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なぜ福祉ネイリストになったのか?

群馬県で高齢者施設や障がい者施設、個人宅に訪問ネイルを提供しています、訪問ネイルサービスここえみき 加藤みきです!

私のライフワークである福祉ネイリストですが、なぜ福祉ネイリストになったのか?今回はそのきっかけなどお話しさせていただきます。

ネイリストは10年後になくなる⁈

13年前、結婚を機に正社員を退職し、畑違いのネイリストを目指してネイルスクールに入校。ネイリスト検定1級まで取得し、出産、育児をしながら細々と自宅サロンからスタートしました。元々は一般的なネイリストでした。
下の子が幼稚園入園のタイミング(6年前)、「よし、サロンにお勤めだ‼」これからバリバリ働くぞっという時に目に入ってきた新聞記事。

【10年後になくなる職業ランキング】
へ⁈ネイリスト⁈ 上位に入ってる…
正直とてもショックでした。
確かにスカルプやジェルネイルブームも落ち着き、セルフネイルの方が増え、シールでパッと簡単にネイルを楽しめる。高いお金を出してサロンに行かなくても、ネイルができる時代。
私はこの先、何年ネイリストとして仕事ができるのかしら…まだサロン勤務も始まったばかりなのに、そんな事を考えながらサロンワークをしていました。

きっかけのお客様

当時、毎月ネイルをしに来てくださっていたお客様が、入院されてサロンに来られない時期がありました。退院されて久々にサロンに来店された時の一言、「あと何年ネイルサロンに通えるかしら」おばあちゃんになって施設でも入ったら、ネイルなんてできないよね(笑)
その時は深刻な話ではなく、笑い話だったのですが私は妙にその一言が引っ掛かったのです。
毎月必ず変えていたネイル、これでまた1か月頑張れる‼そんな楽しみを諦めなくてはならない日が来る…それまでネイルができなくなる日がくるなんて、考えたことがありませんでした。
お客様の一言を聞いて、「年齢やライフスタイルの変化でネイルやキレイでいる事を諦めてほしくない‼」強く思うようになりました。

福祉ネイルとの出会い

どうしたらお客様が望む限りネイルを続けられるのか…
考えている時、お世話になったネイルスクールの先生から福祉ネイリスト認定校をスタートするから、興味があったらおいで!と声を掛けていただきました。
福祉ネイリスト?
高齢者にネイル?
施設に訪問?
これだーーー‼ビビビッときて、すぐに受講の申し込みをしました。
福祉ネイリストなら、お客様が高齢になって施設に入っても自宅で介護になっても、訪問してネイルをさせていただく事ができる。
しかも超高齢化社会を迎える日本にとって、福祉ネイリストなら10年後なくなるどころか絶対に必要とされる‼
そう思って飛び込んだ福祉の世界、6年経った今楽しんでお仕事をさせていただいています。まだまだ伸びしろしかない、福祉ネイルの魅力を今後もお伝えしていきたいと思います。

ちなみに、今10年後になくなる仕事ランキングを検索すると、ネイリストは上位に入っていませんでした。福祉ネイリストはもちろん、ネイリストという仕事が今後も絶対になくならない!今はそう断言できるのですが、その理由が理解されたのかな?なんて思っています。
なくならない理由はまたの機会に書きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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