「【人にやさしい組織マネジメント(M30)】 コミュニケーション不全はなぜ起きるか」に参加してきました

表記イベントに参加してきたので、感想を記載します。

内容

 てらひでさんから、コミュニケーション不全はなぜ起きるかというテーマで話をしてくれました。ご本人の過去の経験等の話があり、その後のコミュニケーション不全の話だったのですが、最初の話からだいぶ引き込まれました。コミュニケーション不全の事例と対策案としては下記のような話をしてくれました。
 M3.0のコミュニティなので対策はM3.0中心に書いたとのことでした。こう見るとM3.0がコミュニケーションを大事に考えている事がとても伝わりました。

コミュニケーション不全の例

障害
例:言葉の壁、スピーカーとマイクトラブル、カメラなし

量が足りない
例:話しかけない、話しかけられない
※質より量

関係性の希薄
例:車の運転で性格が変わる人(パーソナルスペースを侵害されていると感じる)
※ラポールが重要:相互を信頼し合い、安心して自由に振舞ったり感情の交流を行える関係

価値観の相違
例:ジェンダーの差、ジェネレーションの差、せっかち/のんびり

認知のギャップ
例:思い込み、バイアス、コンテキストの不一致

期待値のギャップ
例:相手の期待と自分の期待の不一致

カイゼンのアイデア

障害を軽減する
・翻訳ツールやスピーカー、マイク冗長化、カメラを使うなど
量を増やす
・M3.0のImprovement Dialogue等会話のきっかけを使いながら話す量を増やす
自分を知る、相手を知る
・M3.0だとMoving MotivatorsやKUDO、Niko-Niko Calendar、Personal Map等が活用できる
期待値合わせ
・M3.0だとDelegation Poker、Team Competency Matrix、Team Decision Matrixなどで合わす
実験と学び
・M3.0のCelebration Grid
伝え方のカイゼン
M3.0のFeedback Wrap,Happiness Door
・下記本も参考になる情報が多いとのこと

継続的なカイゼン
・Reflectionふりかえり


感想

 エピソードの話やその後の解説の話を聞く中で、やはりコミュニケーションは難しいなぁと改めて感じるとともに、そうであれば意識はしつつもやはり量を増やすという対策が個人的には重要かなと感じました。
 量/質という意味でM3.0のツールは確かに使えると思うので、引き続き使いたいなと思いました。デリゲーションポーカーなども3ヵ月前にやりっぱなしになっているので、また改めてやろうと思います。
 ありがとうございました。



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