てんかんとは?
「てんかん」は今や「100人に1~2人」という割合で発症する決して珍しくない病気ですが、いわゆる'国民病'として認知されていません。
こちらも「広い意味での発達障がい」の一つとされていますが、「発達障害者支援法」の対象外です。
けいれんや意識障害、ろれつが回らないなどの「発作」を繰り返します。
しかし、この「発作」が突然意図せず何回も繰り返されるのが、他のけいれん症状とは異なります。
主にこちらも脳みそ関係ですので、実際のところ'原因不明'です。
知的障がいの有無、発作の症状、発作型、発作の対象性などによって細かく分類されます。
主に、「部分てんかん(一部の脳機能などによる発作など)」と「全般てんかん(脳みそ全般や全身性の発作など)」に大きく分けられます。
また、'明らかな脳みそ系(メンヘラ)の異常'を伴う「症候性てんかん」と異常が伴わない「突発性てんかん」に分けられます。
てんかんも他の発達障がいなどと同様、「これを行えば治る」という確立された治療法はありません。
多くは、精神科などのお医者さんから処方された抗てんかん薬や漢方薬などの薬物療法などの「対症療法(その日その場しのぎ)」で「発作」などを抑えるしかありません。
また、路上で「発作」が起き、その場で倒れることも想定して「ヘルプマーク」と「ヘルプカード」は'お守り'として鞄につけたり、首にぶら下げたりしておきましょう。「ヘルプカード」には枠いっぱいに情報を書きこむと、救急通報などをスムーズに進めることができます。(レスキュー隊や搬送先の病院にも情報共有できるため)
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