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読書メモ「ぼくのアジャイル100本ノック」

表記本を読んだので感想を記載します。

 アジャイルに関連するオムニバス形式の本でたくさんの人が執筆しています。アジャイルの初心者の視点の記事から、アジャイルの失敗談、NVC、組織アジャイル、コミュニティまで幅広い内容が詰まっていて読んでいて楽しいし、勇気ももらえる本でした。また、企画があったら私も書いてみたいと思いました。

気になったところ

何かを伝える、受け取る前に、自分たちの内面に何があるかを読み解くことができていないと、その奥にあるニーズを満たすことができません。

11章 アジャイル開発者のためのNVC

⇒NVC(非暴力コミュニケーション)についての内容になります。まだNVCの本も途中までしか読んでないので、しっかり読みたいと思いました。

やらなくても良いことを最大化する技術が不可欠です

12章 アジャイルではリカバリーってどうやるの?

⇒アジャイルの宣言の訳ですが、面白い訳だなーと思いました。

3‐4時間集中してプログラミングしたら、契約分の成果を上げるチームだ。あとは学びを深めたり、他者を助けたり、雑談しているのが理想だ。継続していけば、そのうち、少々要領が良いくらいのエンジニアでは追いつけないレベルの実力とチームワークがあるチームになると信じてやっている

17章 アジャイルな案件を受託する組織職の一事例

⇒とても良いなーと思いました。こういった気持ちで組織を進めていきたいと私も思います。

とある人に「アジャイルとか言っている奴は全員詐欺師だと思う」と言われたことがあります

27章 アジャイルの実践で気を付けたいソフトスキル

⇒アジャイルのキーワードでひどい目にあったり、嫌な思いをした人も少なからずいる。そんな時はアジャイルのキーワードは使わずに進めるといった事例で紹介いただいた内容です。たしかに。。。

文化人類学という学問は、他人とコミュニケーションをとる上で必要な思考の幅を大きく広げてくれました

41章 アジャイル、文化人類学、アリスター博士と出会って

⇒文化人類学はアジャイル学び始めてから何回も出てくるキーワードなので、気になってます。ちょっとずつ勉強していきたい。

「アジャイル疲れかな?」と感じた時には、ちょっと距離感を見直してみようかな~って考えることで、上手くバランスをとるように心がけています。

54章 アジャイルとゆる~く向き合う

⇒こういったブログ的な個人の想い(でもブログよりまとまっているものが多い)が見れるのがこの本のとても良い所だなと思いました。バランス大事だなと思います。

結局のところ、会社の変革はその会社の社員でしか成し遂げられないのです。外部のコンサルタントに推進を任せるのではなく、手綱はちゃんと社員が握り進めていくのがとても重要です。

70章 大企業でアジャイルって難しい?

⇒コンサルタントさんの経験談からのメッセージでした。自分にとっては、とても響く内容でした。

感想

この本は近所でやってた同人技術書展で買うことができました。本はかなりの厚さでしたが、とても読みやすく非常に良い本だったと思います。またこういう企画があれば読者としても楽しみですし、本も書いてみたいと思いました。ありがとうございました。

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