挑戦しなきゃよかった、はない。
元々私はピアノを小学生の頃からしていて。
音楽が大好きでした。
音楽で収入を得て生業とすることを夢見ていましたが、夢は叶わず…だけど「好きな気持ち」に変わりはありませんでした。
夢が叶わない現実がずっと心に引っかかっていました。
しかし、娘に恵まれて幼稚園でママ友と人形劇をした時にピアノの生演奏としてお手伝いをした時それを観賞した娘が
感動して泣いて喜んでくれたのです。
…自分の中の心の引っかかりがとれた瞬間でした。身近な、大切な人が喜んでくれて感動してくれた。難しい曲を演奏して完成できた時よりも嬉しかったです。
あ、私のピアノはこれで終わった。
霧が晴れたようなそんな気持ち。
本当に嬉しかった。
…そして今、私はバイオリンをしています。
いわゆる「大人の習い事」です。
ずっと憧れていました。
でもどこかハードルを高く設けていて「子どもからしないとできない」と思い込んでいました。
と、同時に三女が小学校に入学したら「第2の人生」と思っていて。今まで生きてきて全くやったことがない、未知の世界のジャンルに足を踏み入れてみようと思っていました。
さて、何をしようかと思っていた時に。
緊急事態宣言。
自宅での生活となります。
元々長女がハンデ持ちで寝たきり、ずっと在宅で介護をしていましたが、少しずつ余裕が出てきた頃、外に出て習い事!と思っていたのに…。
出鼻を挫かれるような思い。
だけど、こんな時こそ。
何かしないと。
動かないのはダメだ。
幼稚園時代のママ友の繋がりで自宅に先生が来てくれる形でレッスンを始めました。
とにかく楽しい。
楽しくなると演奏がしたい。
幼稚園のママ友のおかげでみんなで一つのモノを作ることに喜びを知った。
そこに弦楽器のみの合奏団を作るお話をバイオリンの先生からお聞きして。
現在に至ります。
バイオリンの弦が他の楽器(ビオラ、チェロ、コントラバス)と共鳴して震えて広がるあの音の感じを肌で受ける感動を知りました。
とてもありがたい環境でバイオリンができています。思い切って挑戦して良かったです。
バイオリンに限らず、今までの人生で挑戦しなかゃ良かった、と思った事がありません。
行動を起こした方が後悔はないと私は思います。
やれることはやった、と思えるからです。
新しいことにこの歳でまだ出会えると思うとワクワクしますね。
私の最終目標「優雅なおばあちゃんになる」ためにこれからも挑戦し続けます。
頑張ります。
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