心のなかで
今日は家でご飯を食べたあとラ・ラ・ランドを見ました。
ミュージカルぽくて音楽や表情から話を読み取らないと行けなくて、、、
半分くらいのところで寝落ちしてしまいました笑
最近映画を見てても寝落ちしてしまいます汗
今までこんなことなかったのにな…。
また、今日は「残像に口紅を」という本を読みました。
3分の2くらいまで頑張ったのですが、難しくて途中で挫折してしまいました笑
それでも凄く面白かったです!
この本は世界から1つづつ言葉が消えていく話なのですが、例えば「あ」が消えると「愛」も、「あなた」も使えなくなってしまいます。人は「あなた」を使う代わりに「君」や「お前」など乱暴な言葉を使って補います。
このように言葉が消えていくに連れてだんだん乱暴になっていくのです。
感慨深い話だと思います。
また、個人的にこの本の題名の意味が好きでした。
作家である主人公の娘の名前に含まれる言葉が消えてしまった為、娘を表す言葉がなくなってしまい、結果的には娘も消えてしまったのですが、その時に主人公は
「娘は消えてしまった今も作者や読者の心に残っている。娘は美しかったのに化粧っ気がなく、勿体なかったから心の中の娘の残像に口紅を塗ってあげよう」
そう言ったのです。
凄く素敵な考えで感銘を受けました。
確かに死んでしまったおじいちゃんは今も私や母、従兄妹の心のなかで生きています。
そう思えば悲しみは薄れるものです。
私もこのように素敵な考え方ができるような人になりたいです。