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スマホ教室の多くが操作案内ばかり、これではシニア世代は逃げる!
色んなスマホ教室が各地で開催されています。もっとも多いのがキャリア(携帯会社)の多くは操作案内に
終始してます。これが弊害になっていると私は考えています。
キャリアのスマホ教室が抱える課題と、今後の進化について、より深く掘り下げて考察します。
1. キャリアスマホ教室の現状分析:操作案内偏重の弊害
* 参加者のモチベーション低下:
* 基本的な操作ばかりでは、既に一定の知識を持つ参加者は飽きてしまい、学習意欲を失います。
* 「知っていることばかり」という印象は、スマホへの興味を減退させ、デジタル活用への意欲を損ねます。
* デジタル格差の拡大:
*操作案内に終始する教室では、スマホの真の可能性を引き出せず、デジタルを活用した豊かな生活への道筋を示す事は出来ません!
* 結果として、デジタルリテラシーの高い層と低い層の格差が広がり、社会全体のデジタル化を阻害します。
* キャリア側の機会損失:
* スマホ教室は、顧客との重要な接点です。しかし、単なる操作案内では、顧客のロイヤリティ向上や新たなサービスへの誘導に繋がりません。
* 顧客のニーズに応じた、より価値の高い情報や体験を提供することで、キャリア側は顧客との関係性を強化し、事業の発展に繋げられます。
2. スマホ教室の進化:デジタル化を促進する実践的な取り組み
* レベル別・目的別講座の導入:
* 初心者向けの基本操作講座に加え、中級者・上級者向けの講座、特定のアプリやサービスに特化した講座など、多様なニーズに対応できるカリキュラムを開発します。
* 例えば、オンラインショッピング、キャッシュレス決済、SNS活用、写真・動画編集、健康管理アプリ活用など、具体的なテーマを設けた講座は、参加者の興味を引き付け、実践的なスキル習得を促します。
* 体験型学習の重視:
* 座学だけでなく、実際にスマホを使って様々なアプリやサービスを体験できるワークショップ形式の講座を増やします。
* VR・AR体験、プログラミング体験(ロボットを制作したりしてますがこれはプログラミングにはならない)、ドローン操縦体験など、最新技術に触れる機会を提供することで、参加者の好奇心を刺激し、デジタルへの興味を深めます。
* 地域コミュニティとの連携:
* 地域の商店街や公共施設と連携し、スマホ教室を地域活性化の拠点として活用します。(出張販売を展開はあくまでも物を売るが主体)サポートはない!
* 例えば、地域のイベント情報を発信するアプリの使い方講座、地域の特産品を販売するオンラインショップ開設講座などを開催し、地域住民のデジタル活用を支援します。
* 個別相談・サポート体制の強化:
* 参加者一人ひとりのレベルやニーズに合わせた個別相談やサポートを提供します。(スマホ相談会)では大きな実績も出ます。
* スマホの購入相談、アプリのインストール・設定サポート、トラブルシューティングなど、きめ細やかなサポートは、参加者の安心感を高め、継続的な学習を促します。(安全、安心は大切)
* デジタルコンシェルジュの育成
* スマホ教室の講師を「デジタルコンシェルジュ」として育成し、参加者のデジタルライフ全般をサポートできる専門家を養成する。
* デジタルコンシェルジュは、スマホの操作案内だけでなく、最適なアプリやサービスの提案、デジタル機器の選び方、セキュリティ対策など、幅広い知識とスキルを持ち合わせる。
3. キャリア側の役割:デジタル化推進への貢献
* スマホ教室をデジタル戦略の中核に位置づけ:
* スマホ教室を、単なる顧客サービスではなく、デジタル戦略の中核に位置づけ、積極的に投資と人材育成を行います。
* スマホ教室で得られた顧客の声を、サービス改善や新サービス開発に活用し、顧客中心のデジタルエコシステムを構築します。
* 他企業・団体との連携強化:
* アプリ開発企業、教育機関、自治体など、様々な企業・団体と連携し、スマホ教室のコンテンツやサービスを拡充します。
* オープンイノベーションを推進し、新たなデジタルサービスやビジネスモデルを創出することで、社会全体のデジタル化を牽引します。
これらの取り組みによって、スマホ教室は単なる操作案内から脱却し、デジタル化を促進する重要な役割を担うことができます。
この様な実態は今も変わらず続いています。私も先日、キャリアのスマホ教室に参加してみた!
皆さん当スマホ教室では私どもの携帯を使いますので、皆さんお持ちの
スマホは使用しないで下さいとアナウンスがありました。どう言う事と
当然思いました。
教室が始まるとテキストでの説明に
始まりほぼ「操作案内」でした。
一時間がこんなに長いのかとは思わなかった。笑いもないし淡々と終わり私は席を離れて帰りました。
6人いて4人が退席しました。
唖然として帰る事になりました。
そりゃ面白くないから他の人も帰りますよね。これが現実でした。
そこで今日はこんな記事を書いたのもこれではシニア世代に寄り添うどころか離れてしまうと感じたのは
私だけではない。これを知った事は
素晴らしいヒントになりました。
情けなや現実でした。
ご当地スマホ倶楽部
恒川年昭
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スマホの「利活用」だと確信した
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