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政治・経済・社会

今朝は一段と冷えました。初冬には早く秋深しですね。

秋深き隣は何をする人ぞ(松尾芭蕉)

最後の旅で訪れた大阪で芭蕉は病に倒れました。

門人の家に横になって、

静かな「秋深き隣」の人は何をしているのか

と思いを寄せる。

死にゆく人の知る、人の世の懐かしさなのだろうか。

そして、人々の生活の営みはこの政の中で行われています。

つまり政治です。

国民がいたからこそ政治が生まれたのです。

つまり国を統一する人が現れました。

以来、戦争が生まれました。

そして現代もなお戦争をしています。

誰も仲裁に入りません。

その間にも失われていく命があります。

その命を悲しむ人はその命を愛する人です。

政治家にはその愛が伝わらないようだ。

あまりにも悍ましい。

『日本国憲法第九条』戦争の放棄。

と謳いながら「集団的自衛権の行使」を決定し、

ウクライナに支援を送る。これっておかしくないですか?

ロシアの一方的な侵略行為ですか?

ロシアとウクライナはいわば兄弟国です。

その兄弟喧嘩に一方だけに加担するのはどういうわけ?

ロシアはますます孤立し、攻撃を繰り返すでしょう。

世界はロシアの自滅を願っているのか?

そうとしか思えない。

親だったら兄弟喧嘩を黙って見過ごしますか?

「お兄ちゃんあなたが悪いのだからやめなさい」

と言いますか?

それとも

「弟お前は弱いからお父ちゃんとお母ちゃんが加勢するよ。頑張れ」

って励ましますか?

昔も今も親子であってさえ喧嘩します。

ましてや他人なら当たり前のように喧嘩するでしょう。

が、友情も生まれます。

友情っていうと太宰治の『走れメロス』が思い出されます。

私はマラソンが苦手なので、メロスが休まず約束の期限まで

走り続ける姿に感動したものです。

その太宰も心中で命を落としました。

あるいはロシアは核兵器を用いてウクライナと心中する危険も

なきにしもあらずですよね。

人間はいつになったら平和に向けての努力をするのでしょう。

こんなに文明がひらけているのに人の心は野蛮なままだ。

だから、私はそうならないように私の心を鍛えます。

では、本日も素敵な一日をお過ごしください。

今日もよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございます😊

➿今日の一言➿
人物にせよ、業績にせよ、それぞれへの視点というものがある。
正しく評価するためには、あるものは近づいてみなければならない。
反対に、離れなければ、決して値打ちのわからぬものもある。
〈ラ・ロシュフコー〉

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