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母のお雑煮

おはようございます。

石川県を中心に大きな地震が発生しました。
災害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
一人でも多くの方が無事に避難できることを心より願っております。


お正月。
結婚するまでは、母のお雑煮を食べて、1年をスタートさせていた。
母のお雑煮は、とてもおいしくて、私のおふくろの味。


母は、お雑煮を出すため、30日に買い物に行き、31日に準備をする。


うちのお雑煮に入っているものは、
・にんじん
・大根
・里芋
・はくさい
・ごぼう
・ゆでたまご 半分
・紅白かまぼこ
・ぶりの切り身
・もち(好きな人だけ)

具材は、31日のうちに下準備。
野菜はゆがく、ぶりは湯どおしして脂を落としておく。
ゆでたまごも作る。
もちはさすがに焼いておけないので、食べる直前に。

出汁はこんぶとかつおぶしでとる。
私が小さいころは、「あご」でだしを取っていた。
「あご」とは、もちろん顔のあごではない。
地域での呼び名で、「とびうお」だ。
あごを水にしばらくつけた後、火にかけて出汁を取った。

この準備を紅白歌合戦を見ながらするのが毎年恒例。
翌朝すぐにお雑煮を出せるようにと、母の心遣いを感じる。

正月朝、いよいよお雑煮を食べる。
もちを焼く。
下準備した具材をお椀に盛る。
温めた出汁をそっとお椀に入れる。
はい、できあがり。

日本酒をお供に、新年のあいさつを済ませると、お雑煮を食べる。
出汁のかおりがぷーんとする。
具材は、出汁に包まれて、おいしさが増す。
どの具材から食べようかなと悩む。
私はぶりが大好きなので、ぶりを最初から最後まで味わいたくて、ちびちびと食べていく。
味わいながら、ゆっくりと食べ進める。


お雑煮は、私のおふくろの味。
おいしかったなあ~。
そんなことを思い出しながら、今日は私の実家へ新年のあいさつに行こう。


#うちのお雑煮

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