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ドイツの保育園で働く日本人の月曜日のぼやき
嘘だろって思う。
1週間の休暇明けの月曜日だ。昨日は息子の誕生日会があって、片付けに追われ、ヨガをしていない体は朝からバキバキと音を立てている。今日は今週から新しく来る子供の親と初面談がある。
本来なら、私の敏腕の同僚が担当するはずだった。しかしドイツ人あるあるで、 休暇から帰ってこなかった。つまり休暇の後、病欠で1週間休んだ。 それで今週出てくるかと思ったら、もう1週間休むんだとか。
嘘だろって思う。
敏腕の同僚の前に休暇に行っていて、やはり戻ってこなかった同僚は、さらに11月中旬まで休むんだとか、ほぼ1ヵ月じゃん。何の病気してんの?と心の中で聞いてみる。
嘘だろって思う。
朝、保育園に行ったら来るはずの同僚が病欠だった。つまり私と園長だけで 赤ちゃんクラスを除く子供全員、見なければいけないのだ。ちなみに赤ちゃんクラスの同僚も新たに一人病欠だった。
みんな、病気だから休んでんじゃなくて、休みが必要だから休んでんだな、きっと。
嘘だろって思う。
園長は打開策を考えた。私を含め6時間勤務の保育士を、 休憩を30分入れて、7時間保育園にキープすることにした。 そうやって、なるべく遅い時間まで人がいるようにしたいのだ。6時間以上働く場合は休憩が30分必要なのだが、私は本来、1日6時働く契約なのだ。勝手なことしてくれるなと、心の中で思う。
今日は昼寝をしない13人の子供達と一人でご飯に行き、そのあとおやつの時間まで、ずっと一人だった。正直、静寂が恋しかった。
これが1週間続くのか。
嘘だろって思う。