ちょっと普通じゃない俺とだいぶ普通じゃない高校 #35
修学旅行が終わり、間も無く、受験生春の戦い、ゴールデンウィークが始まった。
与:梅〜、さっきの数学わかんなかった〜
梅:西野さんに聞いてくればいいじゃん笑
与:そっか!
ななせさ〜ん!
この高校は卒業生がアルバイト講師として塾のようなことをしてくれる。
卒業生も学校もある程度理解があるからWin Winである。
秋:え、蓮加、ついに付き合ったの?
蓮:ちょっと、真夏さん、声大きいって!
山:わたしたちの前でもラブラブだったもんね〜
蓮:それは、〇〇が..急に…
秋:ほんとかなぁ〜
蓮加、〇〇にはデレデレだもん
梅:私の前でもそんなに甘えてくれないのにねぇ
そんな会話をよそに〇〇は一人勉強を続けていた
久:な〜んにも聞いてないわよ、あなたの彼氏笑
蓮:いいの〜、今は集中してるんだから〜
山:そういってさっきからチラチラ見てるんだから(。-∀-)
秋:勉強に集中してる姿もかっこいいもんね〜
蓮:ちょっと、真夏さん!
久:うかうかしてると誰かに心移りしちゃうかもよ〜
修学旅行帰った後、咲月ちゃんも告白したらしいし
蓮:え…
山:1年後には学校も違うかもだし
秋:頑張らないとね〜
蓮:うぅ〜
〜〜〜〜〜
橋:あら、もうこのレベルが全部解けるの?
あなた、今まで補講にいなかったのに凄いわね
○:はは、ありがとうございます笑
橋:うちの大学も余裕で来れるわよ
推薦枠も取れるんじゃないかしら?
○:ほんとですか?
橋:ええ、テスト次第では奨学金も全額もらえるわよ
トップだけだけど、可能性はあるんじゃないかしら
○:それはやるしかないですね笑
〜〜〜〜〜
秋:ほら、奈々未も彼のこと気にいってるみたいよ
山:すごい笑顔で話してるしね〜
蓮:…ちょっといってくる
久:あれ、私たち怒らせた?笑
秋:井上くん、ごめん笑
〜〜〜〜〜
蓮:ちょっといいですか?
○:蓮加、どうしたの?
橋:岩本さん、であってるよね?
どうかしたの?
蓮:私に勉強教えて!
○:ん〜、いいよ
じゃあ、橋本さん、また、問題お願いしていいですか?
橋:いいわよ〜
あなたのことは先生からもちゃんとみといてって言われているし
○:それはどういう意味ですか?
橋:期待されてるのよ
ちゃんと彼女の相手してあげるのよ〜(≖ᴗ≖ )
○:ちょっ!
蓮:..どういうことですか///
橋:面白そうだから今日は内緒ね笑
また、今度教えてあげるわ、岩本さん
蓮:は〜い!
○:あの人怖いな…
橋:何か言ったかな?
○:いえ、何も
ハハハ…
〜〜〜〜〜
○:だ〜か〜ら、ここは・・・
蓮:それじゃわかんないんだって!
○:一回やってみろって
ほら、まずは・・・
蓮:え、できた…
○:だから言ってるだろ笑
蓮:私が頭がいいから〇〇の説明でもわかるんですぅ〜
○:そんなこと言っていいのかなぁ〜
もう教えてあげないかも知れないけどぉ〜
蓮:ふ〜ん、それじゃあ〇〇と同じ大学行けないけど、それでもいいんだ
○:それは、蓮加が頑張るとこじゃない?笑
蓮:〇〇が教えてくれないと無理っ!
○:そんなに自信持っていうな笑
蓮:だって、蓮加には〇〇が必要だもん(๑• •๑)
○:きゅ、急にどうした(。・・。)
俺も、一緒にいたいから教えるって//
蓮:やった〜!
梅:ほら、あっつあつですよね、あの二人笑
秋:勉強しに来てるんだよね笑
デートみたい
山:けど、蓮加、一年の時より成績上がってるもんね笑
久:愛の力は偉大だ…
与:たっだいま〜
梅:お、わかったの?
与:う〜ん、なんとなく?
久:愛の力じゃないのかな笑
与:?
秋:こっちの話よ笑
与:けどね〜、誕生日プレゼントもらっちゃった〜!
ʓԽʓԽ(๑•᎑•๑)♬
山:明日は蓮加の家でパーティーだもんね〜
梅:最後もう一頑張りしますか!
秋:よし、じゃあもう一枚プリントやろ〜
きちんと勉強もしている一同でした