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【シーズン20 ダブル最終497位】     追い風ミライランド

はじめに

皆さんはじめまして、ハバタクカミ推しです。今回はSVからポケモンを始めた新参者の自分が初めてダブルで最終3桁を達成できたので記念として構築記事を書くことにしました。
TNレグルス 最終・最高レート1789   最終497位


構築経緯

シーズン19までは必ずハバタクカミを構築に入れ対戦していたものの、一度も結果を出せていなかったので、シーズン20はハバタクカミに拘らず軸とする伝説一本で戦い続けようと思い、前期の構築記事を漁ったところ、はじめに読んだアルベガ様の構築が一番自分に合っていると感じたため、数戦レンタルを使わせていただきあまり自分好みでなかった次の点を自分なりにカスタマイズした。

①ガオガエン+ゴリランダーの並びがやはり重い
竈オーガポンは持ち物や特性で威嚇や猫騙しを無効にできず自分のプレイングではゴリランダーを倒しきれない展開があった。そのため、威嚇も猫騙しも効かずゴリランダーを軽く処理できるエンテイに変更したが、これもエンテイに素の火力がないため交代やテラスタルで簡単にいなされてしまい、微妙だった。他に両方に戦えるポケモンを探したところ、ヘドロ爆弾でゴリランダーをウドハンの反動込みで相打ちに持っていけ、ゴリランダーのテラスタルに多い炎にも弱点がつける上、電気技も無効な化身ランドロスが強そうと思い、採用した。

②追い風ザシアン・黒バドの上が取れない
構築内の最速がミライドンのS135でスカーフやパラドックスがいないため、追い風ザシアン・黒バドに対してはリキキリンでトリルを張るか耐えて反撃で倒すしかない。が、それらに毎試合リキキリンを出していては(自分のプレイングでは)勝てないし、それらの火力が高いため毎回耐えられるわけではない上、相手のエルフーンも光の壁を貼ってくるとミライドンではお手上げ状態になってしまう。それでも勝てる可能性を秘めているのがテツノカイナであるが、テツノカイナも威嚇や猫騙しが苦手なので敵を倒しきれない場面があった。そのため、テツノカイナを抜きミライドンの火力強化も出来るスカーフイーユイを採用した…が、熱風外しやザシアンとよく組むパオカイ、水テラス等であまり活躍できない場面も多かったため、もっと別のいいポケモンがいた気もするものの、とにかく元構築の4体に新規の2体を加え構築が完成した。

個別紹介

エルフーン

ほぼ元構築と同じ

調整意図
H 出来るだけ高く
D あまり
S 最速トルネロス抜き
解説
元構築と技を変える必要がなさそうだったのでボックスにいた個体の技だけ変え採用した。

イーユイ

構築一番の諸説枠

調整意図
H あまり
C 対ザシバド・ゴリランダーを意識し特化
S ウーラオス意識でぶっぱ

解説
黒バド・ザシアンに上を取れ弱点をつけるアタッカーとして採用した。活躍する場面もあったものの外しや水テラスで活躍できない時も多かったため少し微妙ではあったが特に他に入れたいポケモンも特にいなかったため最終日まで変更せず使い続けた。テラスタルはウーラオス意識の草。

化身ランドロス

ねっさのあらしをほぼ外さなかった。神。

調整意図
H あまり
C 対ゴリランダーを意識し特化
S イーユイ・ウーラオス意識でぶっぱ

解説
ガオガエン・ゴリランダーに役割を持てそうなので採用した。結果的には電気技が無効のおかげでミライドンに放電を採用でき、また元々の役割対象だけでなく大抵電気がフェアリーテラスタルのミライドン・何故かあまりテラスを切ってこないザマゼンタなどに抗え、かなり強かった。

ウーラオス(一撃)

不可視の拳最強。

調整意図
A とりあえず特化
D あまり
S 準速霊獣ランド抜き

解説
ほぼ元構築と同じ型。単体攻撃しか使えないものの不可視の拳のおかげで守る択を無視できるのが本当に強かった。対ウーラオスに関してはエルフーンとフェアリーテラスミライドンで十分強いため猫騙しを受けても光の壁込みで特殊攻撃を耐えられるようSを削りDに少し振った。またミライドンや黒バドはフェアリーテラスが多すぎるため処理をあまりウーラオスに任せない方がいい。

リキキリン

地味に仕事してた。

調整意図
ボックスにいた個体。忘れた。

解説
こいつがいないとパオカイに勝つことがほぼ不可能になってしまうので渋々テツノカイナを抜き採用した。一応トリパに対してもダブルブリザードランスを大体2.5回耐えるのでイカサマで白バドを処理してくれた。テラスを切ることは一度もなかったが普通に水の方がいいと思う。

ミライドン

エレキフィールドがあれば最強

調整意図
H あまり
C とりあえずぶっぱ
S 135族意識で最速

解説
構築の伝説枠。圧倒的なパワーとスピードがありとにかく強かった。ミライドンミラー等を考えて最速で採用したが、その分耐久を削ったせいで負けた試合よりも最速のおかげで勝った試合が多かったように思う。ドラゴン技で拘るよりはマジカルシャインで拘った方が良さそうと思ったのでランドロスが隣にいれば無償で打てる放電を採用したが、あまり打たなかったのでドラゴン技でも良かった気がする。それ以外は元構築と同じで、ミライドンのパワーを活かして戦うことができた。

選出例と立ち回り

伝説によって大まかな選出しか決めておらず、取り巻きによって臨機応変に選出を変えて対応していた。

基本選出
先発 エルフーン+ミライドン
後発 ランドロス+ウーラオス

元構築のテツノカイナがランドロスになり変わった形。やはりパワーが高いので迷ったらこの選出をする。

対ミライドン・カイオーガ(ゴリランダーなし)・テラパゴス(ゴリランダーなし)
先発 エルフーン+ミライドン
後発 ウーラオス+ランドロス

有利マッチ。ミライドンのフィールドが時間経過か一試合一度のみのゼロフォーミングでしか消されないのでミライドンの強さを存分に発揮できる。

対カイオーガ(ゴリランダーあり)
先発 エルフーン+ウーラオス
後発 ランドロス+ミライドン

微有利マッチ。とにかく相手の頭数を減らしゴリランダーを場に出させてからミライドンを出すのが重要。テラスが残ってるカイオーガに対しては草テラスケアでボルトチェンジかマジカルシャインを打っていた。

対テラパゴス(ゴリランダーあり)
先発 エルフーン+ミライドン
後発 ウーラオス+イーユイorランドロス

5分マッチ。テツノカイナがいなくなり一気にキツくなった。ミライドンよりウーラオスを守る意識で戦うことが重要。

対黒バドレックス
先発 エルフーン+イーユイ
後発 ミライドン+ランドロスorウーラオス

5分マッチ。ピッピ等で守られて瞑想を積まれると元構築と同様に苦しいのでさっさとイーユイでサポーターを倒すことが重要。

対グラードン
先発 エルフーン+イーユイ
後発 ミライドン+ランドロスorウーラオス(基本ランドロス)

5分マッチ。イーユイでグラードンを大幅に削るかテラスを切らせ、ミライドンを通す。もし熱風外しや猫騙しでイーユイが何もせず倒されてもランドロスのおかげで地面の通りが改善されているのでランドロスの仕事次第で勝てる。

対白バドレックス
先発 ミライドン+イーユイorランドロス
後発 リキキリン+ウーラオス

微不利マッチ。先発で出来るだけ相手を削り(可能なら倒し)後発でどうにか倒すしかないが、白バドはリキキリンで割とどうにかなるが、ガチグマと合わさると押し切られて負ける。

対コライドン
先発 エルフーン+ミライドン
後発 ランドロス+イーユイorウーラオス

微不利マッチ。追い風で上を取り、コライドンに炎テラスを切らせランドロスで倒す。なおニトロチャージや追い風をされるとなかなかに辛い。

対ザマゼンタ
先発 エルフーン+ランドロスorイーユイ
後発 ミライドン+ウーラオス

微不利マッチ。ランドロスかイーユイでザマゼンタにテラスを切らせミライドンとウーラオスで頑張って倒す。猫騙しをうまく使われると負ける。

対ザシアン
先発 エルフーン+イーユイorランドロス
後発 ミライドン+イーユイorランドロス

不利マッチ。ミライドンがザシアンの上を取られている上、リキキリンをザシアンは軽く処理してくるためパオカイに対応できない。相手が追い風なしかミスをすれば一分の希望はある。

おわりに

今回初めて結果を出すことができたのは嬉しく思いますが、勇気が出ずレート1800チャレンジに挑めなかったのは少し心残りだったので、次からのシーズンはレート1800を目標にしていきたいと思います。最後に、ここまで自分の拙い文章を読んでくださった皆様、構築から記事の書き方まで(勝手に)参考にさせていただいたアルベガ様、ありがとうございました!

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