配信と動画どっちが好き?
にじさんじを知るきっかけは委員長でした
皆さんがにじさんじを知ったきっかけは何だろうか。
にじさんじも4年続いているため、中には記憶していない人もいるだろう。
私はその衝撃故に未だに覚えている。
委員長のOUTLAST実況もとい「アウトなラスト」実況である。
当時筆者は『Vtuber=3D』のイメージがあった。
「こんな技術があるのか!?」と初めてVtuberに触れた時は興奮した。
なので、当時は2Dだったにじさんじライバーに興味なかった。
しかし「アウトなラスト」はずるい。
タイトルで普通のホラーゲーム実況ではないことは分かった。
中身を確認したい欲に負けて視聴し、見事に沼にハマった。
変なライブ配信(以降、配信と略す)は「アウトなラスト」だけではない。委員長の勢いは留まることを知らず、我々にエンタメを与えてくれた。
そんな月ノ美兎委員長は最近まで小休憩をしていた。
少しばかり配信活動を休んでおり、先日に復帰と称して自身のチャンネルで配信を行った。その時に今後の活動方針について触れていたのだが、興味深かったので抜粋する。
どうやら、委員長は配信と動画の二刀流で今後活動を進めるそうだ。
配信の良さについて触れているが、改めて考えると長時間の配信を視聴しているのが不思議でならない。にじさんじを知る前は動画が当たり前で30分ですら長いと感じた。今や10時間でも短いと思える時があるくらいだ。
にじさんじによって完全に脳みそを変えられてしまっている。
実は、取れ高が濃縮されている動画視聴の方が幸せなのだろうか。
今一度、脳みそを働かせ動画や配信について考えてみる。
配信と言えば『双方向性』!
『双方向性』という言葉を何度耳にしただろうか。
実際、当時動画が当たり前だったYOUTUBEに増え始めた配信の良さを分からない人に向けて説明するにはもってこいの言葉である。
『双方向性』として表現されているように、
配信の良さは、視聴者のコメントが配信内容に反映される点にあると
筆者は感じている。
質問をすれば、その場でライバーが答えてくれる。
視聴者のボケやツッコミをライバーが拾って反応してくれる。
完成された動画の視聴では体験できないことがライブ配信では得ることができる。コメントのやり取りこそライブ配信の特徴であり、良さであるならば
委員長が述べた雑談を中心に活動することは『双方向性』の面から考えても間違っていないように思える。
雑談はコメントの敷居が高い?
ただ、ネットで面白いアンケート結果を見つけた。
MUFGさんにて、ライブ配信で視聴しているジャンルのアンケートを行っていた。
その結果、一番多いのは『ゲーム実況』次いで『音楽』である。
『雑談』は3位だった。
コメントを拾う機会が多い雑談だが、コメントを拾うためには拾うコメントをリスナーが打つ必要がある。
しかし、我々にうまく『雑談』ができるものだろうか。
雑談は自由度が高すぎて何をコメントすればよいのか分からない時がある。
逆に、ゲーム実況は『好きなキャラ』『ゲームのコツ』、
音楽(歌配信)ならば『歌のリクエスト』をコメントすれば良いのだ。
なんとコメントしやすいことか。
『雑談』はコメントが拾われやすいが、コメントのしやすさとしては共通の話題ができる他ジャンルの方がメリットがあるように思える。
もし、配信ジャンル別にコメントのしやすさと拾われやすさをグラフに書き起こすなら上図になるだろう。
そう考えると比較的コメントが拾われやすて共通の話題があるゲーム配信が人気なのは納得がいく。
ゲーム配信のリスク
『双方向性』だけを見れば「ゲーム配信いいじゃん!」となる。
しかし、待って欲しい。
ゲーム配信には『ネタばれ』という大きな落とし穴があるのだ。
例えば、にじさんじライバーの社築はストーリーのネタばれを避けるために普段しない動画投稿をニーアオートマタ実況で行った。
ゲームにも多くのジャンルがある。
対人戦ゲームならネタばれを恐れることはないのだが、委員長はストーリーがあるゲームをメインでやることになるのではないだろうか。
ゲーム配信は『双方向性』とは別に大切にすべき事柄があると考える。
実際、ストーリーがあるゲームに期待するのは新鮮なリアクションだろう。
『双方向性』があるからゲームは配信でやろう!と素直に受け取らず、
ゲームに応じて『動画』『配信』を分けるのが理想かもしれない
類は友も呼ぶし、リスナーも呼ぶ
ゲームにしろ雑談にしろ、やってくれている配信者は大勢いる。
では、我々はその中でどのように視聴する配信を選ぶのだろうか。
最初に『雑談』は自由度が高すぎてコメントし難いと述べたが、
その自由度は配信主の趣味範囲に収まることだろう。
つまり、趣味や話が合えば雑談の自由度を苦にすることはない。
自由度が問題なければ『コメントのしやすさ』は劇的に大きくなる。
そこに『拾いやすさ』を望むならば『雑談』だとなお嬉しいことだろう。
きっと我々は広大なネットから話や趣味がある配信者を探しているのだ。
もし見つけたならばその配信者は他では得られない『双方向性』を与えてくれるに違いない。
筆者が長時間の配信を苦とも思わないのは、
ただ単に趣味や話が合うライバーに出会えたのだと思う。
最後に
配信の良さは何も『双方向性』だけではないと思う。
動画のメリットには編集できる点があると思うが、
筆者は編集される「ぐだり」も見れることが配信の良いところだと考える。
配信上のミスだって配信者の成長に繋がればそれはエンタメだ。
こんな生のストーリーは動画では味わえない。
『双方向性』があるから配信を好きになったのはもちろんだが、
筆者は配信にストーリー性を感じているから好きなのかもしれない。
ただ『取れ高』を突き詰めたエンタメだって筆者は好物だ。
より良いエンタメの為に動画投稿が増えるのは賛成したい。
委員長が掲げる新しい活動方針が、委員長のストーリーに新しい可能性を与えてくれることを祈りつつ、筆者はにじさんじフェスを楽しむこととする。
ここまで読んで頂きありがとう!
それでは皆さん!良きにじさんじライフを!