私は、なにを持って帰れるか
伊豆で暮らしてもうすぐ3週間。
ここでの生活も、残すところあと、1週間となりました。
ラストスパート。ここ最近考えることは、
「私はここで得た、『なに』をこれからに活かせるのか」
少しでも多くストックをもって、両手に抱えて持って帰りたいのです。
なにを持って帰れるか。
ここにきて学んだことは、数えきれないほどあります。
生活をていねいに送ることの大切さであったり、人とのつながりから次の目的地が決まる感動だったり。
地元の新鮮な食材で作られた料理が、一段とおいしいこと。
モノにあふれていなくても、生活は満足にしていける、ということ。
毎日、朝ごはんはつくりたい。掃除だってしっかり時間をとって。
決まったリズムで流れていく生活が、こんなに心地よいことだとは。
新しい場所で、人とのつながりを大切にしたい。
モノを買うにも、食べるものをえらぶのも、そのストーリーに着目したい。
ここにきて、「便利で速いだけが幸福じゃない」と、身をもって実感しました。
ただ、「学んだ」というのは、まだ手に持っているだけの状態。
帰ったとき、将来、これを活かせなければ何にもならない。
だから、持って帰らなくちゃ。
自宅に帰ったら、この生活をどうやって反映できるだろか。
そればかりが頭のなかをぐるぐる、かけめぐっています。
それと同時に、では私が限られた残り時間で欲しいものはなにか。
さらに言えば、自分はどうありたいか、どうなっていたいか。そんな、この先のことを考える時間になりそうです。
日々、自分自身と向き合う毎日です。