に折り重なり、中で人も亡くなっています。
道路にはモノや枯れ木、ありとあらゆるモノが散乱しています。
その為、震源地に近かったホテルに戻るためには
車では入っていけず2キロくらい歩きました。

この2キロの間…
折り重なる車をよけて、流れてきた流木等をよけて歩きます。
近くにお酒の工場があったようで大量のお酒が転がっています。泥も足にまとわりついて歩きづらい。
喉が渇きすぎて、この落ちているお酒を飲みたい衝動にかられます。でも後から余計に水分欲しくなってしまうからとみんなに何度も止められます。

そうしてホテルに着いて見上げたのは
津波の高さでできた壁面のシミ。

え？こんな高い所まで津波来た⁉️
と改めて恐ろしすぎる現実を知ります。

外階段でホテルの部屋に荷物を取りに行き、
車までの道のりを全部の荷物を持っていくことはできないので、絶対に要るものだけを持って、また来た道2キロを歩いて車に戻ります。

そして
自衛隊やテレビ局の車がどんどん入ってきていて
パニック状態です。
サイレンはずっとけたたましくなり続け
油田のような爆発も起きていて煙が出ている。
まさに地獄とはこういう場所を言うのか…という状態。

泣いてなんていられない。
私は絶対子供たちの元へ帰る‼️と誓います。
そのためには、まだ乗り越えなければならない
山があります。

車に戻って、さあここから次に
水分、食料調達できないかな…ってなります。
お腹がすくより、水分は生きていくためには
絶対です。あー水が飲みたい…になります。

🍀水は絶対絶対大事です☘️
☘️何かエネルギーになるオヤツはバッグに少し入れておくと安心☘️

コンビニに行ってみよう。

何軒か回ったコンビニが手動でお店を開けて
店内にあるものを現金で販売していました。
人が殺到し、行列が出来ています。
やったー！残り少なくなっているものの中から
飲み物とお菓子が買えた‼️

ありがたい🙏🙏🙏

☘️少し現金を持っておくのは大事です☘️

喉を潤すことができて、一安心。
次は東京に戻れる方法を探ります。

ここから予想通り…
主要道路は壊滅状態で通行止なことがわかります。
地面が割れて通れないとのこと。
マジか…
で、グルグル車の走れる所を周り、あらゆる帰れる可能性のある手段を考えはじめます。

諦めない‼️
☘️日頃から何でも諦めないように自分に負荷をかけておくことが大事☘️
主要道路は！ダメなんだよね。
回り道すれば帰れるんでは？
と東京方面に向かい始めます。

まず戻るまでのガソリン。
ここでまず奇跡的にイベント前日にガソリン満タンにしていてくれたこと。
減っていた分を入れれば何とか戻れる。

そしてガソリンスタンドは長蛇の列
1台2000円分までしか入れれません。と叫ぶ声。


何とかガソリン入れることもできました。

そして回り道でもいいから動こう！
ここから不思議なことに
どんどん山奥に、家もないような細い道に
どんどん入っていってしまうのです。
え？大丈夫？？？

そして山の上の方だったと思います
Y字路にぶつかった、その分かれ道のところに
白いヒゲで肌の浅黒いおじいさんが立っていて

こんな所に人がいる⁉️え⁉️本当に人⁉️

私はまさしく霊的なものかと思うくらい
でしたが

『すみません、東京まで帰りたいのですが
幹線道路はダメなので他の道路で
帰れる道わかりますか？』っていう内容を
聞いたと思うのですが、なんせ怪しすぎる
その風貌のおじいさんをガン見しすぎて
話す内容がなかなか
入って来ない…それでもおじいさんは、
細かくココをこういって、ああいって、
そうしたらココを行く。みたいに教えてくれました。

まずこんな場所に人が立ってること自体
なんで？
そこまで詳しく教えてくれるって
本当に道があるのか？
もう不思議すぎたのですが、その通りに進んだら
なんと栃木県まで帰ってくることができました！

あの不思議おじいさんの
おかげ🌟
本当に人間だったのか未だに疑っています

カタカタカタカタ…余震の中
栃木県に入って、まずファミレスでご飯を
食べました。
何と言う奇跡🌟‼️
ご飯が食べれる、お水も飲める、座っていられる！
ことに感激してしまう。感謝しかない‼️

自分たちだけ逃げ切ってしまって逆に申し訳ない気持ちも湧いてきてしまうけど、感謝しかないのです。
この時点で、他の出店者の仲間たちとは連絡がついていません。
後に1週間以上、避難所生活をしたとのこと。

神様！ありがとうございます🙏🙏🙏

そして、無事東京に帰ってくることができました。
生きているだけで幸せ！感謝🙏

後にわかったことは
イベント会場にいた方々、
もしくは車で逃げた人はほとんど亡くなってしまったそうです。
そしてイオンに向かい、駐車場を上る途中でザブンと
高速に上る途中でザブンとなってしまった方がいたと
聞いて行かなくて良かったと思いました。
車で逃げずに、避難誘導に従った人たちは、1週間以上
避難所で過ごしたそうです。
そして震源地に近かったため支援物資に恵まれず、
大変な思いをされたそうです。
やはり、あの地獄のような世界に遭遇したことによる
精神的ダメージはないとは言えないけど、生きていることにフォーカスしたことが結果すぐに元気になれたと思います。

どんな形でも
結果生きてる🌟ことに感謝したい🙏

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☘️どこにフォーカスして、何を見るかで世界は変わる
　受け止め方次第で天国にも地獄にもなる

☘️明暗を分けるのは、他人に任せず自分を信じて動けるかどうかが鍵である

☘️生かされた意味をしっかり受け止めて、亡くなった方々の分まで人の役に立てるよう使命を全うしたいと思います。