スタートアップ エレベーターコンサルティング業について今年の総括
今年から事業開始して一番に感じる事は”伝える事、認知してもらう事の難しさ”です。
間違いなく、エレベーター市場は今後リニューアル需要中心にどんどん拡大していきます。各社も個々の部品提案から制御機器一式交換のリニューアル提案促進活動をより一層加速させるでしょう。
熟練作業員不足、経験豊富な設計、手配業務従事者の減少、部材価格高騰の転嫁も競争が激しい為、薄利受注を余儀なくされる営業環境・・・。
保守会社のM&Aも一時期より沈静化してますが、今後は今までより規模の大きい企業の吸収合併が進むのではと私は推測します。
不動産市況は市内中心にバブル並みの盛況期となり、資金力のある会社はリノベーション力から入居率を増加させ、そうでない会社は売却する事に奔走し維持管理、まして改修工事等最も後回しにする為、保全は停滞し突発故障、長期停止等より顧客満足をより低下させる負のスパイラルに陥る事になるでしょう。
エレベーターは一般的に専門性が高く情報が一般に知られてないので管理会社任せ、業者任せになっているのですが、委託先への相談のみでは偏った見解しか得られないので第3者のコンサルタントの存在が必要だと思うのですが、まだまだそこまでの価値を世間は感じられていません。
マンション大規模修繕工事は修繕コンサルに委託するのが当たり前なように、エレベーターリニューアル工事はエレベーター専門コンサルにまずは相談するのが第一歩と感じてもらうように来年も頑張っていきますので皆さんも引き続きこのブログを応援してください。