やはり秋は食欲の秋です。一番大切なのはお米が美味しい事です。
私が好きなルーティンに家電量販店
巡りがあります。
そんな事を思いだしてお米の大好きな私の考え方を思い出した。
現代炊飯器考。
土鍋でお米を炊くと美味い。ガスの火のおかげだろうか?炊飯器なんかより全然早くて美味い。
昔からお米はずっと土鍋で炊いてきた。最初は少し手間とコツがあるけど、慣れるとカンタンだ。
ところが、家電量販店の売り場をウロウロしてると炊飯器コーナーがなんとなく目に入った。
最近の炊飯器はびっくりするほど高額で高性能なものが多い。
「かまどのようなナントカ炊き」だの「豪炎」だの「炎舞」だの「料亭の味」だの書いてある。
こういう売り文句に私はとても弱い。
「ヤバい…なんかめっちゃ美味そう…。え?世の中の人って最近はこんな炊飯器で炊いてるわけ?もしかして最近の米って本当は土鍋派の私が知らない異次元の旨さなの?!」
もう心は揺れまくりである。
震度10ぐらいにグラグラだったところで、パンフレットの中の一行。
「炊き立てそのまま保温」の文字が目に入った。
土鍋にはない保温機能が便利そうだよな…と、もう陥落一歩手前の衝動買い自己正当化モードに突入していたワシは、ここで落ちた。
「保温」。土鍋にゃ絶対無理な機能。
この言葉がキラーワードだった。
結局1時間近く売り場でパンフレット見比べたりアレコレ見た挙句、とうとうその場で一番高い炊飯器を買ってしまった。
ホクホク顔で帰宅し、早速炊飯開始。
無論迷わず「料亭炊きモード」にセット。
土鍋なら15分のところを80分ぐらいかけて炊飯。
遅っっと思ったが、時間と手間はグルメの基本だしその分美味いに違いない、と自分を説得。ようやく炊けた。いよいよ試食。
…………なんと……超普通だ。
え?いやそんなはずはない。
ワシの舌が鈍ってるのか?
………いや、やっぱり普通だ。なんで?
5千円の土鍋の20倍ぐらい高いクセに…クソ普通である。
いやむしろ、まだちょっと土鍋の方が美味い気がする…5千円だけど。
結局、本物の火に勝るものはないのだろうか。
そしてワシ陥落のキラーワードの「保温」だが、別にこれも冷静に考えれば、食べ切れる量だけ炊けば不要な機能だ。足りなくなってもすぐに炊けるから炊き直せばいい。
……炊飯器、なんで必要なんだっけ?
量販店の炊飯器あれこれ!
幼い頃から家庭には窯があり薪を炊いて食べたご飯の懐かしさからやはり土鍋でしょうという結論になりますね。
いかがですか秋の夜のご飯はたまには土鍋で炊いて美味しいお味噌汁と
漬物と秋刀魚があれば秋一番になりますね。今日は秋刀魚一尾128円也で土鍋ご飯に合わせて食する事に
しました。
素晴らしい炊飯器がありましたら、
教えて下さい。
お米も物価高で少し高くなりました。私の一瞬の贅沢をします。
ご当地スマホ倶楽部
恒川年昭
明日は業界笠松町へ
今日の写真から