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「USAIDの裏切り」 (1765文字)

 今朝観た
【朝香豊の日本再興チャンネル】「公金チューチューのUSIDイスラム過激派にもそれでも冷静に見るべき」
というYouTube動画内で次のように、米下院外交委員会(FRREIGN AFFAIRS COMMITEE)のページとして次のことが示されていました。

米下院外交委員会 ブライアン・マスト委員長
 many of the people and many of the programs in USAID have literally America
 (USAIDの人々の多く、プログラムの多くが、文字通りアメリカを裏切ってきた)
 アメリカを裏切る支出の例
 グアテマラでの性転換手術の支援に200万ドル(3億円)
 アフリカの人々に気候変動について教えるためのコンサルタント費用として5億2000万ドル(780億円)
 カンボジアでのLGBTリーダーを決めるための費用として1400万ドル(21億円)
 タリバンに対してコンドームを普及させる費用として1500万ドル(23億円)
 など9例


 
 これは、USAID(アメリカ合衆国国際開発庁[アメリカがっしゅうこくこくさいかいはつちょう] United States Agency for International Development)が行った税金の無駄遣いの例として示されたものです。
 しかし私は米下院のホームページを確認しているわけではないので、あくまで朝香豊さんのYouTube動画からの孫引き(「まごびき」他の書物に引用されたものを、原典にさかのぼって調べることなく、そのまま引用すること。)になります。

 ブライアン・マスト委員長は、「裏切り」ということばを使っていますが、このリストの支出が正しいとするなら、①この支出を知ったアメリカの納税者の多くは「支出する動機が善意であったとしても、これは巨額の浪費である。」と憤慨するでしょう。また②「このリストの支出金額の多くは、別の人間または組織の懐に入っているのではないか。」 と疑うでしょう。

 私は、このリストの支出項目を見て「偽善(偽善により支出されたということ)を疑わない人がいるだろうか。」と思います。

 この世にはいろいろな活動家がいますが、彼らの多くは決して身の危険のある国や地域で交通妨害などの活動をしません。
 以前、長期間の交通妨害に、住民の食料や医療に支障が生じたことに怒った御老人(男性)が座り込みをしていた活動家2名を拳銃で射殺する動画を見ました。
 私は「もしこの射殺犯(御老人)に減刑嘆願ができるなら、ぜひ署名させていただきたいし、私が自由にできる金銭の範囲内でカンパもしたい。」と思いました。

 それはそれとして、他人のカネを他人に配って「ああ、人々に善行を施した」と自己陶酔している(私の個人的な見解ですが、恐らくUSAIDの職員の相当数はそうだと思います。)ような連中に支出権限を与えていること自体に、国家財政上の危険を感じます。
 USAIDで不当で過剰な支出をしている連中はあ、ある種の活動家精神を持っていると思います。

 また、これらのカネをピンはね(実際はほとんどをはねているのでしょうが。)している連中は、無思慮で善意の連中(USAID職員)を騙しているわけで、極悪です(私の頭の中では、ナンシー・ペロシやヒラリー・クリントンそれにバラク・フセイン・オバマ二世[オバマ元大統領です。]、それにジョージ・ソロスが想像されます。あくまで想像です。)。

 ただ、他者に対する善意がなくなると、かつての植民地支配とか奴隷貿易といったことが行われないとも限りません(行われるとすれば支配形式とか売買形態形を変えるでしょうが。)。

 現代の善悪の価値観って、フランス革命のスローガン「自由・平等・博愛」が基準になっていると思います。
 USAIDは、この「自由・平等・博愛」が行きすぎたのだ、と見るべきか、「自由・平等・博愛」という誰も反対できないスローガンを隠れみのにするという新たなペテン手法が発見された、と見るべきか。

 どうなんでしょう。

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