ちょっと普通じゃない俺とだいぶ普通じゃない高校 #30
…
テッテッテ テッテッテ テッテッテ テッテ テレレン
テッテッテ テッテッテ テッテッテ テッテ テレレン
…
よく聞く機械音がこれほど長いとは思わなかった
心にあるのは焦る思いと募る想い
隣にいるのは蓮加、ではなく、久保
自分を怒ってくれる友達がいるとはいいものだ
入学時には思いもしなかった
今、思う、友達を、彼女を
もう二度と同じ誤ちで幸せを手放さないよう
「応答がありませんでした」
無情にも返ってきたのは機械的な定型文
久:私が話して来ようか?
○:それは