必要悪が無くなった時

「昔は良かった」
現代の便利な世の中をシャブリ尽くす程、楽しんでスマホやPCが無ければ生活出来ないでいる昭和産まれの40歳オーバーの自分でも、口篭ってしまう言葉。
しかし、オッサンの戯言に見える嘆きを少し読んで欲しい。
自分が小さい時は、悪い事をしたら近所の顔見知りの大人ならまだしも「お前誰やねん?」なオッさんからも、怒られて殴られた。
自分が生まれ育った土地は、「ヤクザ」現代風に言えば「反社」な人間が多い地域だった。
近所の気がいいオッさんが〇〇組の偉いさんなんて事があったり、街の不良や今で言う「半グレ」みたいな人間達も「ヤクザ」には気を使い、悪さをしていた。
現代、法により「ヤクザ」は、かつての力を失いかけている。
「ヤクザ」である事を理由に銀行口座も持てない。
職場で少し語気を強めに怒ったら「パワハラ」
自分が子供の頃は悪い事をしたら学校の先生に殴られるし、親からも殴られる。
仕事場でミスったら怒鳴られるし、殴られる事なんて日常だった。
決して、そんな教育方針が正しいなんて思ってはいない。
だが、そんな親や先生、職場の上司の教育の「おかげ?」で割と真っ当に生きている。
最近SNSでよく見る、東京の新宿歌舞伎町の「トー横」昔はガンガン「ヤクザ」が幅を利かせていた場所だった。
現代は家出した若者達が我が者顔でたむろしている。
昔なら、近所の怖いオッさんに殴られまくっているが、今はそんなオッさんも怖い怖い「ヤクザ」も居ない。
これが理想的な社会なのか?自分の子と変わりない子供が何か理由があり、家出をしスケベオヤジに身体を売り日銭を稼ぐ、バカな若者がバカをSNS晒し、吊し上げられる。
老害と言われる、バカな大人が大人と思えない行動をする。
世界的にウイルスが蔓延し、陰謀論が蔓延し心までソーシャルディスタンスになっている。
政治が悪いのか?報道が悪いのか?SNSか?犯人なんて探し出したらキリが無い。
単に世の中が日本が腐ってきて無いか?昔、海外の治安が悪い国、水道水が安全に飲めない国から帰って来た時に「はぁ、やっぱり日本って良い国やな、最高や」って素直に思えた。
今でも、そのだと思うし思いたい。
しかし、害を毒を無くしていく世の中。
害や毒なんて、新しいウイルスが産まれてくるように入れ替わり立ち替わり産まれる。
それが正解だとは思わないが、現代にこそ謂わゆる「頑固オヤジのゲンコツ」が必要なんじゃ無いか?
調子こいてるガキや、害にしかならない年をとっただけで偉いと思っている、バカな大人達にゲンコツを落とす人間をハイレベルな試験を設けて権利を与えるなんてどうですか?
最終的に纏まりが無い文書になってしまったけど、今の日本どう思いますか?腐ってきてませんか?自分が生まれ育った愛する国を今以上に腐らせない為に、必要悪が必要だと真剣に思うんです。

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