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田舎コンプレックス(いなコン)とは? 2

 皆さんいつもご覧になりましてありがとうございます。(*^ ^*)

 引き続き、「田舎コンプレックス(いなコン)」についてお話します。

 さて、最近は外国人旅行者向けの格安宿として、「カプセルホテル」や「ユースホステル」というのがあります。

 もちろん日本人でも宿泊は大丈夫です。

 というよりも、私たちAYA世代(若者層)は「親ガチャ」などが示す通り、物心つく前から格差に慣れた影響なのか、こうした格安宿が重宝されています。
 特に都市部のビジネスホテルでさえ、今現在は「高嶺の花」になりました。

 Youtubeでも「カプセルホテル」を紹介した映像が数多く存在しますが、その多くがやはり都内などの大都市圏に集中しています。

 私の地元には、地図検索しましたがそのような格安宿はほぼありません。田舎ですから…(^-^;

 特に「カプセルホテル」は法律などの定義上、「簡易宿泊施設」となっていますのでいわゆる「お部屋の鍵(ルームキー)」はありません
 さらに、「カプセルホテル」の個室は本当に「寝るだけ」の空間ですので、手足を伸ばすストレッチも不向きです。

 そして、壁も薄いため「感覚過敏」のある発達障がいのある人やHSPスペクトラム(繊細さん)には「聴覚過敏」のため睡眠不足になりやすいです。

 「ユースホステル」は定義上、「公共宿泊施設」として扱われるため、こちらもお手頃な値段で宿泊できますが、やはりこちらも都内などの大都市圏に集中しています

 かつては田舎にも「ユースホステル」はそれなりにありましたが、最近の少子化や過疎化、感染症の不安から客足が遠のぎ、廃業したところが増えました。(ユースホステルを運営する「日本ユースホステル協会」の皆さん、もう一度日本海側の地域にもユースホステルの再建をお願いします)m(_ _)m

 何回も都会へ頻繁に行き来している人や、発達障がいやHSPスペクトラム(繊細さん)ではない一般人には「慣れ」で何とかなるものですが、何かしらの気質特性があり、かつずっと実家の田舎暮らしの人にはたとえ安く泊まれるとしても滞在は難しいと思います。

 「ユースホステル」がぎりぎり行けそうですが、繰り返しになりますが田舎では'レアな宿'になりました。

 そのため、相当な下調べや準備に時間が必要になります。

 そしてやはり最後は「慣れ」しかありませんが、発達障がいやHSPスペクトラム(繊細さん)などの何かしらの気質特性のある人にいきなり宿泊は難しいです。まして、「慣れ」なんて一生涯ないでしょう。(^-^;

 そのため、障がい者福祉サービスの「短期入所(ショートステイ)」で宿泊の練習を積むのをおすすめします。しかし、こちらもあくまで「障がい者」と自他ともに認められた人しか使うことができません。

 残念ですが、何度も繰り返しで申し訳ないですがHSPスペクトラム(繊細さん)は「病気でも障がいでもありません」。単なる「生まれつきの気質特性」でしかありません。そのため、私たち当事者全員の気質特性を反映された宿は「高嶺の花」になりますが、老舗温泉旅館しかないのです。(今現在は、「全国旅行支援」で少しお手頃にはなりましたが…)

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