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大きな村、ベルリン。

初めまして、イドアモンと申します。ベルリンに住んで、かれこれ18年。改めて数えると恐ろしい長さです。10年過ぎた辺りから、在独歴を数えるのを忘れておりました。

「そんなに長く住んでるなんて、ドイツ大好きじゃん!」と人から言われて、ハッとしました。そうなのか自分?今だにドイツ語辛いし、ドイツ人の友達ほとんどいないし、同僚は時々怖いし、「なんでわざわざドイツ住んでいるんだろう」って思っているのに?

つつつーと思いを巡らして気づいたんですが、私が好きなのはドイツというよりベルリンなんですよね。いろんな人がいて、好き勝手やっていて、人情深く、なんでも緩いかと思ったら、とても対応が悪く、理不尽なところもある。でも話せば、どうにかなる。

ベルリンはドイツの首都ですが、大きな村みたいだなあと思います。
湖がたくさんあって、街の中心に住んでいても、30分も電車に乗れば自然豊かな森や水辺に出られます。たくさん公園があり、しかもクオリティーが高い!これも皆さんに紹介したいところです。

また、色々な国の人間がいます。ドイツ語を話せない移民も多いので、どうやって共存していくかという、大きな課題に取り組んでいます。50過ぎたおじさんが新しい言語を習得するのは「無理ゲー」というやつです。そんな私が見た主観的な現状もお伝えします。

ベルリンで経験した数々のカルチャーショック、ドイツ人とはどんな人達か、ドイツの教育は日本とどう違うのかなど、私の日常を通して、ベルリンの魅力を、皆さんにお伝えしていけたらと思います。


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