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スクフェス大阪2023(鳥取トラック)の動画を見ました。
表記イベントの動画を見ましたので、感想を記載します。
デザイナーの帽子をかぶりながら、チームとの関わり方を考えつづけている話
freeeのひろみつさんからの講演でした。
スクラムで開発者とデザイナーの間で出てくる壁についてどのように対応していくかという話でした。単に正しい(と思われる)事をやるわけでなく、チームの状態に合わせてちょっとずつ施策を打ちながらプロダクトにチームでむきあっていくという話でした。「作業をもくもく配信」「スプリントレビューでユーザーテスト」「同じ本を読んでみる」「リリース後の様子を見に行く」とちょっとずつチームがプロダクトに向き合っていく感じがとても良かったです。
自分の仕事を知ってもらう事が大事で、デザイナーのひろみつさんからデザインが得意なひろみつさんになる。というのがとても響きました。
田舎で17.5年スクラムやってもままならないから面白いんじゃん
ちんもさんからの講演でした。
・アジャイルのボーナス対応の終了。ただ、宇宙から見たら大したことではない。
・大企業では役員が良く交代するので、whyを磨いていく
・JTCの偉い人はぎちぎちパワポ見慣れているのでシンプルな説明をする。また、なぜ自分たちが、企業全体の成功に貢献するのか話せるようにしておいて、偉い人にアピールできるように準備することが大事
・長期間存続するものにアプローチする(プロダクトと普通の社員はまぁなくならない)⇒普通の社員と助け合ってプロダクト開発に貢献する
・新規事業は基本失敗するので、失敗しても組織に貢献するものを重視する
(経験、学び、チームの質を上げる)
・潜在顧客を確保するために:自分たちで会社の事を調べてみた。どんな案件があって、アジャイルの案件がどのくらいあって、支援必要な件数はどのくらいあるのか?調べていくといろんな人と出会い、自分の会社のドメインに深い理解が出来る。どんな話をしているかを知ると事業ドメインに入るきっかけができる
チームにノリをもたらした時にいた「二人目に踊る人」の共通点
KDDIアジャイル開発センターのpiyo.akajimaさんからの講演でした。
見ている人が勇気が出て楽しくなるようなとても良い講演でした。2番目に踊る人がスクラムマスターの要素、サーバントリーダーシップを持っているという事をご自身の経験や実際に該当する人にインタビューして発表いただきました。
また、ラーニングアウトカムの「2人目に踊る人について思いを巡らせられる」というのがとても良いと思いました。
受託会社のマネージャーから見た社内メンバーのスクラムについての疑問や悩み
株式会社Lの渡辺さんからの講演でした。
受託開発をやっているマネージャーとして、お客様側からスクラムイベントに対して、もっとメンバーに積極的に対応してほしいと言った要望を受ける中での悩みについて相談するという内容でした。同じく受託開発している身としては分かるなーという内容でした。
スクラムの考えを用いてなぜ開発し続けるのか、その先の話
freeeの宗田さんからの講演でした。
最初はうまくいかなかったスクラム運営について、レトロスペクティブからの意見に取り組んで、スキルアップや技術スタックの見直し等積極的に取り組んでカイゼンを進めていった。スクラムは「現状を把握しながら判断して進める」という所が良いという話でした。『採用したりやめたりし続けている』というキーワードが良かったです。
鳥取県人会
鳥取にゆかりのあるメンバーでのフリーディスカッションでした。
皆で鳥取トラックの講演内容について緩く話しながら最後のトラック紹介を作り上げていくという内容でした。雰囲気が良いなーと思いました。
感想
県人会みたいなのはいいなぁと思って緩く見てました。個人的には自社の状況と被るちんもさんの話がキーノートの太田さんの内容とも被る所がありとても響きました。偉い人に話せるようにもっと準備したいと思います。(ちんもさんのは、金沢トラックなかったので、録画でなく、ライブでみてました)
ありがとうございました。