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当たり前じゃないからこそ

あれは忘れもしない去年の9月8日、つまりそれクリープハイプの日
私はクリープハイプの日にクリープハイプと共に時間を過ごしていたのだ




おちた

おちた

またおちた

太客先行をはじめとし見事に3連敗をかましたクリープハイプの日のチケット
Twitterを見ている限りかなり厳しい戦いだった
この結果も無理がない、が、諦めきれなかった私

だったが…

「実はチケット2枚取ったんだけど一緒に行く?」

えええ

えええええ

まさかの友人から声がかかり私は気づいたら涙をぼろぼろ流していた
ほんとにまさかのまさかのまさかだった
後から聞くと私のクリープハイプへの熱量が半端じゃなく溢れていてこれは!と一緒に連れていきたかったらしい

とんでもない人生最高のサプライズだった

そんなこんなですぐにクリープハイプの日当日がやってきた

そしてこれまた奇跡か起こり本当は実習のオリエンテーション日だったの

だが、

2日前に休みになったとの連絡が来た

ありがとう先生

クリープハイプの日存分に楽しんでこいよ、って?

もうそう言っているようにしか思えなかった
あのときばかりは全ての奇跡に感謝した

そして私は高速バスに飛び乗り大阪へと向かった
ちなみにというと前の晩は一睡もできていなかった
それぐらい楽しみにしていたし緊張もしていたのだ

そして物販、並んでいるときに聞こえてくるリハ
すべてが五感を鋭く刺激してきた
リハーサルが聞こえてきたとき、ああ、クリープハイプと同じ空間にいるんだなと考えるともうその時点で興奮が収まらなかった、手足の震えも止まらなかった

そして大本命のクリープハイプの日、開演
登場の瞬間、私は腰が抜け友人に横から支えてもらった
そのくらい私はクリープハイプの登場にのめり込んでいたのだ
一曲、一曲が私にとって、もちろんクリープハイプにとって大切な曲でそれをクリープハイプの日に同じ空間で演奏してくれている
もうほんとにこれ以上に幸せな空間なんてないと思った
あの雨の中の景色死ぬまで一生覚えていると思う
ずっとずっと泣いていたけれど雨が涙を隠してくれた
雨のせいか辺りも暗くステージの上だけが照らされていて息を呑むほどに綺麗にみえる
雨のせいかステージの光が隙間からほんのりと照っている
雨のせいかクリープハイプがとても輝いてみえる

いやこれはいつものことか

うまく言葉にできないけど間違いなく人生で1番幸せな空間であり時間だった
この空間にクリープハイプ と 私 が存在していたこと
それは決して当たり前ではない
だからこそ、だからこそ、人生で1番幸せなのだ
クリープハイプに出会えたこと、私がこうやってここに存在していること、クリープハイプがこうやってバンドとして活動してくれていること、クリープハイプがこうやってライブを開いてくれていること
それはきっと当たり前のようであって当たり前じゃなくて、すべてが重なって、クリープハイプ と 私 は同じ空間に居たのだ

ありがとう、クリープハイプ

ありがとう、私

なによりも私に存在意義を与えてくれて

ありがとう、クリープハイプ

あのときの記憶は一生忘れることはないだろう
改めてクリープハイプは私の救いであり支えであり寄り添ってくれる存在だと強く感じた

高校時代やもちろん今でも息が詰まりそうなほど苦しいとき、耐えきれなくなって泣いてしまいそうなとき、嫌なことがあって消えてしまいたいと思ったとき
クリープハイプはいつも寄り添って私を支えてくれた

ほんとうに心の底からクリープハイプがだいすきだ
クリープハイプに出会ってから私の人生が色付いた
当たり前の日常にクリープハイプがいてくれる事で特別な日常になる
いまとなってはクリープハイプは私にはなくてはならない存在だ

ほんとうにありがとう、クリープハイプ
付かず離れずでこれからも死ぬまで一生愛してるよ

#だからそれは真実 #クリープハイプ #だからそれはクリープハイプ

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