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ちょっと普通じゃない俺とだいぶ普通じゃない高校 #9
俺以外料理できないことが判明した。
父と二人で生活していた時のおかげで一通り以上の料理はできるが、う〜ん
○:あ、それじゃ、和と咲月ちゃんは一緒に家の準備しといてくれるか?
賀喜と清宮は一緒に買い物に行こう
和:じゃあ、アイスも買っといて〜
○:ほいほい
咲:おっけーです!
賀&清:買い出しは任せてくださいっ!
○:お、おう
二人にもなんか買ってあげようか、という思いつきだったがうまくいきそうだ。
梅にも一応連絡は入れておく。
清:ほらほらっ、早くいきますよっ♪😆
○:おっおい、押すなってw
ニッコニコの清宮に背中を押され、買い物鞄を片手に家を出る。
賀:ふっふ〜ん、お買い物〜😊
○:別にショッピングモールに行くんじゃないし..
賀:あ〜、そんなこと言っちゃいけないんですよ〜
せっかく、可愛い後輩と買い物に行けるんですからっ
清:〇〇先輩は女心の勉強が必要ですねっ😁
○:俺も賀喜と清宮と一緒に買い物に行けて嬉しいな
清:なぁんだ、わかってるじゃないですか
賀:ふふぅ🤭
頬をぷくっと膨らませたと思ったら、目が三日月型になり眩しい笑顔を見せる賀喜。
イタズラを企んでいるかのような目から、無邪気な笑顔を見せる清宮。
甘えてくれる後輩がいる時間は俺にとって最高の時間の一つ。
賀:下の名前で呼んでくれたら120点でしたけどね、〇〇先輩っ?😉
○:えっ..
清:あ〜、かっきーにドキッてしましたね〜😏
○:先輩を馬鹿にするな〜🫠///
清:レイのことも名前で呼んでほしいなっ!!
賀:〇〇先輩っ!!
可愛い後輩二人の上目遣いは反則でしょ。
にっ、っと上がった口角に、きゅるきゅるしたぱっちりお目目。
先輩としても男子としても悶絶している〇〇。
○:///////
賀:あれ?照れてます?🤭
清:レイ達の可愛さに言葉も出ないって感じですねぇ〜🤭
賀:ふふっ、照れ屋さんですねぇ〜、〇〇くんっ😙
清:可愛いねえ、〇〇くんっ😙
散々なイジられようだが、悪い気はしない。
男の性ってものだろ、仕方がないさ、仕方がない。
よね??
けど、やれらっぱなしってわけにもいかんでしょ。
○:レイ、そんなこと言って実は自分も恥ずかしいんじゃないの?
遥香もほんのりほっぺが赤く染まっちゃってるよぉ〜😏
レ:っっっっっ///
遥:えっっっっっっ////
くるっと顔を背けるレイに、ほっぺを抑える遥香。
遥:なんか暑くなっちゃった…(ฅωฅ`)
レ:レイも…⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄テレテレ
○:ほら、スーパーついたよ、遥香、レイ
遥:きょ、今日のところは合格にしてあげますよ(,,•﹏•,,)
レ:こ、これからも女心を教えてあげますからっ(〃゚ω゚〃)
○:はいはい
いつもと違う顔も見れたし、二人との距離も縮まったし、いい買い物になりそうだ。
買い物カゴをとり、野菜コーナーへと向かおう。