好きになったのは恋を知らない同級生 #6
大変久しぶりなのですが、妄ツイを再開しようと思います。
つたいない文章ではありますが、閲覧いただければ幸いです。
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クラス内の交流もひとまず終わり、
5月末の運動会シーズンに向けて一丸となっての作戦会議が始まる。
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先生：去年やったからわかると思うけど、
うちの高校の運動会はほぼ球技大会だから。
バスケ、サッカー、バレーと選抜リレーのメンバーみんなで決めて〜
あとは松尾くん、菅原さん、よろしく〜
〇〇：は〜い
・・・会議中・・・
〇〇：じゃあ、各チームで練習しておいて〜
咲月：あと、リレーの男１と和、私たちのところ来て〜
先生：はい、じゃあ、また明日〜
一同：さようなら〜
〜〜〜
和 ：それで走順はどうするの？
男１：アンカーは男子の方がいいのかな
咲月：けどスタートも男子の方がいいじゃん？
和 ：え、じゃあ、1,4男子、2,3さっちゃんと私？
〇〇：まぁ、決まりないしいいんじゃない？
男１：じゃあ、俺、陸上部だしトップやるわ
和 ：さっちゃんとはやってみて決めようか
バトン実際やってみて
咲月：おっけー
〇〇：そんじゃ、明日から放課後ちょっとやるか
今日は着替えの服ないだろうし
和 ：そうね、明日からで
咲月：おっけー
男１：それじゃ、部活行ってくるわ
〇〇：おー、怪我だけすんなよ、陸部のエース
男１：わかってらい
ｶﾞﾗﾗ
〇〇：それじゃ、俺も帰るわ
咲月：あ、私、女バスあるから一緒に行こ
〇〇：いや、帰るんよ、俺
咲月：いいから、体育館まで行くよ！ 🫳ｶﾞｼ
ｶﾞﾗﾗ
和 ：（あ、置いてかれた…）
（まあ、いっか、私も美術部行こ）
瑛紗：なぎさん、ちょっといいかい？
和 ：わ、てれパン、何？
瑛紗：私はにゃぎに聞きたいことがあります！
和 ：な、その呼び名ダメ！
瑛紗：〇〇くんと何があったのかなぁ？ ﾆﾔﾆﾔ
和 ：な、内緒なのっ、これは！
瑛紗：けどさ、なんかライバル多そうだよ、〇〇くん？
和 ：ｸﾞｯ
瑛紗：一人ぐらい協力者がいた方がいいんじゃない？
和 ：で、でもぉ…
瑛紗：今も一緒に行かれちゃったもんね
和 ：す、好きと決まったわけではなくてですね…
瑛紗：気にはなっていると？
和 ：ま、まあ、当たらずとも遠からず、的な？
瑛紗：私、池田瑛紗、情報を集めて来たのです！
まず、にゃぎと〇〇くんに高校の接点はない
和 ：しれっと、にゃぎ、呼びやめてね
瑛紗：そして、中学も違い、彼は塾にも行っていなかった…
和 ：どうやってそこまで調べたのさ…
瑛紗：すなわち、二人は幼馴染！なのです！！
いかがかな、私の推理は？
和 ：はぁ、なんでバレちゃうのかね…
瑛紗：やっぱり？！
あの時気になっていた幼馴染と小学校時代に突然別れて音信不通だったのに高校でばったり再開して運命的だとヒロインは思っていたのに男の子側は特にヒロインを意識していなくて何事もなく接してくるのに男の子はカッコよくなってて少しは異性として意識してしまうのに進級したらたまたま同じクラスになって何か進展があったりするかもってちょっと期待してるのに急に昔のちょっと恥ずかしいあだ名で呼んできたりしてもっとドキドキしてきたりしてるのに他の子からもモテるぐらいにはイケメンになっててもうちょっと好きなんじゃないかなって思ってるのに友達に秘密にしていた幼馴染の関係がバレてもうどうしようってなってる感じ？
和 ：ちょ、ちょっと落ち着いて欲しいかな…
後半ラブコメのバカ長いタイトルみたいなのを
オタク特有の早口で言うから全く聞き取れなかった…
瑛紗：そんなこと言っても逃げられると思わないでね？
放課後の美術室で部活動に勤しむように見せかけながら恋バナをしているザ・青春の女子、みたいなことを ﾑｸﾞｯ
和 ：わかった、わかった、話すから！
早く美術室行こ！
瑛紗：ん〜、楽しくなってきたよ、恋模様🎵
和 ：もぉ〜、なんでこうなるの〜！！
三角関係に発展？？？
