最強ゲッコウガレイドでニンフィアを戦えるようにした話
●話の切り出し
みなさんは、金策ニンフィアと聞いて何を察するでしょうか?
いわゆる大手攻略サイトやユーチューバーの影響で流行ったテンプレの金策おすすめポケモン
リザードン用なのかエースバーン用なのか星6レイド周回用なのかも理解せず、というか最強リザードンを倒せるんだから他のもイケるだろ?くらいの安易な考えで、そして金策用だって言ってるのにテラレイドバトルに参加させられるポケモンたちが後をたちません……(Disの話なので韻を踏んだ
ハイ、今回は、現在(2023/2/11)絶賛開催中の最強ゲッコウガレイドで解散必至、低い防御2手で瀕死(Disなので韻を略)のニンフィアちゃんがネットでDisられてたので暇人がなんとかならんかと試してみた顛末ですチェケラッ
いつもどおり、しっかり意思疎通できる知り合い同士のマルチプレーやサポートトレーナーがひんしになっても時間が減らないソロレイドじゃーなく、見ず知らずのトレーナー4人が集まって戦う野良レイドの話です
●ニンフィアは無理ゲーなのか?(ありがちな問い
最強ゲッコウガレイドの記事ばっかり書いているので、前回までの記事でどんなポケモンで戦うのか?というお話もしてきましたが、ニンフィアが最適かどうかというと最適ではないです
基本的にゲッコウガレイドは、ヤドラン・シャワーズといったアシストパワーを使いこなせてタイプ相性もいいポケモンがいる状態で戦うのが前提であると思います
実は、ノココッチ先輩の方がいいんじゃね?説もありますが、ここで言いたいのは、最適解か?どうかということではなく、戦うことができるのか?という視点でお伝えしたい
これまでの記事で何種類かのサポート型ポケモンのお話をしましたが、サポート型のポケモンも最適かどうかという問いの前では最適ではありません
最強ゲッコウガレイドという環境で攻撃役4体よりも1体から3体の支援役が入った編成の方が総合的な戦闘力が高いというだけで、サポート型のポケモンだけ揃ってもダメージを与える能力が不足しているため最適とは言い難いと思います
さて、表題のニンフィアが参加したレイドは無理ゲーなのか?という点ですが、それなりにポケモンをやっている人に聞けば「フェアリーは毒が抜群だからやめとけ」という話になりますよね
しかし、無理ゲーとDisる声はあれど、無理ゲーかどうかをチャレンジした話は聞き覚えがありません(俺調べ、あったら教えて
そこで一定の存在価値を示しつつ戦い抜くニンフィア、瀕死にならずに最後まで戦い抜くニンフィアを育てるモチベーションが生まれました
サトシ「よし、強くなって見返してやろうぜ、ニンフィア!」(CV:松本梨香)
●具体的なニンフィア
特性:メロメロボディ
持物:おんみつマント
努力値(実数)
ずぶとい(A↓B↑)
H252(394) B252(256) C4(257)
・参考ダメージ
(ランク上昇なし)
ダストシュート
通常234~276
急所350~414
ハイドロポンプ
通常 97~115
急所145~172
いやしのエール最低回復量78
★俺とニンフィアの戦い方
さて、実際にこのニンフィアにどう戦ってもらうかですが、データのとおり、普通に戦っては2手も耐えないのでゲッコウガの行動パターンとヤドラン・シャワーズが群生している環境を利用します
まず、ゲッコウガレイドでは最初の3手を終えたころ(スタートから約1分後)に味方のステータス変化がかき消されます
つまり、ヤドラン・シャワーズは積んだことがなかったことになるわけです
熟練のニンジャ狩りは、なまけるを自動行動時に選択してしまう最上段に置いて放置し、ステータス変化リセット後にベストコンディションで再度積めるように設定していますが、このニンフィアも同様に ねがいごとを最上段にセットして放置します
ねがいごとの回復条件は、なまけるのように使ったターンではなく、その次のターンの終了時です
そのため、テラレイドバトルのホストを基準として行動回数がカウントされる仕様を活用し、わざと行動を遅く選択して ねがいごとの発動を調整します
ホストの行動回数がこちらの行動回数+1回を終了した状態になると自分は行動しなくとも発動するので、ホストが行動するのを待ち、減ったHPを安全な状態で回復してから行動を再開します
全体としては4手目ごろ(ニンフィアとしては2手目)から じこあんじを使っていくのですが、あせって行動するとヤドランが積む前に技が出てしまいますので2手ほど(約40秒)待って、そしてしっかり他のトレーナーの行動とステータスを確認して てっぺきや とけるを2回積んでいる相手をコピーします
この動きは、先ほどの ねがいごとによる回復方法を行うことで自然と達成されます
すると次からゲッコウガのAIはハイドロポンプを選択してきますので、めいそうを独自に使用して特防を強化します
この段階で被ダメージは
ダストシュート:80~96
ハイドロポンプ:66~78
つまり、行動すると毎ターン最大96ダメージの状況に持ちこめます
レイドバトルでは基本的に1分まで放置が可能であり、時間内であれば自分が行動しなければゲッコウガからの攻撃はありません
あとはヤドランたちの積み状況を確認し、特攻防御が6段階上がった仲間をコピーしてゲッコウガを攻撃できる態勢を準備します
エスパータイプ持ちである本職のヤドランの方がアシストパワーの威力が大きいのであせって行動せずに次の判断を行います
1.シ-ルド展開中でゲッコウガのHPが60%以上なら攻撃
2.HPが60%を切っていそうなら いけいけドンドンでヤドランを強化
これはHP50%付近でゲッコウガが かげぶんしんを発動させてしまうためで、攻撃チャンスとダメージ効率を最大化するためです
以上を基本にして前半戦96ダメージ、6段階積み後は78ダメージを意識しながら ねがいごとを準備しつつ、アシストパワーによる攻撃に参加します
・結局ニンフィアは使い物になるのか?
けっこう厳密に計算すると特攻に252振ったシャワーズと比べて攻撃性能は約81%、同等の努力値で防御性能は約52%です
これほどの戦闘力の差ですが、1度も瀕死にならずにレイドを完走できる点、ダメージレートについては劣化シャワーズながらも他のアシストパワーを使用できないポケモンを圧倒しています
そして、最初に立てた問い、ニンフィアは無理ゲーなのか?ですが、まったくそんなことはないと思います(ほかのトレーナー1落ち程度なら全勝
トレーナーがヘタレなだけじゃないですかね?
つのぽけさんで計算してみればどうかと
●結びに
正直言って自分はニンフィアよりブラッキー派なんですけど、レイドの失敗に業を煮やしてトレーナーではなくポケモンに文句を言ってる姿勢はどうかと思い記事にしました
怒りが俺のエネルギーだったわけですが、調べて工夫してみると改めてポケモンというゲームの懐の深さにゲームを攻略する楽しさを再確認させてもらった次第です
それでは今日はこのへんで
noteの記事は自分の備忘録も兼ねているのですが、ちょいちょいこんな感じの記事を書こうかと思っています(宗教上の理由で
ゲッコウガレイド・シーズン2では読んでくださったどなたかにお会いできたらと思っております!それでは!