ちょっと普通じゃない俺とだいぶ普通じゃない高校 #26

久：蓮加、彼氏さんが迎えにきたよ〜

蓮：そういうのいいからっ！
　　〇〇、スマホ貸して

○：え、いいけど、何で？

蓮：いいから、ほらっ！！

○：え、はい

蓮：ラインのパスワードは？
　　
○：え、誰に何送るの？
　　
蓮：違う、梅のラインを消すの
　　さっき見ないでって言ったでしょ、それ

○：何送ってんのさ、まあいいけど
　　パスワードは、

〜〜〜〜〜　部屋の片隅　〜〜〜〜〜

山：もったいないね、聞かないで消しちゃうなんて

梅：けどさ、〇〇いるなら普通に録音したの流せばいいんだよねw

久：ほんとだ、蓮加、気づいてないじゃん笑

山：ウケる


当然、何も蓮加は気づいていない…
〜〜〜〜〜

蓮：おっけー、消せた
　　一件落着っと

梅：「..私の彼氏なんだから、みんなの召使にはしないもん」

○：はっ？！(*ﾟдﾟ*)

蓮：えっ！！！
　　あっ！

山：蓮加ちゃ〜ん、彼氏さんを部屋に連れ込んじゃダメでしょ〜笑

久：ちゃんとお仕置きしないとね〜

与：ね〜

梅：「..私の彼氏なんだから、みんなの召使にはしないもん」

蓮：ちょっと、うめ〜〜〜〜
　　やめて/////(*/ω＼*)

○：セリフの意味がよくわかんないけど、消したのこれ？

蓮：…そう

○：え、これは欲しいわ笑

梅：え、これ？
　　全然あげるw

蓮：ちょっと、怒るよ！！
　　〇〇もだめ！

○：え〜、もう聞いたしいいじゃん
　　梅、後で送っといて

山：可愛いいでしょ〜あれ
　　照れちゃうんじゃないの？？

○：そりゃ超絶恥ずかしいよ
　　けどまあ、それ以上に嬉しいじゃん、あんなこと言ってくれんの
　　でも、なにがあったらそんなこと言う状況になるの？？

久：付き合うのがばれたから罰ゲームで一日召使を〇〇にやらせようと思ったら、だめだってw

与：やってくれてもいいんだよ？？

○：与田は荷物持ちだとしか思ってないだろw
　　ってかなんで、蓮加以外が決めんの？笑

久：蓮加が頼めばいいってこと？

○：別にいいけど…
　　でも、負けたの俺なん？

山：え、蓮加に何させるの？
　　〇〇のエッチ〜w

○：いや、なに勝手に何考えてんのw
　　まあ、蓮加に聞けばいいか

　　蓮加、罰ゲーム決めた〜？

蓮：決めてない！
　　それより、さっきの保存しないで！！

梅：あ、もう送っといたから〜

○：さすが生徒会長！！

蓮：ちょっと〇〇、こっちきなさい！！

〇：やなこった
　　風呂入ってくるからじゃ〜ね〜

蓮：あ、逃げるな

梅：こらこら、暴れないの蓮加
　　〇〇、また後で〜

〇：晩御飯でまた

蓮：ちょ、〇〇！！
　　梅、離して
　　私たちもお風呂行くよ！！

山：ちょっと、蓮加、彼氏と一緒にお風呂はまだ早いって〜

蓮：違うっ！！
　　もう、山ふざけないで〜〜〜〜

与：けど、ゆうき、お風呂行くよ〜

蓮：ちょっと、〇〇、待って〜〜
　　蓮加もお風呂行くから一緒に行こ〜〜〜

〇：（おい、声デカすぎるって）

蓮：〇〇、もういないの？？

そう言って扉から顔を出す蓮加
すると、頭を抱える〇〇とにやついてこちらを眺めるクラスメイトたち

阪：蓮加、〇〇と一緒にお風呂行くの〜？

理：いつの間に大人になっちゃって〜

近：おい、俺に内緒とはどういう了見だ、〇〇〜

〇：蓮加、ばかぁ…

それぞれ口々に冷やかされることとなった。