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「XP実行計画 会読会 第6回」に参加してきました。

こちらのイベントに参加してきましたので、感想を記載します。

本日は「12章 見積り」と「13章ストーリーの順序」でした。

12章見積り

・この章は昨日の天気を用いた見積りとイテレーション毎に実施できる量は同じといった考えでの見積り、対応していくやり方と、「理想時間」の考えを解説していましたが、実際のPJTでの状況との乖離もあると感じており、メンバーでどのように見積もっているか議論しました。

  • 見積った時間と実際に測った時間を測っている。ただし、4時間と見積もったタスクについて実績3時間となったとしても、実際は4時間以上はかかっている (細かい時間が色々取られるから、実際測るのは難しい)。

  • JIRA等に記載した実時間とタスクの完了が合っていない。
     ⇒タスクの理想時間についての測定は難しい。タスク化しづらい割り込み?も含めて実際の時間と理想時間の感覚を管理して見積もっていく

  • 見積精度が向上するというのは、数字の当てっこに上手くなるというより、上手く分割ができるようになる、ということなのかもしれない

みたいな意見が出ました。またFP法の見積りや想定されるコードの総数からの見積り等、ウォーターフォール?時代の見積りについの問題点を皆で議論しました。

13章ストーリーの順序

本書では「ストーリー聞の順序は、通常必要ない。 好きな順序に構築することができる 。誰かが順序の制約を作り上げるたびに、それを打ち倒すことだ 。」とストーリー間の依存に対してかなり強く行っています。
  INVESTなど、良いストーリーの作り方を知識としては知っていても、結局、依存のあるストーリーばかりになっており、それも仕方ないかなと思いってましたが、このくらい強い気持ちで対応した方が良いかもと意見が出ました。

「作り直し」について議論しました。「作り直し」について手戻りと捉えるか学び捉えるかで作り直しが許容できるか否かではないかと議論しました。


感想

個人的にはINVESTともっと向き直らないといけないと感じました。ストーリーに関してその意識が薄いのでうまくいっていない所があるなと顧みることができました。

またこの本自体がアジャイルのわりと初期だったこともあり、内容自体も過激で成長過程な内容だと思うのですが、そのこともあって、読書会での質問・意見から色々考えることができました。
ありがとうございました。


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