地球星人

今日は昨日借りてきた本、「地球星人」を読みました。

人間は社会を回すために働かされ、子孫を作らされる、ただの部品に過ぎない。
地球という工場の中で部品として義務を全うしていかなくてはならない、、

そのことに何でだろうと疑問を抱いた女の子のお話でした。

不思議な話だな。それが読んですぐ思った感想です。

人間を工場の部品と例えたのは最初は違和感がありましたが読み終わると何となく納得できました。

生きていて他人から何となく圧力をかけられて自分の意志ではないのに行動してしまうことがあります。つまり、部品として働いたということなのです。

作中、こんなセリフがあります。
「子供の命は自分のものじゃないよ。大人が握ってる。お母さんに捨てられたらご飯が食べれられないし、大人の手を借りないとどこにも行けない。子供はみんなそうだよ」

これを読んだときハッとさせられました。確かにそうです。生まれた瞬間から私達は部品として働いているのです。

ただ、私は工場の部品として働くことに嫌だなとは思いません。そこが主人公の女の子と私との違いなのでしょう。

人それぞれ様々な考え方があります。
全て認める必要はないですが知っていくことは大事だと思います。


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