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RSGT2024 DAY3に参加してきました

 表記イベントに参加してきたので感想を記載します。OSTと狩野先生のクロージングノートでした。
 ちなみに前日の記事はコチラです。


OST


1.RSGTに参加した後、持ち帰ってどうするか?
・RSGTの後、チームに変化をもたらすためにはどうしたらよいか?ということを話し合いました。私もこのOSTネタを出しましたが、ハゲワシさん、豚さんも似たようなテーマを挙げていて3人でホストをやりました。お話できてよかったです。
 10名くらいの人がいましたが、RSGTに会社のメンバーと来た人と、1人で来た人と3:1くらいで意外と会社のメンバーできている人が多かったです。ただ、会社で来ているメンバーも今年から来たという人が多く、今年は会社メンバーとの参加がブームなようでした。

 どうしたら複数メンバーで行きやすいか?RSGT後の変容ができるか?といった事をディスカッションしました。
「RSGTの視聴会をやる → 視聴した中で何らか試せるアイデアを試行する → 結果をブログや発表等、社内外にアピールする」みたいな事ができるといいのでは?と盛り上がりました。

2.発表への質問怖い、OSTだすの怖い、でも勇気だしたい
 えろこさんのHOSTで発表の際に質問するのが怖いといった話をしました。質問の内容が適切か?ということが気になり、質問しても怖いといった意見があり、わかりみが強かったです。なので、質問者以外の人がdiscord等で質問に対してハードルを下げたり、質問してくれたことへの感謝を示すことが大事と話しました。
 確かに質問があった時にdiscordで質問に対する見解がやり取りされて、そのことで質問者が適切な質問ではなかったと凹む事があるというのは分かる気がします。またそういった中で質問者は強者という雰囲気が創られている気がします。
 でも、質問してくれる人は発表者にとってはどんな質問でも嬉しいですし、質問がある事で発表やディスカッションは盛り上がるので質問の良い悪いはなく、質問を提供してくれたことに対して、もっと皆で称賛する文化の方が良いなとそういった態度をとりたいと思いました。
 また、この事は普段の仕事でも大事な心の持ちようだなと感じます。とてもよいOSTでした。


3.情報保障の準備はどうだったか?
 恥ずかしながら「情報保障」について全然知らなかったのですが、今回のRSGTでは聴覚障がい者に対して手話や文字起こし等のサポートをしています。そういった情報保障について実際の聴覚障がい者の方としてどうだったかということをディスカッションするOSTでした。こちらは聴いていただけのセッションでしたが、非常に良かったです。
 聴覚障がい者の方が嬉しいサポートとして、例えば話す内容を付箋に書いて見える化したり話す人が手を挙げて話すことを表明したりと、そういった事が嬉しいといった意見を聞けました。
 ただ、こういったサポートは障がい者の為だけの配慮ではなく、集団で効果的に議論するための配慮だと思います。こういった自分と異なる方への配慮について意識を持つことは、通常の仕事をうまく進めるために大事だと強く感じましたし、こういった自分が普段見ようとしないアンテナを意識することは重要と思いました。


クロージングキーノート

 狩野モデルの狩野生成の講演でした。魅力的品質が大事だが、魅力的品質はライフサイクルの変化で当たり前品質に変わってしまう。魅力品質だとわかってそれの改善に力を入れても現代では時すでに遅しになる事が多く、むしろ斬新な品質視点は最初は無関心品質や逆品質となりえる。そういった事に投資することが重要というお話でした。
 また、狩野モデルの話以外も非常に面白く、『計画的偶発性理論』を地で行くキャリアだなと感じました。品質の定義を哲学(アリストテレス)から持ってくることで狩野モデルを出していったというのは驚きでした。漢字や単語の成り立ち等物事の成り立ちや意味に関心が強いのも、納得です。ご自身の事をエンジニア(エンジニアリングする人)とおっしゃっていてエンジニアとして参考にする視点も多く、非常に楽しいクロージングキーノートでした。

その他

 ギャザリングとしては、1日目に登壇されたリサさんとお話しできたのが良かったです。大手SIerでのお客様システムの事例は多いはずなのですが、実際に発表される事例としては貴重で、そういった事を推進したリサさんはとてもすごいと思います。また金融アジャイルミートアップ等で出会えると嬉しいです。
 夜は仕事と連日飲んでいる関係で出席できませんでしたが、また1年間色々な場所で持続可能なギャザリングを楽しみたいと思います。

 運営の方々、3日間とても良い経験を演出いただき本当にありがとうございました。運営の方々の動きを見ているだけでも、自己組織化のコツのような学びが感じられるものでした。読んでいただきありがとうございました。

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