【シーズン23 ダブル最終474位】 追い風に乗るサーフイダイ
はじめに
皆さんこんにちは、ハバタクカミ推しです。今回は目標にしていたレート1800を達成できたので記念に構築記事を書くことにしました。
TNレグルス 最終・最高レート1800 最終474位
構築経緯
レギュレーションがHとなり、ハバタクカミが出禁になったことで何も決まっていない状態で構築を作ることになった。これにあたって普通に追い風軸が強そうだったので2番目に好きなポケモンでもあるエルフーンをまず採用した。次に、四災と悪ラオスが出禁になったことによりゴーストの通りが格段に良くなったこと、ハバタクカミを筆頭とするS135族以上が軒並みいなくなり環境のSラインが大幅に下がったことにより今までS不足であったポケモンもアタッカーとして採用できるようになったことから、圧倒的なタイプ・特性の強さと強力な全体攻撃を持つサーフゴー、高いスイープ性能で相手を掃除できるイダイトウを採用した。また、ここまででドドゲザンなどの悪タイプ、またサーフゴーに対する鋼テラスが苦手であったため高いASを持ちワンチャンの逆転も狙えるオオニューラを採用し、基本選出とした。補完枠として、寿司コンビとトリパに抗える赫月ガチグマとカイリューを採用し、構築が完成した。
個別紹介
エルフーン
調整意図
H ぶっぱ
D あまり
S 最速トルネロス抜き(レギュGの流用)
解説
優秀な追い風役でトリパ以外にはほぼ選出した。まもるが欲しい場面もあったが砂パに対して晴らせばオオニューラがかなり強くなることを考慮して日本晴れを採用した。なおミラーのアンコールを考えると最速の方が良かったが、特に最速にしなかったせいで負けた試合はなかった。
サーフゴー
調整意図
H あまり
C ぶっぱ
S ブリジュラス・ゴリランダー・ミラー意識で最速
解説
最強の特殊アタッカー。猫騙しを無視して行動できるのが偉い。ガオガエン・ドドゲザンが重かったため格闘テラバを仕込んだが、あまり格闘テラスとまもるの採用率が高くないおかげで何度かまもる→相手(主にガブリアス)が鋼テラス→格闘テラバという動きが通りテラスタルを無駄撃ちさせた点が強かった。この構築はあまりテラスタルに依存していないため悪・鋼に対しては格闘テラスをこいつに使ってしまって構わない。
オオニューラ
調整意図
A ぶっぱ
D あまり
S エルフーン・ミラー意識で最速
解説
優秀な高速物理アタッカー。追い風すれば基本相手に抜かれないのでタスキを潰せる可能性の上がる毒手で採用した。初めは猫騙しを採用していたがサーフゴーに対する打点が欲しくなったので地獄突きに変更した。悪テラスで地獄突きの威力を上げつつ悪戯心変化技やワイドフォースを無効化できるのが偉い。
イダイトウ♂
調整意図
A 特化(ウェブタで無振りオオニューラ確1、威力150お墓参りでガブほぼ一撃)
D あまり
S ぶっぱ(最速ファイアローと同速、意地ドラパルト＋1)
解説
優秀なスイーパー。テラスは猫騙しを無効にし続けかつお墓参りの火力を上げるゴーストで、テラスすれば雨持久力ブリジュラスも軽く突破できる。基本的には最終的にこのポケモンを通すことを意識して行動する。
ガチグマ（赫月）
意図調整
H ぶっぱ
C 特化
D あまり
S 対トリパ意識で最遅
解説
対トリパが弱すぎたのと苦手なガオガエンを抑制して欲しいので採用した。初めはこの枠にモロバレルを採用していたが、あまりにガオガエンが刺さっていたため特殊地面技でワンパンでき、選出時の圧力もある赫月ガチグマに変更した。基本トリパにしか出さないが、ガオガエンを抑制してくれたら嬉しいと思い採用して、実際に100％ガオガエンを選出された訳でもなかったので一定の効果はあったように思う。
カイリュー
調整意図
H あまり
A 特化
S ぶっぱ
解説
晴れパ・寿司に強く、マルスケのおかげでトリパに対しても最低限動ける。ガチグマよりサーフゴー・アシレーヌあたりへの打点を優先して地団駄を採用した。スケショでオオニューラのタスキを貫通して倒せるのが強かった。
苦手なポケモン
ガオガエン
威嚇が本当につらい。サーフゴーと対面したら即座に格闘テラスを切ってできるだけ早く倒す。
エレブー・ブーバー
イダイトウ以外は余り火力がないためなかなか倒せない。フレンドガードでゴルラも軽減してくるのが非常に厄介。
ファイアロー
エルフーンの上からブレイブバードで処理してくるのが厄介。ファイアローの前ではエルフーンにテラスを切った方がいいのだが、その場合サーフゴーにテラスを切れずガオガエンや鋼テラスの相手を倒しきれないことが何度かあった。
選出例と立ち回り
基本選出
先発 エルフーン+サーフゴー
控え オオニューラ+イダイトウ
最もパワーが高い選出で、7割方この選出をした。テラスタルは基本サーフゴーかオオニューラに切り、余ったもしくは余りそうな場合にイダイトウに切っていた。また、お墓参りの威力は150で足りることがほとんどなので、ラスト2体であればイダイトウを死に出しすることもよくあった。砂・雨に対してもエルフーンの日本晴れで展開を持っていけるのでこの選出をした。
対イエッサン♂
先発 エルフーン+オオニューラorカイリュー
控え サーフゴー+イダイトウ
有利マッチ。ほとんどのイエッサン♂はトリックルームを覚えていないのでエルフーンで追い風をしてひたすら殴る。オオニューラ同士はお互いに打点がないことが多いので相手がイエッサン+オオニューラと出してきた場合こちらのオオニューラでテラスタルせず地獄突きをイエッサンに打てばタスキ以外のイエッサンであれば3対3であるもののこちらにだけ追い風が吹く有利状況に出来、タスキであっても次のターンイダイトウのウェーブタックルでオオニューラを倒せば3(+追い風)対2の有利状況に持ち込める。
対寿司コンビ
先発 エルフーン+サーフゴー
控え カイリュー+イダイトウ
微有利マッチ。とにかく相手の頭数を減らして合体を誘導し、合体したら即座にカイリューに引き追い風で上から黒い霧をする。黒い霧が合体ヘイラッシャに通った試合はすべて勝った。
対晴れパ
先発 エルフーン+カイリュー
控え オオニューラ+イダイトウ
5分マッチ。追い風してとにかくキャラパワーで殴り合う。水技の威力は半減になるがイダイトウのメインウェポンはお墓参りで基本これしか打たないので選出しても問題ない。
対積み・要塞パ(この指・フレガ・威嚇)
先発 エルフーンorサーフゴーorカイリュー
控え サーフゴーorカイリューorオオニューラ+イダイトウ
微不利マッチ。さっさとこの指役を倒し、積まれたら黒い霧でどうにかできることを祈る。
対トリパ
先発 サーフゴー+カイリュー
控え オオニューラ+ガチグマ
不利マッチ。大分無理寄りだが初手ゴールドラッシュ+スケイルショットで相手を一体倒し頑張ってまもるで凌ぐ。トリルが切れたらこっちのもの。
おわりに
今回はハバタクカミやウーラオスのような多数禁止されている状態で強いポケモンを探し、前々から目標にしていたレート1800を(ギリギリ)達成でき嬉しい気持ちでいっぱいです！年が明ければ再びレギュレーションGが始まりますし、その次に控えているであろう伝説2体ルールや禁伝・幻無制限ルールも最終2桁を目指して頑張っていこうと思います。最後に、ここまで読んでいただきありがとうございました！