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「Object-Orinted Conference2024」に参加してきました
表記イベントに参加してきたので感想を記載します。
残念ながら家族の都合で午前中だけの参加でした。運営の方がすごいしっかりしていて、またノベルティも充実していて驚きました。(ラメ入りの冊子がスゴイ!!!)
オブジェクト指向のリ・オリエンテーション ~歴史を振り返り、AI時代に向きなおる
豆蔵の羽生田さんの基調講演でした。オブジェクト指向の入門という形で歴史から説明してくれました。大学に合っている内容でした。私にはちょっと難しかったので、もうちょっと勉強して、またもっと理解できるようになってから聞きたいです。
・70年代は構造化、80年代はCASEツール、90年に入るとオブジェクト指向、2000年代はアジャイルというのがざっくりオブジェクト指向の歴史だが、日本は上記に比べ10年くらいずつ遅れている
・アランケイの3つのメッセージ
‐メッセージによって抽象化。処理を可能な限り遅らせる
-ダイナブックという考え方(自由にお互いに教えながら学習し発信する)
-未来を予測する方法は自分達の手で造る事
・データでも機能でもなく、マトリクスで捉える。データと機能を縦横のマトリクスで表現した際に、 列と行が合わさった部分(真ん中)にできるだけ意味のある状態にする。 これが抽象データ型でありオブジェクト。
・OOPの5段階(4段階目以降が重要。また、それまでちゃんとできていない5段階目のDDDに意味はない)
しびれる段階論、早く先に進みたい… #ooc_2024 pic.twitter.com/nytdqcMQoq
— こぎそ / Algomatic CoS (@kgsi) March 24, 2024
未知の世界に向き合うとき
まずは大事な/気になること(Object)をポンとおいてみる
そいつに、いい名前をつけてやろう(Avstraction)
そして、そいつに希望を伝えて(Message)
動くところを想像してみよう
そのオブジェクトの裏で何がどう動くかはこれから考えればよい
そのオブジェクトの目的を理解して現場・現物で学び考えよう
それは、新しいサービス、そして未来を創造するということである
⇒上記ポエムがとても響いた。
生成AIの不確実性と向き合うためのオブジェクト指向設計
Algomaticのスポンサーセッションでした。生成AIでのサービス検討とオブジェクト指向設計の内容について説明いただきました。
特に下記AAAAモデルが良かったです。
Automation:タスクを自動化するAI
Advice:ユーザのタスクを評価するAI
Augment:ユーザの能力を強化するAI
Agent:タスクを代行するAI
感想
大学でのカンファレンス参加は初めてでしたが、大学ってやっぱり話聞きやすい形になっているなぁと思いました。とても楽しかった。今年は家族の用事で午前中だけの参加になりましたが、次は1日参加したいです。
運営の方々、スポンサーの方々もとても丁寧で非常に良いイベントでした。ありがとうございました。