「Developers Summit2024」に参加してきました(DAY1)
デブサミ2024に参加してきたので、感想を記載します。
羽田空港は家から近いので、自転車で行ったのですが、羽田空港自体が広大で迷ってしまいました。疲れた・・・。さて、講演内容の感想です。
地方自治体防災DX最前線~なぜあなたの街の防災DXは進まないのか~
デロイトのkyonさんと山田さんからの防災DXの紹介及び対談でした。山田さんは実際に経済産業省で防災に携わっていたため、リアルな現場の話が聞けて楽しかったです。災害というと公助(政府の補助)をイメージしていましたが、避難所自体も(市町村にもよりますが)、住民の10%くらいしかフォロー出来ない為、自助、共助(自分や周りの人を助ける)というサポートが重要とのことでした。そういったサポートに使えるアプリも出ているようなので見てみよう。
普段考えないという意味で私が関連している保険の仕事とも同じところがあるので、話を聞きながら色々妄想していました。ありがとうございました。
レガシーモダナイゼーションに効く!オススメのモダン化手法3選
レッドハットの暮林さんからの講演でした。レガシーモダナイゼーションを考える時のポイントについて解説いただきました。まず「戦略的ドメイン駆動設計」から始めて、システムではなくサービスを軸に考えることが重要。また重要な特定部分から順に始めていく事が大事といった内容でした。非常にわかりやすく納得感のある説明でした。
7年間1000件の障害事例からわかった、障害対応の改善ポイント~協同で変えるシステム障害対応とは?~
NTTデータの野村さんの講演でした。講演自体慣れているなーと感じで、安定した内容でした。システム障害の損失は5兆円とのことで障害対応をカイゼンするメリットは大きいとのことで、
・システム視点ではなく、サービス視点
・事象ではなくアクション
・情報の量ではなく情報の質(障害時は不必要な情報を集めすぎる傾向がある)
といった考え方を教えていただきました。また、気になったTipsとして、「大規模なシステム障害の定義と関連組織だけ決定しておく(障害の定義に迷ってしまう)」というのはとても良い考え方と思いました。最後に、『開発チームとユーザー企業が助け合いながらシステム障害にあたりたい!』と締めくくっていたのが印象的でした。
ゼロから大規模アジャイル組織への進化~推進者が語る立ち上げ背景と開発生産性~
Findyの佐藤さんがモデレーターで、KAGの岡澤さんから講演でした。KAGの立ち上げから今までの良かった事や問題点について説明いただきました。スクラムマスターのマインドセットが大事とおっしゃっていましたが、まさに、そういった考え方を大事にしているなーといった施策の進め方でした。途中で、「スクラムマスターもしくはそういった業務をしている方はどのくらいいますか?」と手を挙げるコーナーがあったのですが、ほとんど手が上がらず、普段アジャイルカンファレンスに入り浸っている身としては逆に驚きでした。
・勉強会や一律研修は、組織が大きくなってくると上手く行かなかったので、コミュニティ運営を重視
・チームローテーションさせてたけど、上手く行かず、一定固定しに行く。
・人事や採用へのエンジニアの関与は重要だが大変だった
・1人で複数案件を持たせないようマネージャーが頑張って調整しないといけない
・オープンマインド、ダイバシティ、心理的安全性といったマインドセットやゴールをしっかり共有することを意識(=スクラムマスター似た感覚を持っている)
・生産性も重要だが、特に見える化が重要。たとえば、ベロシティを生産性とだけ捉えると誤った方向性になるケースもあるが、チームで「見える化できている」と捉えて使っていく事に価値がある
・生産性の元として、価値がベースは前提
・チームで進めていく事が重要
感想
今日は仕事の関係で講演もあまり見れず、またスポンサーブースもあんまり見れませんでした。明日も色々埋まってますが明日は楽しもう!!
また、明日はいよいよチームメンバーの登壇があるのでとても楽しみです。今日はありがとうございました。
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