G3 谷口2歳ステークス振り返



10月9日に谷口G3 2歳ステークスという団体戦の大会を開催しました。
その振り返りというか何かです。

企画した理由

べあー杯やちいえる杯などの団体戦が盛り上がっていたので、九州でもそういうのがあっていいんじゃないかと思って企画しました。
あと、個人的に「チーム内でBPIや実力に差があるメンバーで大会は可能なのか」という部分も気になって、ほかの大会とは違うルールでやりたいと思っていたのもあります。


本編

大会前のいろいろ

8月ぐらいに「団体戦やります。ドラフトから。」っていう告知をすると、36人の選手から応募がありました。ありがとうございました。

ドラフトのルール

この大会で一番こだわったというか、考えた部分です。
1チームは監督を含めて4人。
監督はあらかじめ5人の方にこちらからお願いをしていました。

各チームにはドラフト時にチームコストが用意され、そのコストの範囲内で選手を指名していきます。
※チームコスト=『エントリーした人たちの☆12のBPIの中央値』×4-「監督の☆12BPI」
BPIの数値が高い選手を指名すると、その分残コストが減ってしまうので、各チームの監督はバランスを考えながらドラフトを行わないといけません。

各チームの監督

監督は以下の5人にお願いをしました。

KAMBAL
谷口杯創始者。アンダーハンドサーブの使い手。

KIYOMI
自販機の横のごみ箱にスタバのカップを突っ込んで塞ぐのが趣味。

87GE-0
大会前1ヵ月にシバいた鍵盤よりディスクアップ2にシバかれた回数が多い。

CLOMU
しれっとポップンも上手い魔女。

6RAKA3
キミドリ金十段惜しかった人。いつの間にかボルテのプロになってました。

いつも大会に協力してくださるG-stage小倉店によく行く若手皆伝にお願いしました。
モチベが爆上がりしてお店にお金を貢いでほしいです。


ドラフト当日

唐突に「ドラフトこの日にやるね~」って5人に連絡をしたのですが、全員すでにめっちゃチーム編成のこと考えてました。ありがたい。


ドラフトのルールはこんな感じ。

指名順について
ドラフトで指名を行う際の順番は以下の通りです。
・各チーム1位指名の希望選手を順に指名します。指名が重複した場合、抽選を行い、当選したチームが指名権を獲得できます。
・各チーム、1位の選手が決定するまで上記を繰り返します。
・2位以降の指名は、各チーム代表のBPIが低い順に行います。
・指名重複、競合の概念は無く、指名した瞬間に交渉権を獲得することが出来ます。そのため、ドラフト2位以降は抽選による指名権は存在しません。

プロ野球のドラフトのやり方丸パクりです。はい。

結果はこちら。

1位指名で競合したのはKAN選手とT選手。
BPIデカすぎなYAMADA選手はコストの兼ね合いなのか、指名なしのスタート。2番目にBPIが高かったKAN選手に3チームの指名が。
重複後は、お互いけん制し合ったかのように各チーム1発で決まりました。

ドラフト終わった時の個人的な寸評。

KANBALチーム
今大会唯一のBPI60越えのYAMADA選手を軸にしたチーム編成。
1位選手と2位選手のBPI数値の差が最も大きなチームとなったため、オーダーがチームの明暗を分けそう。

6RAKA3チーム
抽選でT選手を1位で獲得。
2位3位と実力者をしっかりと獲得。
3位でBPI40オーバーの3TOIMO選手を獲得したのはやりくり上手。

KIYOMIチーム
KAN選手を1位で獲得。
実力をよく知る選手で固めたオール九州。
オーダーは一番組みやすそうなバランスいいチーム。

CLOMUチーム
STRNGI選手を1位で獲得。
2位以下も隙が無い編成。
KIYOMIチーム同様にいいバランスになってると思う。

87GE-0チーム
大会慣れしている選手とデータマンで固めたチームに。
明確な武器を持つ人たちということもあり、BPIの数値がいい意味で参考にならないチームに。

ドラフト後

各チームの監督に「何でこの選手を指名したん?」とか軽く聞いてみたんですけど、自分が考えている以上に戦略練ってたりその選手の評価を語ってくれました。
みんなの話を聞いてたら自分のドラフトシミュレーションが薄く感じました。
一方で、「指名できなかった選手には申し訳ないです。」という感想もあり、監督たちには結構酷なことを強いてしまったのではないかなと罪悪感もありました。

監督になってドラフト会議に参加しないと体験できない色々なことを味わってもらえてのではないでしょうか。

大会当日まで

ドラフト終了後、各チームの選手のみなさんはそれぞれ練習を頑張っていたと思います。
一方の私は「これやりたい!」と思ったことを、G-stage小倉店の店長さんに丸投げをしてのんびりしてました。横川店長、いつもありがとうございます。

iPhoneを8から13にしました。

大会前日と当日

前回の谷口杯が、筐体搬入が日付変更直前になるというハプニングがありましたが、今回は逆に前倒し気味なりました。
筐体搬入のお手伝いをしたことがありますが、死ぬほど重くて大変な作業なので、手伝わずにシンフォギア打ってました。
筐体搬入が終わった頃合いに会場へ戻り、いかにも作業してました感を出すために軍手をつけて筐体の周りうろうろしました。

前日の夜ホテルに戻って、配信を手伝ってくれるこどもさんと画面レイアウトとかを1時間ぐらい話し合う予定でしたが、チェックイン後ベッドに倒れ込んだらなぜか次の日になってましたね。びっくり。

当日は8時半に会場へ。
こどもさんと店長さんを会場に放置してパチ屋の抽選権をもらいに行きました。クソ番だったので会場に戻りました。

参加者や来場者が続々と会場へ。
店長さんが配置した受付の方がしっかりと対応してくれて助かりました。

自分は配信画面のチェックをしてるこどもさんの横でボートレースやってました。

大会開始

BPIでのコスト制限がある中で編成されたいびつなチーム同士で試合は成立するのかななどの不安要素はありましたが、大会が始まると熱戦ばかりでした。

個人戦だと負けてしまえばそこまでですが、団体戦だとほかのメンバーがカバーすることができるし、格上相手との勝負でも自選を守り抜くだけで大きく試合展開が変わるのが想像以上に面白かったです。
今回のルールでは、予選通過のためにはほかのチームの勝敗次第といった事象も置き、本家BPLのような緊張感もありました。
配信では会場の様子をお届けできませんでしたが、盛り上がっていたように自分は思ってます。

大会を終えて

団体戦は盛り上がるなと感じました。
個人戦とは違う盛り上がり方だけど、とても面白かったです。
もっといいアイディアを出して、面白い大会を企画したいなと強く思いました。
参加者、観戦者のみなさんの弐寺熱が上がって、よく行くゲーセンにお金を入れに行く気持ちになったならうれしいです。
私はもうほぼプレーをしていませんが、beatmania IIDXという素晴らしいゲームがずっと遊べる環境を残すために、大会を企画するという形で貢献できればなと思ってます。

改めて、今回大会に1ミリでもかかわってくれたみなさん、本当にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?