ドイツに帰ってきて、ホッとしてしまった。
3週間日本に行っていました。日本に行く前は、日本に完全帰国することだけを考えて、その準備をするんだと意気込んでいました。
ところが、日本の滞在もあと数日となった頃から、若干ドイツが恋しくなってきました。そもそも家でテレビがついてるという状況がなかなか耐えられないのです。 自分で料理ができない状況もなかなかしんどい。今度帰る時はキッチンのある民泊に同じところに数日滞在しようと思います。
というのも、実家に行く前の三日間の東京滞在で、3つ違うホテルに宿泊し、高尾山に登ったりもして、なかなかの 移動距離でハードワークだったのです。
ドイツに帰って来ると、自分のお部屋がまるでおもちゃ箱の箱のように見慣れない風景でした。その静寂の中、自分のペースで自分の食べたいものを食べていると本当にほっとしました。
日本に行ったら、あれもこれも食べたいと心に決めていたのですが、案外おいしいと心から思えるものは少なくて、今回の1番は今治の大三島のお店で食べたいくらウニ丼でした。他はなんだか味が濃くて、肉を食べ過ぎて、お腹を壊し。私の弱い胃腸には連続しておいしいものを食べるのは負担なのでした。大変もったいない話なのですが。。
ドイツの保育園の仕事場で、ドイツ語を忘れていないかと不安だったんですが、案外大丈夫で、子供たちはなぜか私に抱きついてくれたりもして、夏休みの落ち着いた保育園でゆるゆると仕事をして、「仕事があるってなんて幸福なことなんだ」と実感しちゃったのです。
人生でドイツに住んでる方が長いなんて。体がすっかりこのドイツのリズムに慣れているなんて、嬉しいような悲しいような。でも、12年後には日本に完全帰国する予定なんですけどね。そしたらその間にもっとドイツ慣れしちゃっていますね。
いいんだか悪いんだか。