熱々な冬
久保:さぁぁぁぁぁむい!
梅澤:もう年末だもん笑
久保:こたつからでれなぁい!
梅澤:どうせいつもベッドの上でしょ笑
久保:そうだけどさぁ…
夏ならスイカの種飛ばしたりするじゃん?
梅澤:急に何の話?
久保:いや、庭先とかでさ
春は花見に、秋は月見で
梅澤:でも、今日はプチ旅行でしょ
せっかく彼が一緒に行ってくれるんだから
そうなんです!
私たち、乃木坂の休暇時に旅行に行くときは
トラブル防止のためにボディーガード?的な人がつくんです!
私と梅についてくれる〇〇さんは大人気で私も気になっていたり///
と、まあ、そ、そんなことは置いといて!
梅と一緒にこたつでのんびりしている間に…
〇〇:久保さん、台所も洗い物終わりましたよ~
久保:ありがと~
梅澤:それじゃあ、そろそろ行こうか
予約とかはしてくれてるんですよね?
〇〇:はい、OKです
久保さんもこたつから出てください!
久保:ん~、もーちょっとー
梅澤:じゃあ、久保置いて二人で行きましょ
久保:え、それはダメ!
すぐ行くから待ってて!
ドタドタ ガチャ
梅澤:すごい焦りようですね、久保
〇〇:ですね
梅澤:それより、なんで今回は予約なんてとってくれたんですか? ニヤニヤ
〇〇:お二人が温泉に行きたいと仰られていたので
梅澤:ふーん、今はそういうことにしてあげますよ
久保の気持ちが変わらないうちに伝えちゃったほうがいいと思いますよ?笑
〇〇:なっ?!
梅澤:ふふっ
ガチャ
久保:お待たせ!
〇〇:い、行きましょうか..//
久保:はい!
梅澤:ふふふっ
久保:何がおかしいの?
梅澤:ヒミツ~笑
=====
久保:広っ!
梅澤:これ、相当高いんじゃ..
〇〇:喜んでもらえたならよかったです
久保:〇〇さんも同じ部屋ですか?
〇〇:いや、流石に別です笑
久保:私たちは別にいいのに~
ねぇ、梅?
梅澤:まあ、ご飯ぐらいは一緒に食べましょうか
〇〇:ありがとうございます
部屋に露天風呂もついてるんでそちらどうぞ
久保:ねぇ、これ本当にいくらするの…
=====
チャポン
梅澤:いやぁ、いい湯だね~
久保:雪も降ってるけど、温泉はあったかいね~
梅澤:〇〇さんと一緒に入りたかった?笑
久保:んなっ?!//
梅澤:もう、すぐ真っ赤になって笑
久保:そ、そんなことないもん..//
梅澤:別に怒ったりしないよ
〇〇さんもその気ありそうだし
久保:えっ?!
梅澤:あんた達二人はどっちも何もわかってなさそうだもん笑
久保:ってことは、〇〇さんともうその話してるってこと??
梅澤:さぁね~
久保:で、でも、ま、〇〇さんが私のことを好きだったら
冬の旅館で互いの身を寄せ合って..
梅澤:く、久保~?
久保:アイドルとボディーガードの禁断の恋?!
あんなことやこんなことも… デュフフ
梅澤:おーい、アイドルがしちゃいけない顔してるぞ~?
久保:っは?!
わ、私なんか言ってた?
梅澤:もー、全部ダダ漏れよ笑
禁断の恋がどーのこーの
久保:…てへっ
梅澤:全く..
=====
久保:ごちそうさま~
梅澤:おいしかったね~
〇〇:ご馳走様でした
梅澤:いや~、すごいいい旅館を見つけてくれましたね!
〇〇:ちょっと頑張りましたから笑
梅澤:何でですかねぇ~?
〇〇:お二人はよく頑張っていらっしゃまいしたから
梅澤:「お二人」ですか?笑
〇〇:労う気持ちに違いはありませんよ
梅澤:ふ~ん、そうですか
〇〇:..ええ笑
でも1つ伝えたいこともありまして
梅澤:なんですか?
〇〇:僕、久保さんのことが好きです
久保:えぇ?!!
〇〇:ずっと待っていますので、グループ卒業して
もしよろしければ付き合ってくださ
久保:はい!
梅澤:食い気味笑
〇〇:..え、えっと、OKってことですかね?
久保:もちろん!
なんなら今からでも!
〇〇:それはダメです笑
自分が我慢できる気がしないので
久保:我慢だなんて..///
私に何させるんですか//
〇〇:ちがっ..///
そう言うんじゃなくてですね!
梅澤:いちゃいちゃするなら私外行こうか?
〇〇:ごめんなさい
梅澤:いやいや、全然いいんだけど
久保も卒業するまではちゃんと気をつけてね
久保:うん
ってかやっぱり聞いてたんでしょ、〇〇さんから
梅澤:それ言ったら、〇〇さんだって知ってたよ?
久保:えっ?!
〇〇:いや、今朝ですよ、今朝
急にそんなこというから、一日中気が気じゃなくて
梅澤:そう、ってことだから二人とも私に感謝するように
久保:あー、もう一生頭上がりません
梅澤:よろしい、他のメンバーにもバレないようにね
〇〇:ちょっと暑いんで外の空気浴びてきますね
=====
久保:知ってたのね、やっぱり
梅澤:他のメンバーもわかってるよ、どうせ
久保:え、そんなに?
梅澤:うん、そんなに
久保:あちゃー
梅澤:面倒ごとさえなければ何でもいいんだけどね
卒業するまでは、ね
久保:大人の対応ってやつよ
梅澤:ほんと、不安しかない笑
ガチャ
〇〇:戻りました~
庭の方でアイスでも食べません?
久保:さっすが~
梅澤:愛しの久保のことなら何でもわかるって感じですか?
〇〇:いや、それほどじゃ//
梅澤:攻められると弱いの面白い笑
〇〇:やめてくださいよ..///
久保:かわいい//
梅澤:二人してこれじゃあ、メンバーにバレるのは時間の問題か..
~~~~~
久保:雪景色を見ながら、足湯して、アイスは乙ですな~
梅澤:朝はこたつ~、とか言ってたのに
〇〇:あの時は焦りましたね笑
久保:ねぇ、ごめんって
〇〇:結果オーライですよ
久保:ふふっ、なら良かった♡
〇〇:////
梅澤:意外と久保の方が上なんだね、二人だと
久保:かわいいとこあるじゃん、ダーリン?
〇〇:い、いやぁ///
久保:はい、私のアイスあげる
あ~ん?
〇〇:ちょ、ちょっと
久保:食べてくれないと史緒里寂しいなぁ..
〇〇:あ、あーん パク
久保:ふふっ、美味しい?
〇〇:うん///
久保:私のことはぁ~、史緒里、って呼んでほしいな?
〇〇:うん///
久保:じゃあ、呼んでみて?
〇〇:史緒里//
久保:なぁに〇〇?♡
〇〇:シュー///
梅澤:いつの間にこんな芸当ができるようになったの笑
久保:そりゃ、アイドルですから
梅澤:こりゃ、〇〇さんもたないよ…
久保:だーい好きだもん チュ
〇〇:ボンッ
梅澤:冬の縁側でお熱いこと笑
その後、激甘の久保にメロメロにされる〇〇のはまた別の話…