16テストとは? 4
HSPスペクトラム(繊細さん)たち
今回は「HSPスペクトラム(繊細さん)」のメンヘラ(精神系の問題)を採り上げます。
なお、「INFP(ウサギ型)」についてはすでに考察しましたので、割愛します。
【ISFP(ヒツジ型)】
こちらは典型的な(?)「HSP」に多い気質特性だそうです。
主に、「回避性人格障がい」と「依存症」、「摂食障がい」、「共依存」が多い傾向です。
ただし、「ISFJ(シカ型)」と同じく、田舎のような「閉鎖的」、「排他的」環境では「第三の居場所(サードプレイス)」が極端に乏しく、問題につながりやすいです。
かと言って、人間の脳みそは「原始時代のまま」ですのでせいぜい身近な100人ほどのコミュニティーしか受け入れることしかできません。
そのため、大都市のような「情報過多」は「HSP」を始め、刺激を求めやすい「HSS型HSP」などHSPスペクトラム(繊細さん)にとっては「慢性疲労」が治まらない環境です。
人間の脳みそは「人々にもまれて幸せ」とは感じにくい特徴です。
私も含めてですが、HSPスペクトラム(繊細さん)の当事者や併存当事者のほぼ100%が「渋滞」や「満員列車」を嫌う傾向にあるのはこのためではないかと思います。
特に、「人間が発する」人工的な刺激、雑踏は'強い刺激'、'強い情報'として脳みそに刻まれます。それが多すぎだといかがでしょう?
「頭が真っ白」になります。
ただし、「環境」の解消にも時間がかかります。
おすすめの対症療法は、「音楽鑑賞(できれば、「インスト」のような「歌なし」がおすすめです)」です。
「自然に触れる」のもおすすめですが、田舎への移住はよほどでない場合はおすすめできません。「旅行」程度がベターかと私は思います。
「動物に触れる」のもおすすめです。アレルギーでない場合と看取れるまで責任が取れる場合はペットを飼うのがおすすめです。
「運動」もおすすめです。特に、「気持ちの切り替え」という意味で「サイクリング」や「散歩」がおすすめです。
ただし、やはり田舎は「車依存」が並々ならぬ高さがありますので、おすすめできません。
大都市に近い「近郊地域」や「中都市」のある九州は「運動習慣」が身につきやすく、多様性もある程度は保証できるので旅行にも移住にもおすすめです。
HSPスペクトラム(繊細さん)の多くは'無意識に'人助けをするくせが出やすいので、それを逆手にとって「ボランティア活動」や「献血」などに参加できる人は参加するのもよいでしょう。
【ENFJ(イヌ型)】
こちらはどちらかというと、「外向き志向(パリピ派)」の「HSE」がこの気質特性ではないかと私は思います。
しかし、本来備わる「刺激に対して非常に繊細」なのはHSPスペクトラム(繊細さん)の'共通のあるある'ではないでしょうか?
主に、「演技性人格障がい」を抱えやすいです。人によっては「自己愛性人格障がい」、「うつ病」などを抱えやすいです。
はたから見えると、「E(Extrovert)→外向き志向(パリピ派)」の気質特性が目立つため'普通の人'扱いされやすいです。
しかしHSPスペクトラム(繊細さん)の当事者である以上、高ストレスに陥りやすいです。
おすすめの対症療法は、「信頼できる人に話を聞いてもらう」、「運動」です。
しかし繰り返しで申し訳ないですが、大都市に近い「近郊地域」や「中都市」のある九州は「運動習慣」が身につきやすく、多様性もある程度は保証できるので旅行にも移住にもおすすめです。
【ENFP(ゾウ型)】
こちらは「E(Extrovert)→外向き志向(パリピ派)」と好奇心などを併せ持つ「HSS型HSE」がこの気質特性ではないかと思います。
こちらもはたから見えると、「E(Extrovert)→外向き志向(パリピ派)」の気質特性が目立つため'普通の人'扱いされやすいです。
しかしHSPスペクトラム(繊細さん)の当事者である以上、高ストレスに陥りやすいです。
主に、「自己愛性人格障がい」を抱えやすいですが、それ以外にも「ADHD(不注意・多動混合)」、「演技性人格障がい」、「境界性人格障がい」、人によっては「解離性障がい(多重人格)」、「うつ病」を抱えやすいです。
おすすめの対症療法は、「積極的に人と関わること」です。
これは、「ENTP(オウム型)」の気質特性の人とほぼ同じです。
ただし、「HSS型HSE」の気質特性から「長時間の関わり」よりも「単発での関わり」の方がメリハリがつきやすいです。
【INFJ(キリン型)】
こちらは過去に触れた「INFP(ウサギ型)」と同じく「HSS型HSP」の気質特性を抱えますが、どちらかというと「J(Judger)→集団環境」を好む傾向です。
主に、「自己愛性人格障がい」を抱えやすいですが、「ギフテッド」の皆さんとは異なりHSPスペクトラム(繊細さん)の当事者である以上、共感はかなり強い一方で、冷静さもたけているためあえて共感を遠ざけようとする傾向もあります。
そのほかにも、「強迫性人格障がい」、人によっては「解離性障がい(多重人格)」、「うつ病」などを抱えやすいです。
おすすめの対症療法は、「(専門家などによる)カウンセリング」や「相談」です。
同じ「HSS型HSP」の気質特性を備える「INFP(ウサギ型)」とは異なり、「自分のことを説明できる」特徴も兼ねているため、「1対1のタイマン」の環境であれば、話し合いで十分かと思います。
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