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闇の権力が構想する世界地図/田村珠芳 氏

2009年8月の衆議院選挙で民主党が308議席を獲得し政権交代が実現した。自民党はアメリカの命じるままに郵政民営化を推進し、多額のお金を差し出してきた。アメリカの傀儡政権を維持していたが民意には逆らえず政権交代となった。民主党は、自民党とは違い🇯🇵日本の自立を考えている政党だ。小沢一郎 氏はロスチャイルドやロックフェラーと上手に付き合いながらアメリカの属国から抜け出す道を探ってきた。政権を握った民主党が最も苦労したのが沖縄米軍基地問題だ。鳩山首相は駆け引きが苦手で悪く言えば馬鹿正直な人だ。沖縄米軍基地は沖縄から撤退して🇬🇺グアムに移転する事決まっていた。米軍も納得していた。だから鳩山首相は5月末には結論を出すと名言していた。だが、米軍に沖縄から撤退されては困る人達もいるのだ。米軍基地の利権を握っている、ゼネコンや官僚、特に、防衛省と外務省だ。そして自民党も利権を持ち続けている。沖縄の反対集会ばかりが報道されていたが、例えば米軍相手の飲食店などのビジネスに従事している人達は、表立って主張しないが米軍に撤退されたら困る、と内心考えている筈だ。そこで米軍🇬🇺グアム移転反対派は撤退的に鳩山首相の邪魔をした。官房長官も官僚と結託し全く動かなかった。鳩山首相は身内の民主党から全くサポートを受けられない状態だった。鳩山首相はお坊ちゃま育ちだけあって人を疑わず駆け引きをしない。クリーンでオープンマインドな政治家だが日本の首相は務まらなかった。自民党は野党に転落しても官僚との太いパイプを維持している。そして利権を握り続けているのだ。

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